ロボットの時代 〔決定版〕 アシモフのロボット傑作集 (ハヤカワ文庫 SF)

制作 : 小尾 芙佐 
  • 早川書房
3.80
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本棚登録 : 400
レビュー : 24
  • Amazon.co.jp ・本 (319ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784150114862

作品紹介・あらすじ

月世界開発用に調整されたロボットが地球上で行方不明になって起こったとんでもない大騒動を描く「AL76号失踪す」、地球から派遣されたロボットと木星人との奇妙な遭遇「思わざる勝利」、美男子の召使いロボットのトニイと女主人クレアのただならぬ関係を描く「お気に召すことうけあい」、ロボット心理学者スーザン・キャルヴィンが活躍する「校正」など、愛すべきロボットたちを描きだす『われはロボット』の姉妹短篇集。

感想・レビュー・書評

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  • 「校正」が特に良かった。

  • 小説

  • アシモフさんの作品は
    そのロボットのことを
    書き込めば書き込むほど
    「人間とは 何だろう」
    が ますます浮かびあがってくる

    しみじみとした情感が漂う
    一冊です
    「校正」Galley Slave が
    秀逸ですね

  • マルチヴァクさんの所でアシモフ談義をしたのをきっかけに、久しぶりにロボットものを読みたくなりました。アシモフのロボット物の短編集のうち、もう一冊の「われはロボット」はロボットの盛衰を時代を追って並べたものですが、この作品集はどちらかと言うとその選に漏れた作品を集めたものです。その為かややまとまりに欠ける作品集ですが、最後の4編は私の好きな(そしてアシモフの恋人)スーザン・キャルヴィン物です。
    改めて読んでみると、今のSFに比べ単純で、ある意味パルプマガジン的な要素も多いのですが、やっぱり安心できると言うか、そのシンプルな楽天主義がアシモフの持ち味だと感じさせます

  • 2016年10月14日読了。「ロボット三原則」のアシモフ作品、「我はロボット」よりもさらに時間が経ちロボットが人間社会に浸透し出した頃を舞台にしているよう。未来社会やロボットの描写は流石に古臭い印象は免れないが、「校正」の短編にあるような「ロボットが人間の作業を奪うのでは?」「人間の作業は無くならず、より高次の創造的な作業に集中できるのだ」と言った議論は深層学習などの技術によりAIの論議が盛んになっているまさに「現代」の話題であり、SF的想像力・物事の本質を見通せる力というものは、まさに時代を超えるものだなあ…と感嘆させられる。現代でも人間が50年以上先の未来を想像する力を持ち続けられているのであれば、少なくとも人間の小説家が皆廃業するということはなさそうだ。

  • 「校正」のみ読了。

  • アシモフの「われはロボット」しばらく前に読んだ。
    ロボット三原則の人と子供の頃から漫画で知ってはいた。ロボットをフランケンシュタインの怪物にしたくなかったというのは本当だろうけれど、『三原則縛り』のお蔭でアイデアに困らなかったという面も大きいだろうと思う。

    「われはロボット」は大叙事詩だったが、編集が上手かったというか、並べ方が良かったんだな。本篇のロボットは無暗に従順だったり、木偶の棒だったり、…。ホラ話と思える一遍もあり。

    「お気に召すことうけあい」が面白かった。短編で一寸状況説明が足りないので、最初は入りづらかったが。人間そっくりのロボットが傍にいたら、…。やっぱり怖いかな。それでも、違った感情を持つこともあるんだろうか。

    フランケンシュタイン・コンプレックスをテーマにした作品が多い。「校正」の「書物というものは著者の手で創造されるべきものだ、」というのは作者の本音だろう。ロボットにユートピアばかりを観ているわけじゃないんだ。

  • 年末の忘年会で本の交換会したときにもらった一冊。

  • 和図書 933/A92
    資料ID 2013200238

  •  ロボット相変わらずかわいいなあ!
     アシモフ二冊目。われはロボットの姉妹作という位置づけらしいこちらの短編集は、心なしか裏ロボット作品集みたいな空気があって、あちらの短編集を思い出しながら読むのが楽しかったです。
     こちらは作品ごとにアシモフの前書き? のようなものがついているのだけど、それがまた面白い! ロボット三原則を作った心境とか、フランケンシュタインコンプレックスへの反感とか、なるほどこういうこと考えてたんだーって、作品群への愛着が深まりました。
     スーザンに恋しちゃってるアシモフ博士かわいいよ。スーザンが出てくるお話は私も大好きです。

     「お気に召すことうけあい」と「校正」が好き。校正ロボットほしいなあ……。

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著者プロフィール

Isaac Asimov (1920―1992 )。アメリカの作家、生化学者。著書に『われはロボット』『ファウンデーション』『黒後家蜘蛛の会』等のSF,ミステリーのほか、『化学の歴史』『宇宙の測り方』等の科学啓蒙書やエッセイが多数ある。

「2014年 『生物学の歴史』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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