時の凱歌 宇宙都市 (4) (ハヤカワ文庫SF 322)

  • 早川書房 (1978年11月21日発売)
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Amazon.co.jp ・本 / ISBN・EAN: 9784150103224

みんなの感想まとめ

テーマは、閉鎖空間での人間関係や世代間の断絶、さらには老いと不死についての深い考察です。宇宙都市シリーズの第3弾では、資源の枯渇やエンジントラブルといった困難に直面するニューヨーク市が描かれ、植民地化...

感想・レビュー・書評

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  • 原書の刊行順に読む宇宙都市シリーズ第3弾。文庫での宇宙都市シリーズ番号は4。
    刊行順に読んでいくと、謎の設定部分へも徐々に触れられてきていて興味深いです。ある意味閉鎖空間となった渡り鳥都市はどのように発展させていくのか?どのように人材交流していくのか?
    マゼラン星雲にまで到達したニューヨーク市は資源の枯渇やエンジントラブルもあり、ある惑星へ直陸。二度と宇宙へは飛び立てなくなる(ぇえっ!)。植民地化していくなかでの新世代と宇宙を渡り歩いた旧世代の断絶が描かれます。そんな中、反物質宇宙との衝突の危機が・・・米国作家とは思えないこのシニカルなストーリー。老いと不死は別物だとする考察は全くもってその通りかと思います。老老介護の問題を見るにつけ、ただ長生きしているだけで良しとはならないだろうと思ってしまいます。生き続けるには自らの覚悟が必要と感じる今日この頃。この作品が面白いかといわれれば面白くはない。けれどもとても印象深い。ツッコミも含めて自分の想像力を刺激したり考えさせられる何かをもったシリーズだと感じる。無駄にだらだら続けない潔さよ。パンチ力あるなぁ。

  • その終わり方は・・  
    表紙   6点鶴田 一郎
    展開   6点1970年著作
    文章   5点
    内容 630点
    合計 647点

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