メルニボネの皇子―永遠の戦士エルリック〈1〉 (ハヤカワ文庫SF)

制作 : Michael Moorcock  井辻 朱美 
  • 早川書房
3.63
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本棚登録 : 282
レビュー : 23
  • Amazon.co.jp ・本 (575ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784150115517

作品紹介・あらすじ

乳白色の髪に真紅の瞳、太古の妖術を自在に操り、魔剣ストームブリンガーで敵の魂を吸い取る、メルニボネ帝国最後の皇帝にして、流浪の皇子エルリック-その数奇な運命を、巨匠ムアコックが流麗かつ壮大に紡ぎ上げた「エルリック・サーガ」が、ついに開幕!メルニボネ帝国の落日と許婚サイモリル姫との悲恋を描く『メルニボネの皇子』と、美しい夢盗人とともに砂漠の民の「神聖乙女」を救う『真珠の砦』の2巻を収録。

感想・レビュー・書評

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  • まともなヒロイックファンタジーを初めて読みました。
    井辻明美の訳が実に耽美かつ流麗で、主人公エルリックの、ひいては作品世界全体の魅力を最大限引き出すのに成功してます。
    皇帝エルリックが高慢で物憂げで生きるのが億劫で、パーティーで踊るより思考に耽って本と戯れていたいキャラクターで、頭いいくせに割と迂闊。
    ムアコック先生の
    「俺はマッチョイズムなんで大嫌いだ!」
    という魂の叫びが聴こえます。だがそこがいい。

  • 先の「太陽の書」シリーズを4冊読み終えてから(あ、感想書いてないね……)、やたらファンタジーばかり読んでいます。あれこれ読んで、ふと書店で手に取ったのがこの作品。

    世界に冠するメルニボネという島国の皇子が主人公。白子として生まれてきたため、薬を常用しないと生きていけない。
    また、そのような人と違う形で生まれてきてしまったため、メルニボネ人の持つ残虐性や独善性といった性質を持ち合わせていない。いつも「正義とは何か」などと考えていて、「王として不適切」と考える家臣が増えている。

    いとこのイイルクーンとの確執と戦い。黒い剣、ストームブリンガーを手に入れるいきさつ。国と愛するサイモリルをおいて旅に出た理由。
    ストーリーの根幹部分がしっかりと描かれている一冊目。

    訳も素晴らしく、詩的な言葉でつづられているファンタジー小説。

  • 20年ぶりくらいに読んだ。いや、もっとかな。最初から最後まで退廃的な雰囲気が良い。好み。

  • 実際に所有してるのは天野氏の装丁の旧版ですが。
    20年前にひと夏かけて読みました。古いファンタジー小説ではダントツで好きです。ダークヒーロー好きになったのは明らかにエルリックのせいですね。
    また、メタルファンとしてもいろんなバンドがモチーフにしてるので知っておきたい作品です。
    バンドTygers of Pan Tangがまんま作中の都市の話だったり、Blind GuardianのFast to Madnessがエルリックの話だったり、Blue Oyster CultのBlackbladeという曲にいたってはムアコックが歌詞提供してたり。

  • 5巻まで読了。

  • メルニボネは星5、真珠は星3かな。
    ヒロイックファンタジーの傑作だし、やっぱおもろいわ。

  • 厨二だと聞いていたので楽しみにしてましたがそれほどでもなかった。
    アルビノで身体的には病人に近いエルリックは割りに一般人に近い気もしたかなー。
    まだまだ序章なのでこれからが楽しみ。

  • 「メルニボネの皇子」「真珠の塔」。

  • 在庫状況:全巻

  • 永遠の戦士シリーズで一番好きです。
    このシリーズは、沢山出ておりますが、ほとんどの登場人物が微妙に交差していて、さらに多重世界で形成されております。ですから、同じ名前でも同じ人とは限らない感じなので、少し混乱される方もいると思いますが、取敢えずガンガン読み進んでいけば、なんとなく判ってくると思います。判ってくるとより一層面白くなると思います。

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