- 早川書房 (2009年6月25日発売)
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感想 : 26件
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Amazon.co.jp ・本 (480ページ) / ISBN・EAN: 9784150117160
みんなの感想まとめ
宇宙を舞台にした壮大な物語が展開され、コロニー連合とコンクラーベという二大勢力の植民地争奪戦に巻き込まれたジョン・ペリーとその家族の奮闘が描かれています。新たな植民惑星ロアノークで、彼らは予想外のトラ...
感想・レビュー・書評
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コロニー連合(人類)とコンクラーベ(四百を超える多数の種族の連合体)。宇宙を舞台とした二大勢力の植民地争奪抗争に巻き込まれたジョン・ペリーとその妻ジェーン、養女ゾーイ。
十のコロニーからそれぞれ二百五十名ずつ集めて新しい種コロニーを作るプロジェクト、植民惑星ロアノーク。新しいコロニーを指導する中立な指導者として白羽の矢が立ったジョンとジェーンは、ゾーイとともにロアノークに移住することとなったのだが…。
突然見舞われた、予想だにしないトラブル。正確な情報を与えられないままに捨てゴマとして危険に身を晒すこととなるロアノークの住人たち。住人たちから充分な信任が得られない中で、危機を乗りきるため奔走するジョンとジェーン。コロニー連合とコンクラーベ、一体どちらが正義なのかもよく分からない中、ロアノーク生き残りのために二人が下した決断は…。
壮大な物語だった。民主的な手続に拘る二人の政治手法には、民主主義の原点のようなものを感じた。
第四巻は、第三巻の物語をゾーイの視点で描いたもの、とのことなので、こちらも読んでみたい。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
他の惑星を植民地にする人類。宇宙にはたくさんの部族が存在する状況で、あたかも全宇宙を支配するかのように振る舞うコンクラーベ(地球で一般的なコンクラーベとは異なる)。ジョン・ペリー(かつて緑色の肌で戦った老人兵士)とゾーイを含む者たちは、新しいコロニーに入植するが、そこにコンクラーベの魔の手が伸びてくる。さて、この危機をどう乗り越えるか。状況が二転三転するのはエンタメ小説の定石なので、素直にストーリーを堪能しよう。コンクラーベの本当の姿やポリシーに翻弄されながら、先を想像するのが楽しい。さて、本作品は「老人と宇宙」シリーズの完結編となるらしい。とはいえ、続編があるので、引き続き読んでいきたい。
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一作目の主人公ジョンは防衛軍を退役したものの、植民惑星のリーダーに抜擢され、そこで400種以上の異星人からなる連合を敵に回してしまい、果ては人類滅亡を回避するべく奮闘するお話。
ゾーイ(前作で登場した少女で主人公の養女)が対抗兵器を持ち帰る冒険行は次作で語られるらしいので、本書とセットで読みたいところ。 -
元ヨメと。もう戦争はいいよ!と引退したのに、どえらい渦中に!これでシリーズ終わったかと思わせられた第3作。
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やっぱジョンが主人公だとおもしろい。
ユーモアのある人だから。
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ジョン・ベリー再来。さすが、ヒューゴー賞候補。息もつかせぬ面白さだ。ブレイン・パルが欲しい。
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最後までどんな決着がつくのか、予想できなかった。このシリーズ、おもしろい。
ただ、入植した惑星の先住の知的生物についての伏線が回収されてなかったような… -
ここまでで「老人と宇宙」シリーズは
止めておいてよかった気がする。 -
面白くなってきた、続きがあるのが楽しみになってきた
表紙 5点前島 重機 内田 昌之訳
展開 6点2007年著作
文章 6点
内容 660点
合計 676点 -
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放題と表紙が陳腐すぎてリアルな本なら購入しないが、前作までが面白くキンドルで勢いで購入し、一日ですぐ読了した。
異星人とのコミュニケーションがそんな簡単に行くはずはねえだろ!という突っ込みはともかく、エンタメとしては面白かった。 -
最後の展開が予想外すぎた。面白かった!
