- Amazon.co.jp ・本 (571ページ)
- / ISBN・EAN: 9784150118754
感想・レビュー・書評
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ジョン・スコルジー初読み!面白いです。コンピューターネットワークに存在する知性。大銀河連合。スペーヴウォーズ。宇宙人。宗教と国家。政治と法律。権力の委譲とその統治。戦争の悲惨さを権力と理性の使い方で回避するところ。最後の幕切れがなんとも爽快。純粋にSFを楽しめます。楽しかった^^間違いなく個人的な今年の上位に入ります。老人と宇宙も読まねば。題名もSF者を泣かせますね!
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エレクトリックブルーの毛色を持つ羊、品種名は”アンドロイドの夢”。異星人との戦争危機あり、星間クルーズあり、そしてコンピューターに移植された人間ありで、SFっぽい雰囲気満載。
そもそもの事件発生がふざけているし、テンポ良く話が進み、全体的に楽天的でユーモアのある、アメリカ人作家らしい作品になっている。
老人と宇宙シリーズよりこっちのほうが軽くて楽しいと思う。 -
タイトルはディックの名作から、ということで多少身構えて読んだが冒頭からしてアレ、いや冒頭のアレがアレなのに、その後の展開もめちゃくちゃ面白かった。
特殊な羊をめぐるスペースオペラ。
ボーイミーツガール。
羊の正体も良いけど、わたしはブライアンちょう好き。大好き。
ラストの畳み掛けと、明朗快活に満足!と叫び出すくらいにスッキリな読後感。
SF初心者にも親切。
なんと読みやすいことか。
脳内映像化も完璧よ!
そして見事なまでの大・団・円!!!
無事で良かったね、羊さん。 -
タイトルだけ見れば、ただのパロディ。しかも低レベルな。
でも内容は、色んなパロディも散見されつつ
オリジナルで面白い世界。この作家の次作が読みたい。 -
2012/10/30読了