ロボットと帝国 上 (ハヤカワ文庫SF)

  • 早川書房 (1998年12月19日発売)
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Amazon.co.jp ・本 (384ページ) / ISBN・EAN: 9784150112547

みんなの感想まとめ

テーマは人間とロボットの関係性、そして復讐の陰謀が絡む壮大な物語です。登場人物たちのエモーショナルな対話や葛藤が描かれ、特にダニールとジスカルドの関係は、複雑な人間社会との接点を示しています。物語は、...

感想・レビュー・書評

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  • 人の精神を読み取り、さらにその方向性や強度に影響を与える事ができるロボット、ジスカルド
    前作までの主人公であったイライジャ・ベイリと共にパートナーとなり、事件を解決していく中で、ベイリの思考法を少しずつ実践できるようになってきたロボット、ダニール

    そこにスペーサーのグレディアと、セツラーのD・G・ベイリが加わり、新たな銀河系の仕組みを作り上げていく様子が面白く描かれていてとても読み応えがある

    特にグレディアが語っている、ロボットに依存する事で人と人との関係が希薄になり、影響を及ぼさなくなる事が衰退の理由なのでは?というのは、現在の文化的景観にも当てはまる気がする(華氏451度にも似た概念が描かれている)

    下巻の展開と最後のオチに期待

  • ソラリアからロボットを残して人がいなくなった理由がわからないままなのでそこは気になるけど、そっちより戦争になりそうなのが嫌な雰囲気

    アマディロさん、前回ファストルフを陥れようとしてたのが裁判でバレたのに普通に同じ地位を維持してて謎
    植民するのがどっちがいいかみたいなのが話のメインだったから?

    既にオーロラかどこかがソラリアに攻めてきていて、それでソラリア人以外踏み込めないようにして逃げたとかかなぁと思ってる どこかに侵略基地とかあるかも

    イライジャの最後感動だった 愛…

  • D.Gベイリの本名、語り合うダニールとジスカルド、ダニールとイライジャ、使命に目覚めるグレディア 色々とエモい上巻 下巻が楽しみ

  • ダニールとジスカルドの対話、ファウンデーションにもつながるロボットの葛藤と成長の巻。優しいダニールと思慮深いジスカルドがいたら、複雑怪奇な人間との関係が希薄になっていくのもわかるなあ。

    長く退屈な人生についてのグレディアのスピーチが一つの山場だった。
    「―また、相手が死んだとき、残ったものはその寂しさに何百年も耐えていけるだろうか。したがって彼らは学んだ、他人に愛情をもつのはやめて、はなれること、自分を他から隔絶することを。」

  • 序盤、グレディアの態度にいちいちイラついたが、それは彼女が一般市民であり、なぜ自分がそんな任務に駆り出されるのかわからないからなのを理解するまで大分かかった。妬まれる女性の嫌なところを詰め込んだ感があるのはなんなのか。
    しかし後半のダニールの回想がとても感動的で、しかもそれによってより人間らしくなってしまったところが後半に生かされるのだろうなと感じた。
    作中通してダニールとジスガルド二人だけの会話が何度かあるが、これはきっと読者に対して推理をまとめたり整理したりする役割があるように思われた。ダニールはより人間らしく、ジスガルドはそのダニールの考え方をもっと深く追求していてジスガルドがダニールに何らかの期待をしてるのが伺えた。
    下巻早く読みたい!

  • イライジャ・ベイリを失ったグレディアは、二人の末裔に出合う。

    捨てたはずの故郷ソラリアに思いを馳せるグレディアを連れ、D.G.ベイリはソラリアに降り立つ。ソラリアで二隻の植民者達の宇宙船が破壊された理由を知ったグレディアは、かつての恋人ベイリの名を冠した星に赴き、彼女を取り囲む大観衆の前で、「人」について演説をする。

    これまでの物語を踏まえ、「R」であるはずのダニールとジスカルドがイライジャのように考え始める物語。

  • ロボットと帝国〈上〉 (ハヤカワ文庫SF)

  • 帯のとおり銀河帝国興亡史とロボットをつなぐ作
    表紙   6点野中 昇  小尾 芙佐訳
    展開   7点1985年著作
    文章   8点
    内容 800点
    合計 821点

  • 駅・中央

  • 2014 2 28

  • 昔に読んでいるのだが、いい工合にストーリーの細部を忘れていて、非常に面白く読めた。下巻探さないと!

