ノパルガース (ハヤカワ文庫SF)

  • 早川書房 (2009年8月7日発売)
3.19
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本棚登録 : 98
感想 : 11
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Amazon.co.jp ・本 (240ページ) / ISBN・EAN: 9784150117221

みんなの感想まとめ

異世界を舞台にしたSF作品で、軽快な文体とサクサク読める構成が魅力です。200ページ余りの中編で、主人公が巻き込まれるユーモラスな展開には思わずニヤリとさせられ、時折哲学的な要素も垣間見えます。特に、...

感想・レビュー・書評

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  • SF。
    200ページ少々で文体も軽く、サクッと読める中編。
    SF的なアイディアも十分に面白く、娯楽作品としてなかなかの出来なのではないでしょうか。
    イグザックスが舞台の章が特に好み。
    訳者あとがきにあった、"異世界を描かせたらヴァンスが一番"という評判もちょっと分かるかも。

  • 久しぶりのSFなんだが、薄くて軽い分だけ中身も同じだったようだ。異星人に連れ去られて地球人の改造を進めようとする主人公が、違和感を感じ始めるあたりからが本領発揮なんだけれど、その展開がイマイチかなぁ。

    B級と呼ぶにふさわしい久しぶりのSFだった。ま、いいか。

  • 主人公が巻き込まれていくくだりがなかなか馬鹿馬鹿しくてよいなあ、とニヤニヤしながら読んでいたら何だか哲学的な臭いがするようなしないような。うん、おもしろいじゃん。

    • diver0620さん
      こんにちは。こちらはもう慣れましたか?僕はなんだか落ち着かないままでおります。コメントに直接返信できないし・・・
      >何だか哲学的な臭いがする...
      こんにちは。こちらはもう慣れましたか?僕はなんだか落ち着かないままでおります。コメントに直接返信できないし・・・
      >何だか哲学的な臭いがするようなしないような
      いいですね~。なぜ、今ジャック・ヴァンスなのかという謎も含めて、再発掘してみようかな。
      2011/09/16
  • ハヤカワ文庫のトールサイズで僅か200ページ強、中編と言って差し支えない程度の気軽に読める作品です。ストーリーを紹介するとそのまま種明かしになってしまう類いの話なので、ストーリー紹介は省略。それにしてもですね、ジャック・ヴァンスですよ。新刊ですよ。昨年の夏にこれが「新刊」コーナーに平積みされているのを発見した時はブッ飛びましたよえぇ。何故今ジャック・ヴァンスの新訳が?という謎については、伊藤典夫氏の訳者あとがきをお読みください。

    鴨がジャック・ヴァンスを初めて読んだのは、河出文庫「20世紀SF」第3巻に収録されている短編SFミステリ「月の蛾」です。これがもぅ大傑作。「異世界を描かせたら右に出る者がいない」と評されるヴァンスの面目躍如、地球上の人類社会とは全く異なる価値観に支配された異星を舞台に、しかもその奇妙奇天烈な価値観の範囲内で見事にミステリを成立させるという、実に鮮やかな職人芸と言ってもいい快作です。
    今回読んだ「ノパルガース」も、やはり異世界作家・ヴァンスでなければ書けない作品。何故って、我らが地球を「理解不能な異世界」として描いているからです。この作品のポイントは、コレ一つに尽きますヽ( ´ー`)ノ物語としての完成度は正直言ってイマイチです。キャラクターはステロタイプで人間性まで踏込めていないし、「えっ、コレで終わり?」な終わり方しますしヽ( ´ー`)ノが、何というんでしょう、古き良きSFならではの「熱気」とでも言うべきエネルギーの迸りを感じるんですね。SFという文学が市民権を獲得しつつある50〜60年代にしかなかった勢い、とも言えるでしょう。
    かなり荒削りなストーリーではありますが、でもこれ映像化したら面白いかも!TVシリーズなんか合いそうな気がするんだけど。コレ一冊で、ちょうど「シーズン1」てな感じですねヽ( ´ー`)ノなんぼでも続きを書けそうなだけのプロットは詰まってますんで、現在のSF作家が続編を書いたらどう展開していくんでしょうね。

  • これは好みだっ!異星人登場だ!
    もう少し読んでいたいと思わせてくれる。
    ただ後半は駆け足気味に感じたな。

  • どうやってノパルを駆逐するのか興味を持って読み進めてた。が、残りのページ数からして強引なオチに持ち込まれるのだろうと不安に。そしたらゲアー登場ですよ。なんのこっちゃ。

  • 既に読んだ方から、読まなくてもいいと思うとコメントが・・・(汗

  • it's B(be) line. i'm a parasite human.

  • 3.5

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著者プロフィール

1916年、サンフランシスコ生まれ。カルフォルニア大学バークレー校を卒業後、商船員の職につき航海中に小説を執筆、45年短篇「The World-Thinker」でデビュー。その後、世界中を旅しながら作品を発表、奇怪な世界と異様な文化を活写する唯一無比の作風で息の長い活動を続け、80冊以上の著作がある。主な作品に『終末期の赤い地球』(50)、『竜を駆る種族』(63、ヒューゴー賞受賞)など。ミステリ作家としても『檻の中の人間』(60)でエドガー賞処女長篇賞を受賞。84年には世界幻想文学大賞生涯功労賞、97年にはアメリカSF・ファンタジー協会が授与するグランド・マスター賞を受賞、殿堂入りを果たしている。

「2017年 『スペース・オペラ』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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