ボーンシェイカー ぜんまい仕掛けの都市 (ハヤカワ文庫SF)

  • 早川書房 (2012年5月10日発売)
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Amazon.co.jp ・本 (608ページ) / ISBN・EAN: 9784150118525

作品紹介・あらすじ

閉鎖都市の息子を救うために母は戦う! ゾンビ×ドリルマシンのネオ・スチームパンク

みんなの感想まとめ

母が息子を救うため、閉鎖された都市に挑む冒険が描かれています。舞台は1879年のシアトルで、発明家の作り出したボーンシェイカーによって引き起こされた惨事が原因で、町は高い壁に囲まれ、恐怖のゾンビとマッ...

感想・レビュー・書評

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  • 「ゾンビ×ドリルマシンのネオ・スチームパンク」ですって!

  • ジーク少年の事が最後まで好きになれなかったな.
    解説の最後で映画化の記載があったが,IMDBで確認したところ,脚本がプリースト本人のようだが,プロジェクト自体は全く動いていないようだった.映画化には向いてると思いますけどね.なお,ブライアさんには,マッケンジー・デイヴィスさんがいいな.

  • アメリカの作家「シェリー・プリースト」の長篇SF作品『ボーンシェイカー ぜんまい仕掛けの都市(原題:Boneshaker)』を読みました。
    ここのところ、アメリカの作家の作品が続いています。

    -----story-------------
    「ブライア」はライフルとガスマスクを手に、閉ざされた街へ降り立った――息子を救えるのはあたししかいない!
    掘削用ドリルマシン〈ボーンシェイカー〉が暴走し地下の毒ガスが噴出、シアトルの街は見境なく人間を襲う〈腐れ人〉が跋扈する地獄と化し、高い壁で閉鎖された。
    「ブライア」は、消えた父を追って街へ入った息子「ジーク」を救うため、自らも壁の内側にむかう……。
    ネオ・スチームパンクの旗手によるローカス賞受賞作!
    -----------------------

    2009年(平成21年)に発表された「クロックワーク・センチュリー」シリーズの第1作… 2010年(平成22年)のローカス賞SF長篇部門を受賞した作品です。


    ゾンビが群れ集い、毒ガスが充満し、高い壁に閉ざされた19世紀末のアメリカ・シアトル… その原因となった掘削用ドリルマシン〈ボーンシェイカー〉を開発し暴走させたと言われる父「レヴィティカス・ブルー」の消息と理由を探しに、危険な街に入り込む息子「ジーク(イジーキエル)」、、、

    「ジーク」が街に入ったことを知り、壁を越えて連れ戻そうとする母親「ブライア」… 二人は無事に安全な〈郊外〉の戻ってくることはできるのか? そして、父親の消息を知ることはできるのか……。


    実際の歴史とは異なる19世紀末のシアトルを舞台に物語は展開… 有毒ガスに覆われた街、謎の天才科学者、ゾンビ、ドリルマシン、飛行船、蒸気機関と、面白そうな要素がいっぱいの設定なのですが、、、

    あまり物語に入り込めなかったので、600ページのボリュームはきつかったなぁ… 物語の世界観が巧く頭の中で構築できなかったこと、「ブライア」と「ジーク」の母子に魅力を感じず気持ちがシンクロできなかったことが原因かな。

    物足りなさが強かったですねー 続篇は、もういいかな。

  • かなり長いお話しでした。細かい描写が多いからでしょう。
    ブライアという主人公(男の子の母親)が大活躍です。

  • スチームパンク商法

  • 面白かったぜぇ!

