大いなる天上の河 上 (ハヤカワ文庫 SF ヘ 4-7)

  • 早川書房
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感想 : 6
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  • Amazon.co.jp ・本 (347ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784150108052

作品紹介・あらすじ

広大な宇宙へ向かって人類はようやく進出しはじめていた。だが、有機生命を敵視する機械文明との遭遇が、人類の運命を大きく変えてしまった。有機生命の抹殺をもくろむ機械文明により、地球と人類は徐々に破滅の道へと追いやられていく…それでも人類は生き延びていた。銀河中心にある年老いた恒星をめぐる惑星スノーグレイド。メカと呼ばれる機械生命の惑星改造のため、寒冷化と砂漠化が進められているこの惑星で、人類は戦いつづけていたのだ!科学者作家ベンフォードが、人類と機械文明の未来を壮大なスケールで描きだす傑作ハードSF。

感想・レビュー・書評

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  • 機械文明と有機文明との戦い カバーがとてもいい
    表紙   8点加藤 直之
    展開   7点1987年著作
    文章   7点
    内容 780点
    合計 802点

  • SFとしてはハードの部類に入りますね。
    だけれども、少し見方を変えれば
    現実世界でもいつか起きかねないものに
    なるように思えるのは気のせいではないと思います。

    メカが人間の住む星を
    ことごとく崩壊させた事件。
    それから6年後が舞台となります。

    この脅威のメカが恐ろしいのは
    学習能力があるということ
    そして、人類の頭脳を奪っていくのです。
    なんか、薄ら寒いわ…

    このどうあがいても絶望な相手に
    人類はどのように立ち向かっていくのでしょう…

  • 大いなる絶望。

  • 機械生命に蹂躙される人類ってなわけですが、それでも生き残る為に人類が取る様々な手段がある種のテクノロジィ退化をもたらしてしまっているという設定が、よいボディブローとなって後々効いてきます。
    有機生命と機械生命をそれぞれトップダウンとボトムアップで作っていくとどこが平衡点になるか、という考えを想起させる面白い作品だったと思います。

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