ヒーザーン (ハヤカワ文庫SF)

  • 早川書房 (1992年7月16日発売)
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感想 : 6
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Amazon.co.jp ・本 (368ページ) / ISBN・EAN: 9784150109769

みんなの感想まとめ

テーマはSFやミステリ、哲学的要素を融合させた独自の世界観であり、バラエティに富んだ内容が特徴です。しかし、作品の特異な言語や比喩表現の多さが、読者にとっては読みづらさを伴う要因ともなっています。「ポ...

感想・レビュー・書評

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  • SF、ミステリ、哲学的な面まで併せ持つバラエティに富んだ小説だが、問題はその読みにくさ。 「ポスト文字」と言うこの世界特有の言葉に加え、作者特有の表現方法、特に比喩表現の異常な多さが目立ち、「犬が棒に当たった」と言うシンプルなものにすら比喩表現が使われると言うレベルで、結局何が言いたいのか掴みにくい。 全6作中最も読みやすいと言うことで手にとったが、これ以降は尻込みしてしまう

  • テラプレーンのほうが読みやすい
    表紙   7点小坂 淳
    展開   5点1990年著作
    文章   6点
    内容 695点
    合計 713点

  • 2016.8.1(月)¥180(-2割引き)+税。
    2016.8.4(木)。

  • 黒丸尚訳ということで、W.ギブスンの疾走感を期待してしまうわけですが、期待はずれ。ハヤカワSFにときどき見かける、現代ブンガクへの野心もチラチラ覗かせるSFくずれ、か。

  • こんなに知的なディストピア小説があるとは…
    SFはもう終りかと思ってました。
    「テラプレーン」だけでなく他の4冊を読みたいですね。

  • 『テラプレーン』に続くシリーズ第3作目。ただし『テラプレーン』よりも数十年前の時代設定で、今回は荒廃したアメリカが舞台。1998年の設定ですが、作品の発表が1990年なので未来を描いていることになります。文学系でしょうか。

    前作ほどでは無いけれど、「未来語(ポスト言語)」が出てくるので、慣れるまでは少し読みにくい感じです。それだけでは無く、ここで描かれている世界の状況についてあまり説明が無いので、どうも内容が掴めず、全体的に読むのに時間がかかってしまいました。世界中が経済恐慌に陥ったために国家が機能しなくなり、企業が実権を握ったという設定なのですが、それがなぜそうなってしまったのかと言うのが全然わからないんですね。アメリカではデフレが進み、失業者や家の無い人達であふれており、殺人も日常茶飯事になっています。結局、はっきりした理由は何も書かれていなかったので、わからなくても良いみたいです。それよりも荒廃した奇妙な社会の雰囲気、その中で起こる出来事を楽しめば良いということかな。

    内容としては、暗い話でした。物語全体に漂う深い悲しみ。物語の進行につれてあきらかになる登場人物達の過去を癒していく話のようにも感じました。救世主の役割は何なのだろう。最後はきれいな終わり方をしますが、読み終わっても謎が残る話です。続きは翻訳されて出るんでしょうか(向こうでも出ているのかなぁ)。

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