闇の聖母 (ハヤカワ文庫 SF 361)

制作 : 深町 眞理子 
  • 早川書房
3.50
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本棚登録 : 32
レビュー : 3
  • Amazon.co.jp ・本 (291ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784150103613

感想・レビュー・書評

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  • 図書館で何度も借りて繰り返し読んだ本です。
    深町真理子さんの翻訳も秀逸で、ミステリアスな
    世界が知的に魅力的に展開します。
    いま手に入らないのが惜しまれます。

  • クラーク・アシュトン・スミスや、アンブローズ・ビアス、ジャック・ロンドンなどの名前に反応してしまう人は、ちょっと手に取りたくなる本かもしれない。ただ主役は彼らではなく、彼らが関わった(そのために死ぬことになった?)ある人物と、その呪いに巻き込まれてしまった男の話である。
    呪いの仕掛けはなかなか壮大なのだが、現代で影響を受けるのがほぼ1人であるせいか、読み終わってみれば微妙に小粒な気もしないではない。それでも後半になって明かされていく真実や、クライマックスのシーンなど、脳裏で映像を思い浮かべながら読むととても楽しめた。

  • 1900年代、カリフォルニアを中心に興ったオカルティズムや
    その頃活躍した怪奇小説作家がきら星のごとくちりばめられた、
    ロサンジェルス版帝都物語とでも言うべき作品。
    ラブクラフトの名前があがるのは当然としても、アレイスター・
    クロウリーまで登場するのには正直驚いた。当時のことをあれこれ
    勉強してからもう一度読むとなお面白いかも知れない。

    ロスという都市と様々登場する本こそが主役の、他に類を見ない
    世界幻想文学大賞受賞作品。

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