最後の星戦 老人と宇宙3 (ハヤカワ文庫SF)

制作 : 前嶋重機  内田昌之 
  • 早川書房 (2009年6月25日発売)
3.99
  • (18)
  • (45)
  • (17)
  • (1)
  • (0)
  • 本棚登録 :214
  • レビュー :17
  • Amazon.co.jp ・本 (480ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784150117160

作品紹介

コロニー防衛軍を退役したジョン・ペリーは、植民惑星のハックルベリーで、ゴースト部隊出身の妻ジェーンと養女ゾーイとともに平穏な日々を送っていた。だが、ある日、思いもよらない要請を受ける。かつての上司リビッキー将軍から新たな植民惑星ロアノークを率いる行政官になってくれと頼まれたのだ。やがて、ジョンは新たな戦いに巻きこまれていくが…『老人と宇宙』のジョンがふたたび大活躍するシリーズ、第三弾。

最後の星戦 老人と宇宙3 (ハヤカワ文庫SF)の感想・レビュー・書評

並び替え:

表示形式:

表示件数:

  • 他の惑星を植民地にする人類。宇宙にはたくさんの部族が存在する状況で、あたかも全宇宙を支配するかのように振る舞うコンクラーベ(地球で一般的なコンクラーベとは異なる)。ジョン・ペリー(かつて緑色の肌で戦った老人兵士)とゾーイを含む者たちは、新しいコロニーに入植するが、そこにコンクラーベの魔の手が伸びてくる。さて、この危機をどう乗り越えるか。状況が二転三転するのはエンタメ小説の定石なので、素直にストーリーを堪能しよう。コンクラーベの本当の姿やポリシーに翻弄されながら、先を想像するのが楽しい。さて、本作品は「老人と宇宙」シリーズの完結編となるらしい。とはいえ、続編があるので、引き続き読んでいきたい。

  • シリーズ2を手にとってパラパラと見たら1とは全然登場人物が違う。毎回違うステージの話なのかと思ったらそうではなく、1と3は同じというので2を飛ばしてこちらを読んだ。結論から言うと2を全然読んでなくても支障はない。2の話が3に出てきているのかどうかはわからないレベル。
    ジョンは家族とともに行政官として植民惑星ロアノークへ向かう。ロアノークへ向けて宇宙船はジャンプを終えたが、到着した惑星はロアノークではなかった。仕組まれた間違いには何が隠されているのか。
    『月は無慈悲な夜の女王』が、アメリカ人にとって独立戦争を想起するものだというが、こちらのこの話もそういう含みがあるんじゃないかと思った。ただ、植民者が全員で武器を取って立ち上がるのではなく、主人公とその周辺の人たちが、であるが。
    最後まで飽きずに読めたが、SFとしては政治的陰謀の謎解きの比重が重すぎるかな。ただ、これで終わりと書いてあるが続きがあるのよね。ははは。とりあえずその前に2を読まねば。
    おまけ。ヒッコリー&ディッコリーの名前にはやや特別なニュアンスがあるようなことが文中に書かれていたが、マザーグースの歌に出てくるねずみの名前で、歌には時は金なりの意味があるとか。いまひとつピンときませんでした。

  • 面白くなってきた、続きがあるのが楽しみになってきた
    表紙   5点前島 重機   内田 昌之訳
    展開   6点2007年著作
    文章   6点
    内容 660点
    合計 676点

  • 放題と表紙が陳腐すぎてリアルな本なら購入しないが、前作までが面白くキンドルで勢いで購入し、一日ですぐ読了した。
    異星人とのコミュニケーションがそんな簡単に行くはずはねえだろ!という突っ込みはともかく、エンタメとしては面白かった。

  • 最後の展開が予想外すぎた。面白かった!

  • 一気に読ませる面白さは、格別。世界観が掴みやすくグイグイ引っ張っていく。さすが。

  • -

  • 図書館 ひさしぶりに、感動した。

  • 3 部作の完結編。
    ジョン・ペリー再登場。
    今回は兵士としてではなく、コロニー行政官として。
    ちょっと弄れてはいるが、ユーモアのある愛すべきキャラ。
    本作で、シリーズ全体が上手くまとめられ、
    本当に楽しめる良作品群であった。
    先住知的生命体の事とか、
    いくつかもっと掘り下げて欲しい点もあったのがやや残念。

    2010年 星雲賞海外長篇部門受賞作品。

  • 既読でしたが、先日「ゾーイの物語」を読んでもう一度読みたくなり、本棚をひっくり返してようやく見つけ、再読しました。
    異世界での一般の生活描写から、徐々に人類を巻き込んだ大きな話しにシフトし、最後は三部作をきっちりまとめたストーリー。大河ドラマとでもいうべき内容を一冊にまとめているせいか、語っていない要素が少なからずあり、ご都合的な展開も見え隠れしますが、その分、話し運びに勢いがあり、最後まで波瀾万丈でした。
    当時、作者は三巻で完結と言っていたそうですが、四冊目では語られなかった部分が明らかになっています。ちゃんと考えられていたことがわかったわけですが(笑)、語らずに済ませた内容のは濃密で、そこを削ったという、思い切った割り切りというか大胆な構成に驚かされます。
    「最後の聖戦」と「ゾーイの物語」は二冊まとめてよむべきではないかと思います。もちろん一冊目の「老人と宇宙」二冊目の「遠すぎた星」は必須ですが。
    視点の異なった同じ時間軸の物語のため、単なる上下巻の長大な小説と違った読書体験ができると思います。

全17件中 1 - 10件を表示

最後の星戦 老人と宇宙3 (ハヤカワ文庫SF)のその他の作品

ジョン・スコルジーの作品

この本を読んでいる人は、こんな本も本棚に登録しています。

有効な左矢印 無効な左矢印
ロバート・チャー...
ロバート・チャー...
小木曽 絢子
ジェイムズ・P・...
有効な右矢印 無効な右矢印

最後の星戦 老人と宇宙3 (ハヤカワ文庫SF)を本棚に登録しているひと

ツイートする