夜明けのロボット 下 (ハヤカワ文庫SF)

  • 早川書房 (1994年6月23日発売)
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Amazon.co.jp ・本 (352ページ) / ISBN・EAN: 9784150110642

みんなの感想まとめ

未来の人間社会とロボットの関係を描いたこの作品は、進歩と問題の相互作用を深く考察しています。登場人物たちの友情や絆が描かれる中で、特にイライジャのロボットへのこだわりが物語の核心となり、読者は彼の思い...

感想・レビュー・書評

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  • なんか知らんけどダニールが狙われてるから逃げろ!のシーンで泣いちゃった 泣くところか?

    感想じゃないけどアシモフロボットたちから感じられる純な知性というか…動物が知恵を働かせて遊ぶみたいな、子供の1人遊びみたいな…純然たる知性…みたいなの感じるせいかも
    アシモフロボット価値しか感じんわ

    あとグレディアの襲いシーンちょっと良かった
    ベイリあんた…抱かれとるやないか!!普通に既婚者だけど
    は?浮気やんけ刑事がよと思ったけどオーロラみたいに地球もおセックスは既婚者でも暗黙の了解でok!みたいな感じなのかもネ と思ってまあ良しとした


    ジスカルドが大元だったんだね〜確かに最初ベイリの体調不良でジスカルドが来たのビビったわな
    ダニール脳内のホニャララを見れるのにあんたと思ったけども
    でも普通に人間の思想いじれるの怖〜とおもたけど結局それも人の為だからイイよ…♡のロボ頭脳 かわいいね

    あとあのアマディロって人も好きだった

    ダニールと離れ離れになりたくないよ…涙

  • 地球人とオーロラ人で宇宙開拓がどう違うのか謎 同じ世界を単純にもう一個作るか長い時間をかけてその場所に少しずつ慣らしていくかの違い?
    あとなんでロボット殺しと宇宙開拓の話が同じ場での議論になってるのかもわからなかった

    なんか妻子いるのに女性といい感じになるストーリー、完全に男性の夢みたいな話でエーって感じ
    相手の女性とはもう二度と会わないし、後釜の結婚して大事にしてくれそうな別の男性もいるし、本人は悩める女性を救ったって気持ち良く帰れるし エー

    われはロボットの心を読めるロボットの話、相手の気持ちを都合のいいように変えてしまう機能はなかったよね ジスカルドがすごいのか

  •  アイザック・アシモフの1983年の作品。「鋼鉄都市」「はだかの太陽」に続く、アシモフのロボット長編シリーズの3作目で、「はだかの太陽」から26年後に刊行された。
     アシモフは、1982年に30年ぶりとなる銀河帝国興亡史の4作目「ファウンデーションの彼方へ」を刊行。その中で、ファウンデーションの世界ではロボットではなくコンピュータ化された機械が使用されている理由を説明するため、本作でロボットシリーズとファウンデーションシリーズをつなぐという位置付けを明確にしている。 
     ストーリーは、人間の殺人ではなく、ヒューマンフォームロボット「R・ジャンダー・パネル」の機能停止=ロボットの「死」を巡る謎を描いている。容疑者は、「鋼鉄都市」でも登場したファストルフ博士。スペーサー・ワールドで最も強大な国家、オーロラの実力者であるファストルフの危機に、地球からイライジャ・ベイリが呼び出される。 
     登場人物には、「はだかの太陽」にも登場したグレディアや、ファストルフの娘ヴァジリア博士、反地球派のリーダーアマディロ、執事ロボットのジスカルドがいる。物語は、惑星オーロラ特有の流儀に従い、議長の調停を通じて解決が図られる。議長の前でベイリはアマディロが犯人であると告発。アマディロは、ファストルフ博士しか知らないヒューマンフォームロボットの秘密を知るため、グレディアが不在のタイミングを作り出し、「R・ジャンダー・パニール」とコンタクトを取ることで情報を引き出そうとしていた。しかし、その過程で偶発的にジャンダーを破壊してしまったのだ。
     この告発と引き換えに、地球人が宇宙に進出することをアマディロに認めさせる展開となる。ここで終わりかと思わせてさらに一ひねりが加えられる。真相は、ヒューマンフォームではない旧来型のロボット、ジスカルドに隠されていた。ジスカルドは、かつてキャルビン博士に破壊されたロボットと同様、人の心を読む能力を持つ読心ロボットであり、さらに心をある程度コントロールする力を備えていた。
     ジスカルドは、地球人こそが宇宙に進出すべきだと考えており、アマディロがジャンダーから情報を引き出すのを防ぎ、さらに地球人であるベイリをオーロラに呼び寄せるきっかけを作るためにジャンダーを破壊していた。物語全体を通して、ジスカルドは巧みに人の心を操作し、この結論に導いていたのだ。ジスカルドはまた、心理歴史学の必要性を説き、ファストルフ博士にその概念を影響を与えていた。この心理歴史学は、後のハリ・セルダンによって確立されるものであり、ここでロボットシリーズとファウンデーションシリーズがつながることになる。
     ジスカルドが読心ロボットであり、物語をコントロールしていたという設定はSFならではだが、ミステリの真相としてはアンフェアに感じられる部分もある。ただし、読心ロボットに関する伏線はしっかりと張られており、ジスカルドが黒幕だと明かされるラストは驚きを与える。一方で、性に関する描写やグレディアの夫婦関係に関する要素は作品全体において不要に感じられ、読者に薦めづらい部分でもある。
     ミステリとしての完成度は「鋼鉄都市」に及ばず、SFとしての深みや雰囲気も「はだかの太陽」に劣る印象だが、アシモフの一連の作品における重要な位置付けを持つ作品であることは間違いない。★3で。

