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Amazon.co.jp ・本 (688ページ) / ISBN・EAN: 9784150117658
みんなの感想まとめ
壮大な歴史改変とタイムトラベルをテーマにした物語が展開され、1974年の暗黒時代にナチスの侵攻を阻止するために特殊部隊が1939年のイギリスへと遡行します。著者の特有の筆致によって描かれるこの作品は、...
感想・レビュー・書評
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歴史改変により第2次世界大戦でナチスが圧勝した暗黒時代の1974年。ナチの侵攻を止めるべく、未来から供与された技術により1939年のイギリスへ特殊部隊を時間遡行させるが…。ハードな筆致で描く壮大な歴史改変SFの名作。
「プロテウス·オペレーション」(1985)J·P·ホーガン
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歴史改変モノとタイムトラベルモノ、J.P.ホーガンが2つを組み合わせて描いたら面白いに決まってる!
歴史改変小説の名作「高い城の男」(フィリップ.K.ディック)のディストピアを受け入れるしかない、という展開と比較すると、ホーガン特有の希望の持てる、楽観的なストーリー展開で安心して読みすすめることができた。
史実とフィクションをうまく融合していて、歴史好きの人にも好まれる作り込みだったと思う。
自身の名作「未来からのホットライン」では否定されていた、並列宇宙が肯定されている点もとても興味深い。
(ただし、別宇宙を説明する際に両作とも「時間線」という共通の言葉で表現されている点はニヤリとさせる)
少々長く感じたが、全体的に楽しめた。 -
「戦国自衛隊」みたいな感じかと思ったけど全然違ったな。
根のアイデアは珍しいものではない気がするが、タイムトラベルものの、パラドックスの処理をうまく取り入れていて、流石感。
このところ、先の大戦に関するいろんなインテリジェンス系の本を読んでることもあって、その辺の取り扱いが気にはなるんだが、そういう小説じゃないしと割り切って。
面白かったです。 -
プロテウス・オペレーション (ハヤカワ文庫SF)
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自分の趣味に偏りがあるのか、近年読んだハードSFは、量子力学ネタ率が妙に多く、さすがに飽きてくる。この話自体は、ホーガンの本領ドラマ的な部分も良く書けているような気もするけど、それ以前にネタに驚きがなくなると楽しくない。しばらく量子力学ネタは慎重に避けなくては。
あと、海外SF好きのくせになんだけど、人間の名前が覚えられなかった。ちょっと登場人物多すぎか。 -
この物語は、この物語と楽しむとしても
『高い城の男』meets『鷲は舞い降りた』
without デブリン&ノイマン
(そしてモリイにアルトマンにブリーゲル)の印象。
タイムトラベルの考え方やアイディアは 面白いと思うけど
物語としての深さと味付け、絶望・暗さを考えざるを得ない中での
歴史に立ち向かう脇を固めるキャラクターの魅力は
少し物足りない。
⇒2012年5月は『天冥の標』を読み返していたので
新規読書量少なめ… -
どうしても『高い城の男』と比べちゃって、黒歴史部分の描写がうすっぺらいのは否めないけど、そういうのをホーガンに求めてはいけないのだ。能天気だ。
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2010/12/04読了。
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二十年ぶりくらいの再読。ホーガン追悼の意味をこめて。
初期ホーガンはアイデア一発勝負でとにかくネタの面白さだけで小説作法など知るかって感じだったのだが、だんだん作家としてこなれてきて、逆にこんなのホーガンが書かなくてもいいじゃんというのもでてきたりして、そんな中でもっともバランスのとれた傑作がこれだと思う。
しかしやはり頭脳の衰えは激しく、SFを読むスピードが衰えまくっている自分が残念すぎた。
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