第一具象 (ハヤカワ文庫 SF ロ 1-393 宇宙英雄ローダン・シリーズ 393)

  • 早川書房
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感想 : 5
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  • Amazon.co.jp ・本 (267ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784150117924

作品紹介・あらすじ

アラスカは、黒い異人のフルクース人が築いたステーションにある脳に似た物体の発する心理放射を中和できるかどうか実験をしていた。かつて痴呆化放射を中和するのに使ったGrIkoネットをみずから使ってみたのだ。だが、とんでもないことが起きる。放射を中和するどころか、逆に精神を乗っ取られてしまったのだ。謎の心理放射に命じられるまま、アラスカはラングルを脅し、その宇宙船でステーションに向かうが…。

感想・レビュー・書評

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  • なにしろ表紙の色合いが印象的。こういう落ち着いた暗い色合いは珍しい。赤っぽい色が全く入っていない感じがとてもいい。でも全巻これだったら売れないな^^;

    前半『第一具象』
    アラスカのカピンの破片が大暴走したのって以前にあったっけ…。効果絶大すぎて、敵に回したくないと改めて思う。
     フルクース人の「ゲログロシュ」の名がどうも途中から「ゲロゲロシュ」と読めちゃってやけに可愛い。どうでもいいことだが。
     ジェント・カンタルと新参のヴレエニー・オルトルウン、ご結婚おめでとう。

    後半『女帝への反逆』
    「女帝」は特定の種族のみをなんらかの目的でこき使っているだけなのか?そしてその種族が疲弊したら次の種族に乗り換える?それとも別の目的がある?だいたい「女帝」ってどんな人?そもそも人?シリーズにはよくあることだが、謎が謎のままどんどん話が進んでいくので、しまいには何が話の目的だったのかわからなくなるんだが、これは多分私の読解力が低いせい。修行が足りん。
     とはいえ、漠然としていたことがなんとなく進んでいる感じはあるので次巻が楽しみ。

  • ローダンシリーズ393
    アラスカの回だがカンタルの方がいい味をだしている
    表紙   5点工藤 稜   嶋田 洋一訳
    展開   5点1976年著作
    文章   5点
    内容 500点
    合計 515点

  • 久しぶりに地球でのアラスカの活躍だけど相変わらず仮面を外して解決しようというパターンはそろそろどうなんだとか思ったり…それよりも、テルムの女帝の補助種族の今後のローダンへの対抗心に期待したいと思ったり…

  • アラスカが、異人に精神を乗っ取られてしまう。異人の目的は、地球人類を精神的にコントロールして植民地にすることであった。アラスカは、この危機を乗り越えることができるのか?一方ローダンは、テルムの女帝とコンタクトして、地球の情報をもらう代わりに行方不明のモジュールを探す事になった。

  • だいぶ謎の一部が少しずつ分かってきたね。これから面白くなってきた。次が早く読みたいね。

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