失われた宇宙の旅2001 (ハヤカワ文庫SF)

  • 早川書房
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本棚登録 : 175
感想 : 9
  • Amazon.co.jp ・本 (427ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784150113087

作品紹介・あらすじ

企画段階では、最初HALは人型ロボットだった!?モノリスの当初の形は…!?映画『2001年宇宙の旅』は、クラークにとって完全主義者キューブリックとの悪戦苦闘の4年間であった。その映画製作過程で失われた膨大なオリジナル小説原稿に加えて、キューブリックとの出会い、共同作業による構想、執筆過程での様々なエピソードなどをまじえ、クラークみずからが語る、ありえたかもしれないもうひとつの『2001年宇宙の旅』。

感想・レビュー・書評

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  • クラークの側から語る「メイキング・オブ・2001年宇宙の旅」。
    小説版「2001年」は映画とほぼ同時に製作されたもので、原作とも違うしノベライズというのとも違う、けっこう異色な扱い。この同時製作というのがめちゃくちゃ大変だったらしく、特にこだわりの強いキューブリック監督の目を気にしながらの並行作業はかなり骨が折れただろうことは容易に予想がつくだろう。
    監督と作者とのやりとり、別解釈、ボツエピソード、別エンディング案など、2001年好きならとことん楽しめるはず。
    特にキューブリック監督へのバースデーカードのくだりは思わず笑ってしまった。
    ファンブックとしてぜひお手元に。

  • 失われた宇宙の旅2001 (ハヤカワ文庫SF)

  • 2018年1月14日に紹介されました!

  • メイキング・オブ・2001宇宙の旅
    これが作品として読めるのが面白い
    表紙   5点渡邊 アキラ  伊藤 典夫訳
    展開   5点1972年著作
    文章   5点
    内容 667点
    合計 682点

  • 前半は、まさにメイキング・オブ・2001で、キューブリックとのやりとりが語られる。
    読んでると、脚本の書き直しばっかりだが、それでも途中で投げ出さないところが偉いと思える。キューブリックの人柄もちょくちょく覗ける。ドラッグを渡された話なんか面白い。

    後半は、あり得たかも知れない2001の断片が綴られる。
    映画、小説とも違い、異星人の姿が具体的に、クラークらしく科学的に正しそうだが、突拍子と面白味は解説で削げ落とされて、提示されている。
    紙に書かれたものは映像化できるとキューブリックは言ったらしいが、予算の都合でこれらはスクリーンに出なかったそうな。けど、モノリスの創造者達の姿は出ない方がいいと思うので結果的によかった。金欠バンザイ。

    巻末の伊藤典夫の解説も詳しい

  • 冒頭に製作当時のクラークの日記が掲載されている。この中には没になった多くのアイデアがでてくるが、それら個々にでも映画が出来そうなもにに思えた。

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