フライデイ 上 (ハヤカワ文庫 SF ハ 1-29)

  • 早川書房
3.18
  • (2)
  • (4)
  • (7)
  • (3)
  • (1)
本棚登録 : 70
感想 : 3
本ページはアフィリエイトプログラムによる収益を得ています
  • Amazon.co.jp ・本 (331ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784150110765

感想・レビュー・書評

並び替え
表示形式
表示件数
絞り込み
  • フライデイ〈上〉 (ハヤカワ文庫)

  • 古書購入

  • 複数巻を同時読破+ハインラインの夏。

    人工人間かつ戦闘に特化したヒロイン・フライデイ。戦闘状態にあるカナダ(ケベック)とアメリカを、複数の家族と共同生活しながら駆け抜け、帝国(アメリカ?)への侵入を試みる。

    SFというよりも、ハードボイルド、ですかね。体調が悪かったのもあり、カナダアメリカの戦闘状態が今ひとつピンとこないまま読み勧めていたのだけど、全体にぼんやりしてピンとこない作品だ。

    共同生活の中の、人工人間への偏見、戦闘状態になったところでの人工人間狩りというテーマと、ものすごくゆるい共同生活のギャップが、いつまで経っても理解できない。

    やや古い本だからというのはあるが、明らかに訳が凡庸で、英語でのジョークや皮肉もすべて直訳ベタ訳されているため、何でそこだけですます調なの?というような気持ちの悪い文章が、要所要所にあるため、理解を阻害している。最初の3人のクレジットカードを持った死体の意味なんか、全く理解せずに読み飛ばしてしまった。今のところは問題ない。

    かといって、今のところこれと行った裏もありそうにないため、単に長くてダラダラした印象しか無い。あと半分あるのか。うーむ。

全3件中 1 - 3件を表示

ロバート・A.ハインラインの作品

この本を読んでいる人は、こんな本も本棚に登録しています。

有効な左矢印 無効な左矢印
有効な右矢印 無効な右矢印
  • 話題の本に出会えて、蔵書管理を手軽にできる!ブクログのアプリ AppStoreからダウンロード GooglePlayで手に入れよう
ツイートする
×