- Amazon.co.jp ・本 (479ページ)
- / ISBN・EAN: 9784150112202
作品紹介・あらすじ
最終戦争ですべてが崩壊し、廃墟となったアメリカで、人々は小さな集落をきずき、やっと生きのびていた。ゴードンは、そんな世界をひとりで生き抜いてきた男だった。だが、山中に遺棄された郵便配達のジープを発見したとき、彼の運命は大きく変わった。郵便配達の制服を着たゴードンは、アメリカ再建をめざし、孤立無援の戦いに挑むが…キャンベル記念賞、ローカス賞受賞、ケビン・コスナー監督・主演で映画化の話題作。
感想・レビュー・書評
-
「最終戦争ですべてが崩壊し、廃墟となったアメリカで、人々は小さな集落をきずき、やっと生きのびていた。ゴードンは、そんな世界をひとりで生き抜いてきた男だった。だが、山中に遺棄された郵便配達のジープを発見したとき、彼の運命は大きく変わった。郵便配達の制服を着たゴードンは、アメリカ再建をめざし、孤立無援の戦いに挑むが…キャンベル記念賞、ローカス賞受賞、ケビン・コスナー監督・主演で映画化の話題作。」
詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
ふしぎな魅力を持つ物語である。
著者・舞台設定からSFに分類されるだろうが、科学技術的なものはほとんど出てこない。むしろ中世冒険憚と見たほうが近い。
主人公が食を得るためについた”復興合衆国”という嘘が、多くのコミュニティに支援され、主人公をも巻き込んだ夢につながっていく過程が上手く描かれている。さらに郵便配達人や郵便制度そのものが、平和や文明の象徴のごとく描かれているのは著者の発想の妙だろう。
不思議な読後感と、感動がある。しかし、それがどこから醸し出されたものか、どうもよく分からない。 -
映画化もされたがブリンにしてはいまいち 改訂版
表紙 5点
展開 5点1988年著作
文章 5点
内容 530点
合計 545点 -
本も読んだし、映画(ケビン・コスナー)も見た。デイビッド・ブリンは、この作品以外も面白いものばっかりで大ファンです。