ノービットの冒険 ゆきて帰りし物語 (ハヤカワ文庫SF)

  • 早川書房 (2001年6月8日発売)
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Amazon.co.jp ・本 (432ページ) / ISBN・EAN: 9784150113575

みんなの感想まとめ

多彩な設定とユニークなキャラクターが織りなす痛快なスペースオペラが展開され、読者を引き込む。『ホビットの冒険』をインスパイアした作品ではあるが、単なる翻案ではなく、独自のストーリーが展開されている。生...

感想・レビュー・書評

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  • 『ホビットの冒険』を下敷にしたってことなんで,ほのぼの系かと思ったら,結構生々しかった.GoGのハイ・エボリューショナリーみたいな集団が出てきて相当にビッくらポン. フラッフィがお気に入り.「フラッフィはべそをかきながら(226頁)」でキュンしたのはナイショ.

  • ジョブナイルとして始めから読めば、読み易くて楽しい
    表紙   5点小菅 久美   浅倉 久志訳
    展開   5点1999年著作
    文章   5点
    内容 672点
    合計 687点

  • <最近はファンが面白いことするかもよ!>


    「ゆきて帰りし物語」のサブタイトルから推して知るべし、J・R・R・トールキン著『ホビットの冒険』のパロディ♪ 本好きの友人が貸してくれました★

     笑かしていただきました! こういう言い回しが失礼でなければいいけど、でも多分失礼だろうけど、パロディ、二次創作、と聞いて想像するよりずっと高い水準。元本『ホビットの冒険』ファンはもちろん、未読の人も楽しめそうです♪

     時代は移り、星間旅行も当たり前となった優雅な未来世界。ノービットはいささか古風な観念を保守する集まりで、軌道上で安穏と暮らしていたのでした。が、ベイリー氏は拾ったモノがきっかけで、巻き込まれ式に宇宙冒険へーー

     この「巻き込まれ式」ってのが読ませるのです★ いきなり勇ましく立ち上がって戦い始めると、何もしていないこちらは疲れるからね。やむを得ず腰を上げるようなホビ……じゃなかった、ノービットの気質に対してわき起こる、あたたかい共感、という愉しみがありました★
     SF冒険モノへの変換も面白おかしいから、一気に読み上げて、しょうがないなぁ……と許す(←って言い方をするのが多分偉そうなので、やめたほうがいいです)。作者はSF小説をがっちり読み込んでいると思われ、設定の数々がユニークです♪

     実は、この手の本(有名著作のパロディ)が商業ルートにのるのを、私はあまり快く思わないほうでした。気高いトールキンの世界をいじられるのもちょっと……。同人誌じゃダメかな? とか★
     その認識を少し改めました。ファン心理のままに突き進んだ先で、パロディの中にオリジナリティがたっぷり分泌されちゃう場合も、あるのかもしれません☆ ホンモノに触発されて、ファンがすごい、ファンが面白いことする、という事態も起きるよう☆
     好きなもののことを思って活動した成果物を、舐めたらあかん★

     巻末、妙に「腑に落ちた」感を抱かせる名解説が添えられ、作品の理解を助けてくれます♪

  • ホビットの冒険にヒントをうけた作品ではあるけど、内容そのままで翻案しているわけではないです。
    一方通行のワームホール、超古代エイリアンの超技術遺産、クモ型星雲生物、黒ひげ宇宙海賊、クローンをスペアパーツとしかみなさい復活党などなど…
    SF者が嬉しくなる設定がたくさんつまった、痛快スペースオペラ。
    ホビットの冒険読んでても、読んでなくても楽しめることうけあい。

  •  ホビットの冒険のSF版。期待していたほど女性ばかり出てくる印象はない。
     しかし原作読んでいないと普通に面白いSFですよ。
     次は原作を読んだ後に読み返したいな、と思いました。

  • 『ホビットの冒険』のSF化パロディ(?) ホビットの冒険を読んでなくても楽しめるが、読んだ方が倍楽しめると思う。

  • 「ホビットの冒険」のSFパロディ。日本語訳もですます調になっている。元ネタを知らなくてもたぶん面白いけれど、知っていれば話の展開・登場人物・指輪の力まで、SF的にこう置き換えたか!という楽しみがある。

  • 「ホビットの冒険」を下敷きにしたSF。
    ドラッグとフェミニズム礼賛が若干鼻に付くものの、本家をいかに改築していくかを楽しめる。
    ともあれ、女性ばかり出てくるSFに違和感を覚えるというのは、私も男性主体の見方をしていると言うことか?銀英で男ばかり出てきても、別段変には思わないのだから。しかし、後半では女性の集団への批判も見て取れ、印象としては全体のバランスが取れている。
    最後の猫の名前と、語り掛ける言葉に思わず涙。

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