スノウ・クラッシュ 上 (ハヤカワ文庫 SF ス 12-1)

  • 早川書房
3.22
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感想 : 30
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  • Amazon.co.jp ・本 (389ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784150113513

感想・レビュー・書評

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  • Oculusの原点となった名作SF『スノウ・クラッシュ』-フィクションの中のVR【第4回】 | Mogura VR
    https://www.moguravr.com/snow-crash/

    『スノウ・クラッシュ』~メタバース再び | タンゴ黒猫の音楽日記 - 楽天ブログ
    https://plaza.rakuten.co.jp/tierramusic/diary/200708210000/

  • ポストサイバーパンク小説。現実とVRを行き来する世界観や主人公を始めとする各登場人物の個性、疾走感あふれる文体はなかなか面白いが、全体的にとにかく情報量が多い印象。SF小説にありがちな独自の用語も多いので「これなんだっけ?」と戸惑うこともしばしば。読者を選ぶ感じ。

  • (上下巻共通)
    ポストサイバーパンク SF だそうですね。
    移動についての小説って感じが強いです。
    サイバースペースについては、より現時点での技術に近い感じで SF っぽくないですね。
    現実をモデル化したようなスペースと VR による視野って感じ。
    そんなに SF している感じでもないかな。
    ネズミモドキのエピソードはよかったな。
    ピザ配達については、あまり印象に残らなかったけど。

  • メタバースの元になった小説と聞いて読んでみた。
    メタだったりが特集されたり、ファッション系でもゴーグルは不要な3Dの販促があったり、見かけているから想像しやすかった。
    日本では言葉はどういう風に扱われている(神話などで)のか調べてみたいな。
    この本の考え方でいくと、翻訳ツール等が進化していっているけれど、その先にある程度言葉が問題なく通じるようになったら何か変わるのかな。
    その言語自体が変わるわけではないから、習得時に作られた構造みたいなものまで置き換わらないからそのままなのか。

  • 車台にNBCI(核・生物化学・情報)媒介物がないかと調べはじめた。ーー上巻 P.295

    ミスディレクションのためか、それとも伏線か、どこへ運ばれてゆくのか全く予測を許さない。そんな物語がたどり着いたのはバビロニア神話と聖書の解釈で、それこそが真実と感じたふうに主人公が疑いもなくのめりこんでいける理由がわからない。
    上巻を読み終えた時点ではこれが伏線か本線か不明だが、BCI媒介物と思える表題の品についてSFっぽく語ってくれるのだろうかという不安がある。

  • メタバースの元ネタと言う事で再評価(?)されてるスノウ・クラッシュ、旧版を図書館で借りて。
    今となっては当たり前に受け止められる仮想世界だけど、当時は革新的だったんだろうね。ニール・スティーヴンスンのSFは初めてだったけど、なかなか楽しい。
    下巻はもしかしたら新版で届くかも。

  • メタバースという言葉の元になったサイバーパンクSF、ということで25年くらい前の単行本(訳本)を手にとった(こちらは上下巻構成の文庫本だが)

    原書はちょうど30年前の1992年に出たもので、この時代から外挿した未来像なので、今読むとローテク感を感じるところがあり若干スチームパックっぽくも感じるが、それも楽しみましょう、ということで。。

    メタバースの描写はたしかに面白いと思うが、決してストーリーの本筋ではないので、「メタバース」とはを求めると若干肩透かしを感じるかも。
    純粋にSFを楽しむという心持ちで読むことをおすすめする。

    立ち向かう敵も、アメリカンっぽく明確です。
    神話や宗教の(味方によるとオーバーテクノロジー的な)解釈と現代テクノロジーを重ねて人間をハックしてる視点も好きです(基本的にはサイバーパンク好き)

    30年前の視点としてこれだけプログラマーやハッカーの重要性が描写されているのも、著者の先見の明の現れかもしれないなー、と感じた

  • これ面白いか?

  • 昨今、目にすることが多くなったメタバースというキーワード。その語源となるのが本書ということを知り、手に取りました。絶版状態らしく古書が高価販売されています。

    日本のポップカルチャーに影響されましたという感の強い設定、展開が漫画っぽい大ぶりな前半。上巻後半からは「ダビンチコード」のようなややこしいミステリーの趣きでした。

    公表された当時、ポストサイバーパンクと評価なったされた本作。時代とともに見たことのある作品になってしまった感もありますが、それも本作が秀逸で、後進のモデルになったからなのかもです。読んで損のない作品です。

  • 訳が分からない部分もあるが全体として面白い
    カバーイラストもいい感じ
    表紙   8点鶴巻 和哉   日暮 雅通訳
    展開   6点1992年著作
    文章   7点
    内容 770点
    合計 791点

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