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Amazon.co.jp ・本 (160ページ) / ISBN・EAN: 9784150111670
みんなの感想まとめ
ご主人さま思いの家電たちが冒険する物語は、子ども向けファンタジーとしてだけでなく、大人にも深い感動を与える作品です。トースターや電気毛布、掃除機などの家電が主人を探す旅を通じて、友情や協力の大切さを描...
感想・レビュー・書評
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ご主人さま思いの家電たちが冒険する子ども向けファンタジー。トイストーリーやソーセージパーティの家電バージョンかと思って油断しているとなかなかどうして泣かされる。どちらかと言うとトイストーリーよりは名犬ラッシーか忠犬ハチ公と言った方がピタッとくるかもしれない。読みながら、まだまだ使えるのに捨ててしまった家電たちを思い出してしんみりしたりした。家電は身近すぎて見えない存在だからこそグッとくる。大量消費社会で忘れがちな「物を大切にする心」を教えてくれる名作なり。
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主人を探す旅に出た電気器具の冒険メルヘン。トースター、電気毛布、掃除機、卓上スタンド、ラジオの組み合わせで、どうやって森の別荘から都会へ行きつくのだろうか。見当もつかず、のめり込むように読んだ。弱音を吐いたりうろたえたりしながら、それぞれの特徴を活かして支え合っている。とくに若いトースターのリーダーシップが凄い。賢い。使える物は長く使いたい。読み終えて、そういう思いがいっそう強くなった。
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「人類皆殺し」と同じ著者がこれを書いたことに震える。
家電萌えってこんな感じ?(多分違う) -
SF。ファンタジー。
電化製品の冒険譚。
シンプルなストーリーだが、それが良い。
主人公たちがとても可愛い。
物を大事にしたいと思う、良い話。 -
この力の抜け方が絶妙である
表紙 7点長崎 訓子
展開 5点1980年著作
文章 7点
内容 700点
合計 719点 -
それにしても、なんとたくさんの品物がこのゴミ捨て場にほうりこまれていることか!しかも、ベビー・カーとおなじように(また、それをいうなら、電気器具の一行とおなじように)まだ充分役に立つのにです。ヘアドライヤーや四段ギアの自転車、湯わかし器やゼンマイじかけのおもちゃ、どれもこれも、ほんのちょっと修理してもらえば、まだ何年もはたらくことができたでしょう。それがぜんぶゴミ捨て場にほうりこまれているのです!
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家電製品が意思を持って旅に出る、という設定はもしかして面白くもできそうだけど、、いやイマイチというか、微妙に登場人物?の魅力がないというか?
勇ましいトースターといってもなんかトーストするだけやないか。みたいな。でもドングリとか焼いてあげたら美味しいとか言われると気になるけど。いやそういうストーリーではないか。
家電製品は買われた以上は持ち主に従わねばならぬ、というくだりは、なんかちょっと分かるというか、とりあえず家電製品を大事に使おうという気にはなった。 -
SFファンタジーというか、まあ、使い古された家電が頑張って旅をする童話のようなメルヘンでした。ハヤカワSFでSF作家が書いているから手に取ったけど、他のレーベルで出てたら読んでなかった。
子供向けの童話じゃなくて、小さな家電製品向けのお話になっていたのが少し面白かった。めでたし、めでたし。 -
そう。
タイトルの通り、主人公はトースターなのだ。
すぐ熱くなる人の例えなどではない、パンを焼くあのトースターなのだ。
別荘に置き去りにされたままのトースターが、掃除機や電気毛布達と都会のご主人の元を目指す…電気器具版名犬ラッシーといったところか。
個性的な電気器具達が愛らしく、応援したい気持ちになる。
ユニークな設定をもっと活かせそうなのに割とあっさり終わってしまったが、続編もあるようなので(次は火星?!どういうこと?!)、楽しみが続いて良かったということにしよう。 -
■山奥のロッジの電化製品達は困っていました。主人が帰ってこない!電化製品は人間のために働くのが仕事です。最年少のトースターは言います、「山を降りて街までご主人を探しに行こう!」。かくして、年老いた掃除機、綺麗好きで神経質な電気毛布、お喋りな目覚ましラジオ、真面目な卓上スタンド、そしていさましいちびのトースターは、車用のバッテリーを移動椅子に積んで、決死行に臨むのでした。という話。
■か、かわいい……なんて健気でかわいいんだ……これこそ人間に尽くす道具の擬人化のあるべき姿だよ……。 本文レイアウトも可愛かった。一行の文字数が少なめで、上のほうに犬のぺらぺら漫画が書いてあるの。
■続編の「いさましいちびのトースター 火星へ行く」も読んでみようそうしよう。でも山を降りるだけであんなにタイヘンだったのに、さらに火星にも行くとかいったいぜんたいどうなっちゃうの。 -
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昔読んだときは単調で物足りないと思ったものだが、今となるとこの単調さがいいのか、と。
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【本の内容】
だんなさまは、いったいどうしたんだろう?
