ヴォネガット、大いに語る (ハヤカワ文庫 SF ウ 4-20)

  • 早川書房
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本棚登録 : 184
感想 : 14
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  • Amazon.co.jp ・本 (448ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784150116897

感想・レビュー・書評

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  • 3

  • スローターハウス5が1969年だから、それから5年後に出された本書は、もっとも初期のころのエッセイを集めたことになる。

    ヴォネガットは小説は面白いけれども、エッセイ集は面白くなかった。
    真面目さが前面に出過ぎているからだろうか。

  • 訳がヴォネガットらしくない

  • 2017/11/05 初観測

  • 読み始めて気付いたのだけど、そういやぼくはヴォネガットの小説って読んだこと無かった。

    強く心に残ったのは、<a href="http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%93%E3%82%A2%E3%83%95%E3%83%A9%E6%88%A6%E4%BA%89" target="_blank">ビアフラの話</a>でした。
    なんていうか「人は過去から学ぶ」という認識は、単なる幻想に過ぎないのかな、と溜息をつきたくなりました。

    あと、<blockquote>もしわたしが他の惑星からの訪問者ならば、無電で自分の星に地球のことを報告するときに、アメリカ人をアメリカ人とは呼ばす、彼らの実態の大部分がすぐにわかるような名前で呼ぶだろう。その名前は、不動産業者だ。</blockquote>という言葉には、思わずハッとさせられました。
    これは非常に的を射ている表現だなあ、と。

    他にも、いろいろと示唆に満ちた言葉がたくさん詰まっていました。
    いわゆる「小綺麗な」歴史からでは見えてこない、いろいろな歴史を見せてもらいました。

  • ヴォネガットは実に数少ない、信頼できる作家の一人といえる。

  • 有名なアメリカ物理学会での講演(1969)における「坑内カナリア芸術論」の話がお気に入り。

  • 初期~中期ヴォネガットのエッセイ集。ヒントがいっぱい。読み返したし。

  • 2011/2/9購入

  • まだ20代だった頃、ヴォネガットに出会い、同じ時代に生まれ、彼の新作をリアルタイムで読めることがとても嬉しかった。でも、もう彼はいない…

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著者プロフィール

1922-2007年。インディアナ州インディアナポリス生まれ。現代アメリカ文学を代表する作家。代表作に『タイタンの妖女』『母なる夜』『猫のゆりかご』『スローターハウス5』『チャンピオンたちの朝食』他。

「2018年 『人みな眠りて』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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