襲撃!異星からの侵入者 上 (ハヤカワ文庫 SF フ 13-13 銀河の荒鷲シーフォート)

  • 早川書房
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  • Amazon.co.jp ・本 (643ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784150114343

作品紹介・あらすじ

国連事務総長の職を辞し、宇宙軍に復帰したシーフォート。いま、かれが艦長を務める宇宙艦"オリンピアッド"は植民惑星ホープ・ネーションに到着しようとしていた。艦が惑星軌道上に停泊してまもなく、かれは艦を訪れた少年ランディに出会う。ランディはシーフォートのかつての親友デレクの息子であった。父デレクの死の責任がシーフォートにあると考えるランディは、激しい怒りをシーフォートにぶつけてくるのだが…。

感想・レビュー・書評

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  • シリーズ7作目。
    ほかの人の感想を読んで 作者も訳者も亡くなっていることを知る。。
    ということはこれがラストか。。上下巻かなり分厚くて驚き。

    年老いて、妻の卵巣から女の子が産まれて、 義理の息子がいて
    アレ??本当の息子は??? 上巻では登場せず。

    前作から視点が変わったりしたが
    今作は完全にシーフォートではない少年目線なせいか読みやすかった。
    途中、『…そうされれば、そうするしかない。』みたいな展開に??となるのは文化の違いなのか、自分の理解力の無さなのか。。。

    そして相変わらず人が容赦なく死ぬ。。。

    シーフォートが脊髄を負傷していて、少年のために決死に地上に行くシーンが 今までの主人公目線だとさぞかし痛そうな描写なのだろうが、生憎今回少年目線だったせいか 割とアッサリ。。。
    今回はトリヴァーの方が癇癪シーンが目立ったけれど
    それは少年目線からだからで 主人公目線だときっとグルグル迷走しているのだろうなぁ。。

    石鹸を口に突っ込むって すさまじいしつけ。。

    久しぶりに登場した魚が かなりぶっ飛んだ行動に出ていて
    下巻でどうなるのか。。。
    全く展開が読めず、 予想外の、と楽しむより ついていくのがしんどくなる事もあったこのシリーズだけに
    どんな結末になるのが、ラストなだけに楽しみより怖さが勝る。。

  • 宗教色が強くなっているが一気に読ませる面白さはある
    表紙   4点山本 えみこ  野田 昌宏訳
    展開   5点2001年著作
    文章   5点
    内容 640点
    合計 654点

  • シリーズの最終巻上巻。彼の旧友、というか同志、というか元部下の遺児の少年が物語の語り手。17歳でデビューしたシーフォートももはや老年。精神の地獄をみたシーフォートは、ずいぶん懐の深い人物になったらしい。
    何十年ぶりかの植民星ホープネーションの描写もなつかしいというか、物悲しいというか…。芳しからぬ星の変化に悲劇の予感がするんだが。
    で、いらっときたのは我慢が苦手の語り手少年、だけではありません。
    どうしたんだろうという誤字脱字の嵐。会話の中の一人称の混乱。早川の文庫編集部に何かあったのか?
    とりあえず下巻に続く。

  • -

  • 作者も訳者も亡くなられて、続刊が絶望的なシリーズ(泣)。
    爺さんになっても頑固なニックが、読んでて逆にほっとします。

  • 新主人公がいきなりシーフォートを撲殺しようとした時はビビりました……。

  • 他人の目から見たトリヴァー! それはそれでまた格好いい! しかし、トリヴァーが短気だとかなんとか、年取ったからかしら……

  • 出るまで三年も待ったよ…。待ちきれなくて原書買ってしまいました。でも一ページ翻訳して挫折。直後にこれが出で、嬉しくて飛び上がりました。
    この巻も涙なくしては読めませんでした。シーフォートあらゆる意味で痛すぎです。ぜひ一巻からおすすめです!

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