宇宙零年 (ハヤカワ文庫 SF 305 宇宙都市 1)

著者 : ジェイムズ・ブリッシュ 浅倉久志

• 早川書房 (1978年8月1日発売)

感想・レビュー・書評

[yuyamamさんの感想 · 2011年12月17日]

人類の外宇宙への進出を可能にする、「反重力」および「抗老化薬」の二つの技術の開発を、それを黒幕として推し進めんとする政治家、計画に偶然巻き込まれることとなった軍人、そして現場の実験主任者の三者の視点から描く。
登場人物が何のために働いているのか最後まで明らかにされず、結末では驚かされた。あとで考えればタイトルやシリーズ名がネタバレであったがすっかり忘れていた。
宇宙進出の基幹技術の開発を描いたSF作品はあまりなく、その意味でも興味深い作品である。

[大分読書コミュニティBunDokuさんの感想 · 2019年3月18日]

2019年2月27日に紹介されました！