襲撃!異星からの侵入者 上 (ハヤカワ文庫 SF フ 13-13 銀河の荒鷲シーフォート)
- 早川書房 (2003年3月1日発売)
- Amazon.co.jp ・本 (643ページ)
- / ISBN・EAN: 9784150114343
作品紹介・あらすじ
国連事務総長の職を辞し、宇宙軍に復帰したシーフォート。いま、かれが艦長を務める宇宙艦"オリンピアッド"は植民惑星ホープ・ネーションに到着しようとしていた。艦が惑星軌道上に停泊してまもなく、かれは艦を訪れた少年ランディに出会う。ランディはシーフォートのかつての親友デレクの息子であった。父デレクの死の責任がシーフォートにあると考えるランディは、激しい怒りをシーフォートにぶつけてくるのだが…。
感想・レビュー・書評
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宗教色が強くなっているが一気に読ませる面白さはある
表紙 4点山本 えみこ 野田 昌宏訳
展開 5点2001年著作
文章 5点
内容 640点
合計 654点 -
シリーズの最終巻上巻。彼の旧友、というか同志、というか元部下の遺児の少年が物語の語り手。17歳でデビューしたシーフォートももはや老年。精神の地獄をみたシーフォートは、ずいぶん懐の深い人物になったらしい。
何十年ぶりかの植民星ホープネーションの描写もなつかしいというか、物悲しいというか…。芳しからぬ星の変化に悲劇の予感がするんだが。
で、いらっときたのは我慢が苦手の語り手少年、だけではありません。
どうしたんだろうという誤字脱字の嵐。会話の中の一人称の混乱。早川の文庫編集部に何かあったのか?
とりあえず下巻に続く。 -
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作者も訳者も亡くなられて、続刊が絶望的なシリーズ(泣)。
爺さんになっても頑固なニックが、読んでて逆にほっとします。 -
新主人公がいきなりシーフォートを撲殺しようとした時はビビりました……。
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他人の目から見たトリヴァー! それはそれでまた格好いい! しかし、トリヴァーが短気だとかなんとか、年取ったからかしら……
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出るまで三年も待ったよ…。待ちきれなくて原書買ってしまいました。でも一ページ翻訳して挫折。直後にこれが出で、嬉しくて飛び上がりました。
この巻も涙なくしては読めませんでした。シーフォートあらゆる意味で痛すぎです。ぜひ一巻からおすすめです!