もし星が神ならば (ハヤカワ文庫 SF ヘ 6-1)

  • 早川書房
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感想 : 5
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  • Amazon.co.jp ・本 (365ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784150108021

作品紹介・あらすじ

2017年、太陽系に突如として、巨大な恒星間宇宙船が飛来した。人類の長年の夢だった地球外知性との交流が、ついに幕を開けたのだ!異星テクノロジーを入手すれば、銀河系へ雄飛することも不可能ではない。かくして、火星探検で勇名をはせ、今は天文学界の重鎮となっているブラッドリイ・レナルズが、公式使節として異星船に赴いた。だがキリンに似た異星人はテクノロジーについては口をつぐみ、ただ太陽に関する情報が欲しいと謎めいた言葉をくり返すばかりだった…米SFを代表するベンフォードと実力派エクランドが放つ荘厳な宇宙SF!ネビュラ賞受賞。

感想・レビュー・書評

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  • もし星が神ならば (ハヤカワ文庫SF)

  • 過去に所有、再読、返却済み。

    <i>主人公はその人生の中で火星、月、木星、タイタンで「他の生命体」との邂逅を余儀なくされる。その経験の中で宇宙、生命の起源、神などへの思索を繰り返してゆく....そしてその思索の果てに見たものとは....</i>


    本作品はSFの中でも「正確な」科学要素で物語を構築したハードSFと言われるジャンルの物である。
    が、本作品の特徴は「非科学的要素」である(であろう)「神」とか「宗教」と言った物をハードSFに組み込んだ点が面白い。


    主人公の思索の旅はまだ(「いまだ」と言うべきか)続いていくのであろう...と思う

  • 期待以上に面白かった。
    キリンのような宇宙人との接触、という概要だけを知って読み始めたが、そのエピソードは一部でしかない。
    長い年月をまたぐ年代記のような構成で、主人公の半生を描く。
    技術の発展と宇宙進出、未知との遭遇により明らかになる事実、あるいはそれにより深まる謎、更に主人公の内面的な変容がドラマチックに展開される。読み応え充分で読後感の良い良作。

  • ベンフォードとエクランドの共作 2倍いいわけでない
    表紙   6点加藤 直之
    展開   6点1977年著作
    文章   6点
    内容 640点
    合計 658点

  • 題名買い

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