森の小さな夏別荘では、主人に置き去りにされた電気器具たちが不安な日々を送っておりました。
ある時ついにちびのトースターが宣言します。
「みんなでだんなさまを探しに行こう!」
かくしてトースターのもとに電気毛布、掃除機、卓上スタンド、ラジオなどが集結し、波乱に満ちた冒険の旅に出たのですが…けなげでかわいい電気器具たちの活躍を描く、心温まるSFメルヘン。
ローカス賞・イギリスSF協会賞受賞。
[ 目次 ]
[ POP ]
[ おすすめ度 ]
☆☆☆☆☆☆☆ おすすめ度
☆☆☆☆☆☆☆ 文章
☆☆☆☆☆☆☆ ストーリー
☆☆☆☆☆☆☆ メッセージ性
☆☆☆☆☆☆☆ 冒険性
☆☆☆☆☆☆☆ 読後の個人的な満足度
共感度(空振り三振・一部・参った!)
読書の速度(時間がかかった・普通・一気に読んだ)
[ 関連図書 ]
[ 参考となる書評 ] -
読み終わった頃にはきっと身の回りの電気器具が
いつもより、けなげで、かわいらしく見えますよ! -
可愛いイラストとタイトルに惹かれて。凄く読みやすくて、読後感もなんか幸せ。旦那さまに見捨てられた電化製品達が、旦那さまを追いかけて旅をする。主人公のトースターは作者が15年も共に過ごしてきたトースターからインスパイアされてるんだって。著者近影がお茶目。トースターをはじめ電化製品たちの健気さが可愛い作品。続編も続けて読む。2011/595
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20121206
ストーリーは単調で正直読みごたえには欠けるが、擬人化された家電製品が可愛くて入り込んでしまう(笑)
身近に感じられる世界観と、キツい表現のない平易な文章は幼い子供に読み聞かせるのに良さそう。 -
105 目白ブコフ
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家電が人の目をぬって大活躍するという筋立ては、いかにもピクサーっぽいなと思ったらすでにアメリカでは映画化されていて、でも日本には入って来なかったらしい。残念。
起承転結の作り方、キャラの作り方はさすがプロ。小さい子も楽しめるように、そして大人が読んで「ありえねー」などと思われないようにちゃんとツボが押さえてある。わかりやすく丁寧な筋運び。途中でブレーメンの音楽隊を思わせるシーンが出てくるが、あれは本歌取りですから。
このトースター、続編では火星に行くというが、どうやってそのトンデモ設定を可能にしてるんだろうか。興味はある。
これの原書版を子どもたちに読ませてみたいと思ってアマゾンで検索したら、プレミアム価格がついていやがりました。(おっと失礼) -
印象的なタイトルだけを記憶していた作品。仕事帰りに立ち寄った古書店で見かけて購入。
だんな様が夏を過ごす別荘に残された電気器具たち。しかしここ二年以上、だんな様は姿を見せない。捨てられたのではないかと不安になる電気器具たち。「だんな様の元に行こう!」そうちびのトースターが言い出し、彼らの冒険が始まる。
読みやすい文章で、ページ数も少ないためあっという間に読み終えた。
とにかく電気器具たちが可愛い。
森の別荘から出て都会へ向かう道中は電気器具たちにとっては一苦労。でも皆ご主人様に会うために、ぼろぼろになりながら進んでいく。その健気さが沁みる。
また長崎訓子さんによる挿絵も、読者が彼らをより身近に感じるのに一役買っている。どの電気器具も生き生きと描かれていて、見ているだけで楽しい。読み進むにつれどんどん彼らが愛おしくなってきた。
それだけに、「だんな様」に出会った後の展開が心配で仕方なかった。人間の視点からすれば、風雨にさらされてぼろぼろになった電気器具なんて正直扱いに困るよなあ……。あの結末は、まあ妥当と言えば妥当なのかな。彼らの望みは「自分たちを必要とする人間の役に立ちたい!」だから。
読みやすいので、子供にもお薦めしたい作品。読後、電気製品を買い替えづらくなること間違いなし。 -
それぞれきちんとした個性を持った素敵な家電製品5台の素敵な冒険譚。ありきたりな冒険旅行話も主人公が家電製品たちというだけで違った輝きを放つようになるのだからほんと創作って面白い。読後感もすっきり、幸せな気分になれる素敵な一冊です。
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浅倉久志の作品
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