  • ラスト泣きました

  • 「いやいやミスタ・ベイリ。なぜそんなことにそれほどこたわるのです?はるか未来のことをですよ。そのうちに解答が見つかるでしょう。われわれがさらに進歩し、観察によってなにが問題になるかがわかれば」
    そして人間が進歩しないうちに手に負えなくなったことが問題としてようやく吹き出してきたのが現在なのかな。

    「ボーイ」と呼んでいたジスカルドとも友情が芽生えた。
    「ベイリはその手を握った。指はかたく、つめたかった。『さようなら――フレンド・ジスカルド』
    ジスカルドは言った。『さようなら、フレンド・イライジャ。これだけは憶え…』

  • 文句なし。ここまでラストの犯人がわからなかったのは初めて。読者のミスリードを誘うのも上手いし、政治と絡めて書く手法も素晴らしい。ロマンスも絡めていて映画を観てるような錯覚を覚えました。
    イライジャがロボットにこだわるところは何故なのか?ダニールとジスガルドの差は何なのか?上巻で引っかかっていたところがスルスルと解けるのはサスペンスミステリー読書の快楽ですね。

  • 機能停止させたロボットについて、より深く探っていくイライジャ・ベイリ。

    反地球主義者であるアマディロ博士を追い詰め、機能停止させた責を負わせた。地球は救われ、銀河を開拓する者として認められた。イライジャは真実に気付き、真相を確認する。

    このSFミステリ三部作は、何れも真犯人(実行犯)以外の者が罪を負わされている。その全ては地球が銀河を開拓することに繋がっていく。

  • SF

  • 夜明けのロボット〈下〉 (ハヤカワ文庫SF)

  • IT研究者のひらめき本棚 ビブリオ・トーク:私のオススメをみて読みたくなった。

  • 前同
    表紙   6点野中 昇
    展開   7点1983年著作
    文章   8点
    内容 800点
    合計 821点

  • 上巻を読み終わって飛びつくように下巻へ。一気に読んだ。

    上巻の段階で、ダニールの存在意義がいまいち薄いなあと思っていたのだけど、物語の後半はなんだかダニールが鍵を握りそうではないか。そのあたりからはもう没頭状態。

    謎の提示の仕方も魅力的。ただ、解決編がちょっとだけ消化不良かな。うーん、もちろん悪くはないんだけど、もうちょっと「うわ!鮮やか!」ってな結論だと、不朽の名作になったのになあ、と。

  • 途中、ちょっと長く感じたところもあったけど、感動した。壮大なパズルが作られていくのを見ているようで。

  • 再読

  • シリーズの中で、このラストの風景が一番好き。

  • 今まで読んだアシモフ作品の中で一番ファンタジックな話だった。

    読者が一番気になっているところをうやむやにして事件が解決したため、まさかそんな終わり方しないだろと思ったが杞憂だった。すべての心配事、伏線が回収された。まさに驚きの真相。
    これだけアクションが少ない小説にも関わらず息を飲むような展開が続いて読むスピードが落ちることはなかった。

    文字通りの「壁」と”ロボット”の壁

    人々が成長していくためには一人ひとりが苦しんで切磋琢磨していかなければならない。オーロラやソラリアにはそれがない。地球が夜明けを迎えるのは時間の問題だ。

  • ロボットの機能停止事件の調査よりは地球と惑星オーロラの違いといったSF的側面が面白くて読み進んだが、真相が解明されるとホワイダニットとしてもなかなかだった。ベイリがなぜ地球から呼ばれたか、また何かを閃いても思い出せないことが続いたわけなども最後にきっちり説明されている。
    アシモフはやっぱりロマンチストだなと思った作品だった。
    なお、『ロボットと帝国』にもこのシリーズキャラの何人かが登場するようなので読んでみたい。

  • 世界党の指導者でアルファスト博士の失脚を狙うアマディロ博士との面会。面会後待たされるベイリ、ダニール、ジスカルド。細工された自動車。狙いはダニール。ロボットの追跡。評議会議長との会談。アマディロ博士の失言。ジスカルドの語る真実。グラディアとの別れ。

     20101年8月30日読了

  • 友情のきずなだの愛の力だの、あんたら…。

    前二作とは舞台が違いすぎるがまあ面白かった(「パーソナル」の描写とか)
    ジスカルド、最後はいい感じ
    人間の未来はロボットに左右されていくのか

  • 『夜明けのロボット』はミステリ的要素もあるので
    結末は意外さがあってなかなか面白かった。
    もっとも私はファウンデーション・シリーズから入ったので
    最後に明かされる謎を知っていたんだけど。

    さて、次の『ロボットと帝国』に進みますか。

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著者プロフィール

Isaac Asimov (1920―1992 )。アメリカの作家、生化学者。著書に『われはロボット』『ファウンデーション』『黒後家蜘蛛の会』等のSF,ミステリーのほか、『化学の歴史』『宇宙の測り方』等の科学啓蒙書やエッセイが多数ある。

「2014年 『生物学の歴史』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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