  • SFでは結構珍しいゾンビもの。
    シアトルが舞台らしい。
    アンダーグラウンド・ツアー思い出した。

  • 原書名:BONESHAKER

    これは面白かった。
    女性作家によるローカス賞受賞の歴史改変スチームパンクの傑作です。
    時は1879年のシアトル。しかし町の中心部は高さ60メートルの壁に覆われている。ブルーという発明家によって作られたボーンシェイカー(ジェットモグラのようなものらしい)によって、街の中心部が破壊され、その後地中から噴出したガスによって死病が発生したため隔離されているのだ。
    主人公はこのブルーの妻とその息子。息子は父の事件の真実を知りたいと願い壁の中に潜入する。ところが壁の中には、なぜか人が住んでいて、それ以上に多くのゾンビが徘徊している。そしてマッド・サイエンティストによる恐怖が支配していた。やがて、息子を救出すべく母親も壁の中へ…
    母親は息子を探し出せるのか。壁の中で出会う人達は味方か敵か。ゾンビを振り払い、ガスから身を守れるのか。壁の中から脱出は可能なのか。そして、マッド・サイエンティストの正体は。母親が息子に隠している秘密とは。
    多くの謎とスリルとに包まれた冒険物語です。
    なお、残念ながら絶版ですので、古本か図書館でどうぞ。

    ローカス賞SF長編部門賞
    著者:シェリー・プリースト(Priest, Cherie, 1975-、アメリカ・フロリダ州、小説家)
    訳:市田泉(翻訳家)

  • 南北戦争が20年も続いているアメリカシアトルが舞台のスチームパンク。
    死病が蔓延する「壁の中」に入って行ってしまった息子を助け出しに行く主人公が男前ー。酒場の主人ルーシーやプリンセスも、きっぷのいい女性が出てくるのはいいなぁ。
    久々に展開が気になってどんどん読み進めたいけど読み終えるのはイヤ、な本だった。

  • ゾンビの町と化したシアトルで母と息子が奮闘する話。
    表紙のブライアのイラストとスチームパンクという惹句にひかれて読み始めたのですが、思っていたよりスチームパンクな要素もSFな要素もなく残念。全編一番出張ってるのはゾンビっていう。
    高い壁に囲まれたシアトルに無謀にも乗り込んだジークとジークのあとを追う母ブライアのシーンが交互に描かれていくのだが両者ともなかなか話が進まず淡々としていて翻訳の遠まわしな文章にも慣れず途中で若干飽きてしまった。ブライアの祖父が英雄といわれているとは言え出会ってすぐブライアに優しく接する人々にも違和感。メイナードの店でルーシーがビールを進めるシーンのような変に匂わせながらも何もない。みたいな場面の連続も疲れた。
    序盤からたびたび名前がでてくるミンネリヒトが実は行方不明の父親なのではないか?というミステリー要素の部分では楽しめた。ミンネリヒトの元へ向かった時点でもう行かないのかと思っていた最終目的地点であるブライアの旧宅で真相が分かるというところも今まで提示された謎がすべて解決されてすっきりした。
    キングストリート駅やスミスタワーなど実際にシアトルにある建物が出てくるのでシアトルを知ってる人には面白いのかなと思いました。

  • 読み終わって、爽快さはないね。
    アクションの描写はいいんだけど、なんていうか、主人公たちの得たものが少なすぎるっていうか。
    実りある冒険!!って感じじゃあなかったな。
    まぁ、一歩踏み出しましたーぐらい。
    それが現実ではどんなに勇気あることでも、物語としてはちょっとなーって感じました。

  • スチームパンクというより、L4Dのようなゾンビが出てくる小説だった。いやぁ、まさかゾンビ小説とは。

  • ロメロの世界にスチームパンクの技術を突っ込んだらどうなるのか?っていう作品。

    主人公の行動に制約を課す方が、スリルとサスペンスが増す。それをゾンビで描いたのがこのシリーズである。

    謎のガスとそれによってゾンビ化した腐れ人が徘徊する19世紀のシアトルを舞台に、若さゆえの無謀さを持った息子と女性ながらもタフガイなははおやが自らの家系に関わる過去を清算するために走り回る。

    なんにせよ母親が強さすぎる。
    終盤での息子との対峙では迷いを見せる場面もあるが、その他ではハードボイルド。

    息子は息子で経験の浅さから危うげな行動を取るが、肝心なところではしっかりとした芯の強さを見せる。

    どちらも強すぎて感情移入しづらいのが難点。


    しかし、ヒーローものとして観るのならまったく問題なし。

  • 本屋で見かけて。「ネオ・スチームパンクの旗手によるローカス賞受賞作!」とあったので、さぞや蒸気と思って読んだが、全然そんなことはなかった。つまらなくはなく、むしろ面白い方だが、凡百・・・というのが正直な印象。
    ●面白かった点
    ストーリーテリングはなかなか面白い。
    ●気になった点
    背景世界を活かせてない。ドンパチやってるだけで、この本の世界観でやる必要性がない。世界観独特のガジェットも有効に使われてない。