  • 文句なしの星五つ!
    シリーズを通して、ダニールが段々人間に近づいてゆくさまには本当、感銘を受けざるを得ない。イライジャの死に涙。

  • アマディロの部下でありベイリの遺伝子を継ぐマンダマスの要請で全住民が消えたソラリアへ旅立つグレディア。ダニール、ジスガルドの護衛。イライジャの死の記憶。グレディアとの再会。ベイリ・ワールドの商人G・S・ベイリ。ソラリアに調査に赴いた2隻の地球船の撃沈。ソラリアに残されたロボット。ベイリ・ワールドでのグレディアの演説。ダニールの記憶。「フレンド・イライジャ」

     2010年9月3日読了

  • ファウンデーションシリーズとロボットシリーズをつなぐ一作。
    これを読んで初めて『ファンデーションと地球』の細部がわかった。

    ダニールとジスカルドがどんどん人間臭くなっていき、
    自らに改造を加え始め、
    遂にはロボット自らロボット原則に手を加える至る。
    これらは二万年後のダニールに到達するための第一歩なのだけど、
    ロボット三原則に手を加えていいんだろうか?
    という疑問が残る。
    ファウンデーションシリーズと統合を図るために
    やや強引に展開させている気がしなくはない。

    でも最後は美しかった。
    寂しいんだけれど、
    きれいな終わり方です。

  • あああージスカルドー!
    このシリーズをはじめから読んでくると、もうベイリの死に際とか涙が出ます。
    そしてこのラストも。これが愛でなくてなんですかね?
    命をかけて守られる価値が人間にあるのか?
    そんなことはロボットの関知するところではないんです。
    だって、腐っても人間はマスターですから。
    でもこのロボットたちは、なんという進歩、なんという……。
    アシモフって地球とロボットを愛しているよね。
    そしてアシモフにとって、宇宙も希望に満ちあふれている。
    グッと来ながらも前を向いて歩いて行けそうな<br />そんな気になれる読後感。
    ロボットと人間の違いを、まず前半で提示して、そして後半はいかにロボットが自己進化を遂げるが圧巻。
    こんなロボットたちなら大歓迎ですよ。
    でも、きっと人間は実際にこんなロボットがいたら怖がるだろうな。
    だから「アイ・ロボット」だなんて変な方向に暴走する映画ができるんだよね。
    万能で強力で人間より遙かに優れたロボットは恐怖の対象でしかないのか?
    さて、これから長らく読んでいなかった、更なる続編とも呼べる「ファウンデーションと地球」を呼んでみたいと思います。
    ソラリア人とダニールのその後、とっても知りたい!

  • 物語としてはミステリに徹していた前三部作のが好きなのですが、イライジャの最期には星五つ。

    イライジャ&ダニールの異種族間LOVEには唸らせられっぱなしです。

  • ファウンデーションとロボット物をつなげる作品らしい。イライジャとの出来事をカットバックさせて、素直に作品世界へのめりこませる構成が面白い。ハリウッド的な盛り上がりもある。ぐいぐい読ませた。さて、下巻はいかに。よしゃぱて。

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著者プロフィール

Isaac Asimov (1920―1992 )。アメリカの作家、生化学者。著書に『われはロボット』『ファウンデーション』『黒後家蜘蛛の会』等のSF,ミステリーのほか、『化学の歴史』『宇宙の測り方』等の科学啓蒙書やエッセイが多数ある。

「2014年 『生物学の歴史』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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