ブラッド・ミュージック (ハヤカワ文庫SF)

  • 早川書房
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本棚登録 : 460
レビュー : 40
  • Amazon.co.jp ・本 (464ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784150107086

感想・レビュー・書評

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  • 去年話題を呼んだ「ジェノサイド」など「人類という種」の未来を語る小説は今でこそ珍しく無くなったが、その元祖はといえばクラークの「幼年期の終わり」ということになるだろう。
    初めて読んだとき、あまりのスケールの大きさに僕らは驚愕したものだった。
    そして、その驚愕を全く新しい形で、よりリアルに、より実感を伴って上書きしたのが、「ブラッド・ミュージック」なのだ。
    だが、新しい驚愕は「幼年期の終わり」ほど能天気な希望に満ちてはいない。苦い味を伴った究極の問いを読者に投げかけてくる。「進化を受け入れるか、否か、あなたならどうする?」と。

  • パニックホラーSFファンタジー小説でした!
    想像を要するラストでしたが、読後に謎の感動が…

    ヌーサイトについて全て説明がある訳でなし、登場人物たちの結末も描かれないのですが、ファンタジーとしてとても面白かったです。

  • そして人類は、ミクロの彼岸へと旅立つ。

    人類の変容を壮大なビジョンで描き切ったSF、という点で、クラーク「幼年期の終わり」と同一テーマに属する作品。

    ただし、圧倒的なスケール感で拡散しまくる「幼年期の終わり」に比べ、こちらで提示されるビジョンは徹底的に内向きかつグロテスク。最終章で示される「救い」の気色悪さは特筆モノ。
    人類にとってあまり嬉しくない結末である点はこちらも「幼年期の終わり」も一緒だけど、まだ「幼年期の終わり」の方が前向きなパワーがあると鴨は思いたいです。
    2作並べてオールタイム・ベスト級の作品ではないかと。

  • 北アメリカで起きたかなり物質的な(後半は精神的な)人類補完計画。てか元ネタこれ説もみかけた。
    序盤にヴァージルを殺しちゃった理由がいまいちつかみかねる。あの時点ではヌーサイトの脅威がどの程度のものか判明していないので、もったいなくないか?と。むしろその未知への危機感からなのかな。
    ヌーサイトが敵対存在になっている感覚がとても抑えられていて、この手の話につきものなぞわぞわする恐怖感を楽しむわけでなく「なんか幸福そうだな…」と事の顛末を眺めてしまった。
    ラストは救いがあると感じるかそれは騙されてる終わったんだと感じるかは読み手次第なんだろーなと。
    タイトルがおっしゃれで好きだなー。

  • 「80年代の幼年期の終わり」という触れ込みもあり、期待値が上がってしまった。「幼年期の終わり」の方が好きかな。けど想像もつかない世界が展開。細胞全てが意識、知識を持つなんて!ゾクゾクするな。

  • これはマスターピース。面白かった。たぶん今読むといろいろとヴィジュアル面で想像しやすいのではないだろうか。

  • 最初は、興味津々のバイオ話、途中は怖い話、最後はなんだかつかみどころのない話だった。
    感染症の恐ろしさに思いを馳せるとともに、想像力が追いつかない自分がちょっと情けない感じ。
    ダブルクラウンの本だが、若干読みにくかった。

  • 古書購入

  • 【要約】


    【ノート】

  • ブラッド・ミュージック (ハヤカワ文庫SF)

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