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一気に読ませる面白さは、格別。世界観が掴みやすくグイグイ引っ張っていく。さすが。
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図書館 ひさしぶりに、感動した。
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3 部作の完結編。
ジョン・ペリー再登場。
今回は兵士としてではなく、コロニー行政官として。
ちょっと弄れてはいるが、ユーモアのある愛すべきキャラ。
本作で、シリーズ全体が上手くまとめられ、
本当に楽しめる良作品群であった。
先住知的生命体の事とか、
いくつかもっと掘り下げて欲しい点もあったのがやや残念。
2010年 星雲賞海外長篇部門受賞作品。 -
既読でしたが、先日「ゾーイの物語」を読んでもう一度読みたくなり、本棚をひっくり返してようやく見つけ、再読しました。
異世界での一般の生活描写から、徐々に人類を巻き込んだ大きな話しにシフトし、最後は三部作をきっちりまとめたストーリー。大河ドラマとでもいうべき内容を一冊にまとめているせいか、語っていない要素が少なからずあり、ご都合的な展開も見え隠れしますが、その分、話し運びに勢いがあり、最後まで波瀾万丈でした。
当時、作者は三巻で完結と言っていたそうですが、四冊目では語られなかった部分が明らかになっています。ちゃんと考えられていたことがわかったわけですが(笑)、語らずに済ませた内容のは濃密で、そこを削ったという、思い切った割り切りというか大胆な構成に驚かされます。
「最後の聖戦」と「ゾーイの物語」は二冊まとめてよむべきではないかと思います。もちろん一冊目の「老人と宇宙」二冊目の「遠すぎた星」は必須ですが。
視点の異なった同じ時間軸の物語のため、単なる上下巻の長大な小説と違った読書体験ができると思います。 -
シリーズ完結編。
序盤から中盤にかけては、これからというところで、ことごとく助けなりなんなりが入り、ちょっと物足りない感じがします。
特に、植民先に知的生命体がいたということは、これ一つで物語が成り立つほどの大事件だと思うのですが、コロニー連合が来た頃からぱったり書かれなくなってしまい、どうなったのか気になります。すでに敵対関係が成立してしまった感があるのですが、うまく共存の道を見つけられるのでしょうか。
コロニー運営のくだりは、もっとじっくり書き込んでほしかったなあ、と思います。まあ、ページ配分などの問題もあるのでしょうが。
ただ、事態が展開し始めるあたりからのテンポの良さはさすがです。最初は唯一絶対だったコロニー連合の欺瞞。
確か、どんな政府も情報を統制し始めたら終わりだという話を何かで読んだことがあるような気がするのですが、そうすると、コロニー連合もずいぶんと前から崩壊の兆しがあったということになるのでしょうか。今回やっていることを見ると、故なしとは思えません。
見たくない予測から目をそらすような政府がこの先長生きできるはずもなく、実際ペリーたちがいなかったら、滅亡するのも時間の問題だったのでしょう。それも、大半の人間が原因も分からないままで。
その体制をひっくり返してみせたペリーたちは、真の意味で人類の英雄といえるのかもしれません。
私個人としては、コンクラーベの理念には疑問も感じるのですが…この流れから行くと、いつかはまとまっていくのでしょうね。
ジェーンの結末も含め、すっきりとした、読後感のいい終わりになっています。
ゾーイ目線からの物語も、楽しみです。 -
んーっ!!読み終えてこんなに気持ちの良い本は久しぶり。また「老人と宇宙」から読み返したくなるように、うまーく作りこまれていて、うん、脱帽。人種や文化が違うだけで他者を排除し戦い続けてきた”人間”に対する大きな大きなメッセージを感じます。
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シリーズ最終巻。
一作目同様、年寄りなのに若いジョン・ペリーが主人公。
愛するジェーン、養女とともに、植民惑星で退役後の生活をのんびりと送っていたペリーだが、またぞろコロニー連合に振り回されるはめに。
それにしても、前作では3つのエイリアン同盟軍との戦争を避けようと、あれほど必死になっていたコロニー連合が、コンクラーベとの対立によって引き起こされる結果を予想すらできないというのは、あまりに愚かすぎる。
情報統制も含めて、権力側のそうした愚かしさに一矢報いた感のあるラストは痛快。
前作でちょっと気になる存在だった、ゴースト部隊のシラード将軍。今回もなかなか、格好イイところをみせてくれる。
ペリーの養女ゾーイの視点から、本書での騒動を捉えなおしたZoe's Taleが上梓されているとか。こちらも楽しみ。
The Last Colony by John Scalzi
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