- Amazon.co.jp ・本 (297ページ)
- / ISBN・EAN: 9784150115647
作品紹介・あらすじ
舞台は季節が不規則にめぐる世界。統一国家"七王国"では、かつて絶対的支配を誇った古代王朝が駆逐されて以来、新王の不安定な統治のもと玉座を狙う貴族たちが蠢いている。北の地で静かに暮らすスターク家もまた、争いの渦を避けることはできなかった。父エダードが王の補佐役に任じられてから、6人の子供らまでが次第に覇権をめぐる陰謀に巻きこまれてゆく…怒涛の運命に翻弄される人人を描いた壮大な群像劇、開幕。
感想・レビュー・書評
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七王国の玉座を巡る物語の導入部。
ドラゴンが伝説として登場人物の会話の中にちらほらと出てくるぐらいで魔法などは使われないので、ファンタジーというより欧米のどこかの国の歴史小説を読んでいるような印象を受けた。
『千古の闇クロニクル』を読んだ時の感覚と似ている。
感触は悪くないのだけれど、章ごとに中心となる人物が入れ替わるスタイルはなかなか惹きこまれるのだけれど、愛称や呼び名が何個もあったり、ラストネームが似ている気がして、若干混乱している……外国の作品って、だからちょっと苦手だ。
7歳のブランに襲い掛かった悪の手。
それに勘付いたブランの家族。
この顛末にはちょっとドキドキして続きが気になるけれど、続きを読むかどうかは、だから少しだけ迷っている。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
これぞ大人向け本格ファンタジーです。
夏と冬が数年おきに不定期に訪れる王国で、中央では陰謀渦巻く王権の争いがあり、北方では伝説と思われていた恐怖の陰が蠢きはじめ、外ではかつての王族の血を引く者の不気味な運命が紡がれるのです。
各章がそれぞれ違う登場人物の視点で描かれており、単純に善悪を語ることも誰か一人に肩入れすることも難しく、ときにもどかしく思うのですが、気がつけば作者のこの手法のせいで物語に引きずり込まれていくのです。
下地は立派にファンタジーですが、登場人物の動きや心理描写はたいへんリアルで見事な展開になっています。
これは「氷の炎の歌」の第一部で文庫版は全5冊ですが、ほんの序章にすぎません。 -
2020.1.28
ドラマGoTが大好きで、やっと原作を読み始めた。
ドラマであらすじ分かってるから、ああここね、って感じでスラスラ入ってきたし、色んな人物に視点が変わるのもわかりやすかった。
でもドラマ見てないと付いてくの大変かも
ひとつだけ。
ジェイミーがジェイムで、デナーリスがデーナリスなのだけ気になった(笑)
頭の中でジェイミーとデナーリスに変換して読んでます。 -
壮大な物語の始まり。登場人物が多く、視点のザッピングも度々起こって読んでて疲れた。でも、面白い。
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あまりにも長いので読むの迷ってましたが、読み始めてみました。
あのゲームオブスローンズの世界が…と本ならではの美しさと壮大さを噛み締めながら読んでます。笑
お馴染みのキャラクターが出てくるたびにわくわくしてしまう。
登場人物が多すぎるので、先にドラマを見ていなくて文字だけだとなかなか理解するのに難しいかも…。
ドラマ見たあとだとドラマだけだとよくわからなかったところもじっくり読めてさらに深まる気がします!
一巻で印象的だったのはやっぱりデナーリスとドロゴの出会い、すこし似た境遇で育ったティリオンとジョンの会話ですね。
その後の展開を知ってるから余計にぐっとくる。
これから登場人物たちがどんどん成長して強くなっていくのかと思うと先を読むのがたのしみ。 -
最近話題になっているので、読み直し。巻の構成とか変わってるから続きをどうしようか考え中。
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ドラマ視聴前に原作をと思い再読。
実はずいぶん前に購入し挫折したままでした。
登場人物の名前やら関連やらが複雑で視点もどんどん変わるので最初は取っ付き辛いが、その辺がすっきりするとかなり面白い。
まだ第一部の5分の1なので壮大な物語の序盤も序盤だがこれからどうなっていくのか。
次巻以降がめちゃ気になる~! -
遂に読み始めてしまった。「氷と炎の歌シリーズ」
まだ始まったばかりなのにだだハマリ。
ケイトリンの立ち直りっぷりが豪快。頑張れケイトリン! -
とりあえずこの作者の他の本を読もうとしてこのタイトルを発見。前に読もうとしてたのですが探しきれなかったんです。何でかとおもったら玉座を王座と間違えていた…
まだまだ始まったばかりです。
が。この後5部まで続いているとか。長いお話は楽しみは楽しみなのですがどうなるのかなあと不安もあったり。
それにしても昔はSF系は原書で読もうと努力していた時期があったのですが翻訳って…なんて読むのが楽なんだろう!!助かります、ハイ。
ジョージ・R.R.マーティンの作品