  • 現在進行形の<スチーム・パンク>の傑作です。
    とはいうものの、いかにもな<スチーム・パンク>風のガジェットはあまり出てきません。

    とはいえ「母と子の絆」をベースに行方の知れなくなった父親をめぐるミステリー仕立てに、ゾンビや毒ガス、空の海賊などを織り交ぜたストーリーは、ベタなところはあれど、とても面白いです。
    ページをめくる手がもどかしくなること請け合いです。

    映画化が決まったそうですが、塀の中の建物を移動するシーンは上下動が多くて、いまひとつイメージがつかめませんでしたが、映像でどう表現されるのかがいまから楽しみです。

    最後に、この作品に登場する女性たちは3人で、とてもヒロインと呼べる女性は出てきませんが、3人ととてもユニークで、とても興味深いキャラクターです。その辺りもお楽しみあれ♪

  • ゾンビやドリルマシンがウヒャヒュな感じを勝手に期待していたけど一寸違った。
    でも高い壁で閉鎖された街における緊迫感や息苦しさ、見透しの悪さはリアリティがあり、読んでいるときはその世界感にどっぷりハマり、次どうなるのかとワクワク出来た。
    脇役も良い味出してて良い。

  • 図書館
    読むのにだいぶ時間かかった…つまらないなんてことはない、面白いんだけどなんでかな…そういうタイプの本なのかしら。
    ラストの1/5くらいは一気に読めた。

  • 腐れ人(ゾンビ)とのバトルがもっと派手に凄惨に!なれば私好みだったかなw
    でもそこは重要じゃないので(当たり前だが)このくらいの描写で良かったのかも。
    あと、なんだかんだいってドクター・ミンネリヒトのお陰でなんとか生活できてた人もいると思うので、彼がいなくなったあとどうするんだ、と。
    まだ腐れ人もいっぱいいるだろうし、「死病」のガスもどんどんでているではないかな。
    まあこのシリーズは刊行されているようだから、そこら辺何とか解決していけばいいのかな。
    映画化も予定されているようで、今から楽しみ。

  • ひさびさ「スチームパンク読みたい」と思い手に取った一冊だけど、
    ちょっとライトノベル的なにおいのする作品だった。
    テンポもそれなりにいいので、僕はそこそこ楽しめたけど
    親子愛をベースに、ゾンビ、飛行船を駆る空賊、地底戦車、
    ネイティヴ・アメリプリンセスwまで出てくるてんこ盛り感は
    好き嫌いが分かれるかもなぁ。ちなみにゾンビはいま流行の「走る」奴w
    映画か決まってるようだけど、これは映画にした方がなじむかも。
    監督はジャン=ピエール・ジュネとマルク・キャロあたりだと
    ちっと当たり前すぎか。。いっそジブリでアニメにせんかな?w

  • なんとなく購入した本です。表紙のイメージ的には西部ウェスタン系なのかと思っていたのですが全然違いましたね。どうでもいいけど、この表紙の女性は主役では無いだろう。だって胸が大きいし、ガリの痩せ型じゃないから。(笑)

    特定の都市を舞台にした仮想現実、と言うのはなかなか面白いなと思って読みました。でも息子に対する母の愛情はすばらしい、と一言でまとめてしまってよいものか。どこの国でも息子に対する女親の愛は強いんだなあと空恐ろしく思ったりしました。最後の息子の判断は女性作家だからこうあってほしいと願って書いたた結果なのかなとか思ったり。

    色々とギミックが出てきてその辺りは楽しかったです。が。腐れ人のゾンビ集団は15年だか16年経ってもあれほどの人数を保てたのだろうか?とか仲間割れはしないのか、とか思いました。それを行ったらガスの件もえ?それでいいの?そもそも息子の動機が薄いとか、急いでるって割りにどちらも悠長に長話してるよね、とかあげていけば色々と思うところもあったのですがお話の表向きだけをなぞって行けばスピード感のある痛快娯楽モノだったかと思います。

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