ファウンデーション ―銀河帝国興亡史〈1〉 (ハヤカワ文庫SF)

  • 早川書房
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本棚登録 : 1154
感想 : 78
  • Amazon.co.jp ・本 (355ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784150105556

感想・レビュー・書評

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  • 中学生のころはまり、数学・心理学・統計学の専門家になりたいと進路をまじめに考えたことを思い出す。
    全編読んだあとに再読すると隠された謎など考えながら読めて改めて面白い。

  • 昔のSF
    心理歴史学者が銀河帝国の滅亡を予言することから始まる。
    ハリ・セルダンの先見の明がすごい。
    人と時がどんどん変わっていく、昔の翻訳だからかなー、少し読みづらかった。
    心理歴史学の内容がおもしろかった。実際にこんな学問があったらおもしろいのに!

  • SFではレジェンド的存在という事で読んでみましたが、非常に面白かったです。前世代の革新的成功が、次世代の打破すべき課題となる。盛者必衰のことわりを楽しみながら、実感できる本です。

  • SFに興味を持ち,ネットで評判のいいコレを初めてのSF小説としてよんでみた.
    序盤はうさんくさい確率の話しがでてきて,ちょっと期待はずれだったのだけど(もっとしっかりした技術バックグラウンドのある話しを期待していた),小説として面白かったので一気に読んでしまった.

    私の期待していたSF要素(未来的な道具や景色描写)は,この第一巻では文明レベルが逆行するため,あまり強くないが,きっとvs帝国では未来な技術がいっぱいでてくるのだろうと期待.

  • 【静大OPACへのリンクはこちら】
    https://opac.lib.shizuoka.ac.jp/opacid/BA88401305

  • 23冊目

    心理歴史学が予想した銀河帝国滅亡。その後の暗黒時代を短縮するための対策は百科事典を編纂するファウンデーション(財団)の設立。「百科事典の編纂で帝国が救えるの?」って思いますが、真意は民衆にも我々読者にも明かされないのです。まさに三体の面識者計画。

    財団の教えは宗教となり、布教により近隣の惑星都市を支配します。やがて経済の力が強まると宗教の力が弱くなり、商人が影響力を強め貿易によって支配力を拡大させていきます。

    地球人による世界の運営が続く限り、世界史でみられた歴史の興亡は宇宙に出ても繰りかえされるのでしょう

  • 資源の乏しいターミナスが小型技術と貿易により、古めかしい巨大技術と軍事力を持つコレルに勝利するくだりが面白い。読んでる時はアメリカから見た日本への危機意識の表れとして書かれたのだと想像したが、1940年代に書かれた小説のため当然そんなはずはない。
    異なる文明の衝突を俯瞰的に捉えた、未来予知的な視点に驚いた。

  • セルダンのファンデーション設立といくつかのセルダン危機を乗り越えるまで。今読み返すとあらためて最初のガールくん何だったのってなる

  • このシリーズは初読だが、この巻は表紙と中身がまったく別物で戸惑った。作中の時代が説明なしに飛ぶため話の筋が追いにくく、登場人物も誰が誰だかよく分からず、結局最後まで入り込めなかった。政治的な駆け引きや策略がメインだと分かった上で一気に読めばまた違ったのかな。翻訳がちょっと古めかしい印象(「おどろきもものき!」は2021年の今読むとさすがに…)。次巻は読まないかも。

  • 名作ということですが、それなりにという感じ。三部作の中では一番面白かったかな

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著者プロフィール

Isaac Asimov (1920―1992 )。アメリカの作家、生化学者。著書に『われはロボット』『ファウンデーション』『黒後家蜘蛛の会』等のSF,ミステリーのほか、『化学の歴史』『宇宙の測り方』等の科学啓蒙書やエッセイが多数ある。

「2014年 『生物学の歴史』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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