夢盗人の娘 永遠の戦士エルリック5 (ハヤカワ文庫SF)

  • 早川書房 (2006年11月8日発売)
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Amazon.co.jp ・本 (512ページ) / ISBN・EAN: 9784150115890

みんなの感想まとめ

テーマは、エルリックシリーズの新たな展開であり、舞台はナチス政権下のドイツに設定されています。主人公はエルリックの末裔であるウルリック・フォン・ベック伯爵で、彼の物語は多元宇宙や時空を超えるファンタジ...

感想・レビュー・書評

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  • 衝撃のラストから、どうやって話が続くのだろうと思ってしばし間が空いてしまった永遠の戦士エルリックシリーズ。なんと第二次大戦のドイツから始まります。その子孫の物語として現実世界と繋がってくるのかと思いつつ読み進めると、なにやら多元宇宙とか時空を超えて転生するとかファンタジー世界の理屈が展開されてきて腰がひけてくる。この死をも超越したなんでもありあり感が苦手なんだよな。緊迫感がうすれるよね。でもムアコックはそこで脅威の粘りを発揮し、見事にエルリックの血を引く末裔の物語につなげていく。これはこれで面白いか。でもエルリックの矛盾した内面の葛藤を描いて迫力があったこれまでの作品と違ってエンタメ色が強い。深みが薄れた。
    しかし翻訳の素晴らしさは相変わらずで、もともと日本語で書かれた作品かと思ってしまいます。これだけでも読む価値あり。

  • 新装版だと思ってましたら、なんと新訳もある!
    “永遠の戦士エルリック”シリーズ。
    ムアコックはほぼ全部翻訳物は蒐集しておりますから、
    これは絶対の買いですね。
    新三部作ということなのですね、、、えーと、
    ・・・「真珠の砦」と「薔薇の復讐」を読み直した方が
    良いでしょうね・・・(--;
    で、「真珠の砦」のラストでのけぞった
    あの出来事の続きが出てくるわけで、
    「薔薇の復讐」のゲイナーもフォン・ベックも・・・。ん~。
    とりあえず、もしかしたらムアコックは、
    ドラゴンにメタクソにやられるナチスドイツ空軍の
    シーンを描きたかったのか?
    なんて思っちゃうほどに難解であります。(大汗)
    続巻「スクレイリングの樹」も手元にありますが、
    どうも読む気が湧きません。

  • メルニボネのエルリックのサーガは前巻で完結しましたが、3巻続くようです。

    舞台はナチス政権化のドイツ。エルリックのこの世界での分身であるウルリック・フォン・ベック伯爵が主人公です。タイトルは「ウルリック・サーガ」でも良いかも。

    序盤以降はエルリックも出てきます。夢の中だったり、一人の身体に二つの魂が同居してたり、物理的にも別だったり。

    多元宇宙の設定がわかるような説明的なセリフが多いのも特徴です。

  • このシリーズ今はこんな世界観になってるのか。面白い。面白いけど茫洋としてわかりにくいので、オカルトに詳しい人を視点人物にするか脇役にして随時解説してくれるともっと良かったかなあと思う。

  • ようやく読み終えた…。

    あくまで共感や感情移入を退ける形式のエルリックはどこまでも英雄だなあ。
    話も広くてなかなか入り込めない。

  • 面白かった。空想世界と現実世界が交差するだけでなく主人公二人も交差するとは!玉、剣につぐ新たな鏡の千年はこういうことかと勉強になりました。ナチスがらみで重くて一気に読めなかったけど、読み終えたらまだまだ読みたいとおもってしまいました。エルリック様、あんたやっぱりかっこいいよ、どこまでかっこいいんだ!

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