2001年宇宙の旅 (ハヤカワ文庫 SF ク 1-19)

  • 早川書房
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  • Amazon.co.jp ・本 (342ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784150110000

感想・レビュー・書評

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  • 『ぼくらの頭脳の鍛え方』
    書斎の本棚から百冊(立花隆選)96
    ファンタジー・SF
    これはキューブリックの映画のほうがよい。

  • 壮大でした←

  • 私は未だ映画版を観ていないので、それを踏まえた上での感想になる。
    キューブリックとアーサー・C・クラークが1960sにここまでの作品を構想し、ここまでの形に築きあげたのはとても驚いた。HALとの駆け引きは夢中になって読めた。
    それと同時に、この作品はサスペンスSFとしての側面だけでなく、非常に精神的なものも提起しているように思えた。ボーマンとHALの駆け引きまではまさにサスペンス。HALの矛盾やそれを解決する手段はSF的でとてもハラハラした。
    それを一転、ボーマンがスターチャイルドとして覚醒するまでのシーンは、どうもサスペンスとは全く別の事象になっているように感じる。言ってしまえば、少し前に流行ったスピリチュアル的思想で語られるような、本質がつかめないふわふわ感とでも言えばいいのか…

  • 昔映画を観たが、結末を全く覚えていなかったので面白く読めた。今のCG技術があったらキューブリックは土星接近やスターゲートのシーンをどんな風に表現するんだろうな。

  • ◆宇宙空間を通り月や木星へ!◆
    宇宙旅行を人類はいつだって夢見てきた。人類の夜明けからだって…!それは神に授けられた知恵のせいか。知恵による文明や科学の発達のあり方とは?そして人類とは?
    この映画で様々な事を個々の自由な視点で感じとれるのは、視覚的表現の秀逸さと語られていない謎の部分の多さからだ。
    後から書かれた小説版では、解説や補足が加えられ、電子頭脳のHALが作中の誰よりも人間らしく描かれている点が印象的である。

  • 映画同様、トリップが出来た。

  • 面白い。あとがきにもあったが幻想的な透明的な、でもガジェットもわくわくさせるて面白く読める。先に映画を見てたのもあって展開は分かってたけど、小説のほうがわかり易かった。

  • 『201206 古典強化月間』

    映画未見。
    半分くらいまで前置きの様に感じたが、HALとの不和から俄然ページをめくる手が早くなった。

  • SF作品の金字塔なのは周知なこころですが、先日のNHKスペシャルにて「スパコン特集」を見て驚愕。アメリカ開発の「ワトソン」なるスパコンが「人間的思考」に基づいて、アメリカのクイズ王撃破。
    2001年の宇宙旅行は無理でしたが、HALは近い将来、必ずや出現しそうな予感(笑)

  • 宇宙の壮大さの中では、私たちの人生など本当に小さな無力な点に過ぎないとSFを読むたびに思う。これも誰かの夢の中でのことなのかも、とか、どこまでいっても人間の知的欲求は絶えることがない、とか。ハードSFの面白さを堪能しました。

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