戦いの虚空 (老人と宇宙5)

制作 : 内田 昌之 
  • 早川書房
3.82
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本棚登録 : 94
レビュー : 9
  • Amazon.co.jp ・本 (688ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784150119249

作品紹介・あらすじ

コロニー防衛軍のウィルスンは、何者かの攻撃を受けた秘密外交交渉に同行するが……。

感想・レビュー・書評

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  • 老人と宇宙シリーズの第5巻。コロニー連合とコンクラーベといった大規模な連合で外交問題の解決をベースに、話が進む。外交といってっも宇宙を舞台にするので星間外交といったところだろうか。最初は派手な戦闘などはなく、どちらかというとスパイ小説のようだ。

    主人公のハリー・ウィルスン(CDFの兵士)は、年齢は90歳を超えているが、体は20歳台、真空でも数分間なら無呼吸で生きられるというこのシリーズ特有の兵士である。ただし、物語の前半は宇宙船の中で技術サポートのような地味な仕事をしている。でも後半は、読者の期待を裏切らない派手な展開が待っている。大気圏突入のシーンなどドキドキしっぱなしだ。ページ数が多いけれど、最後まで読み切ればスカッとする。

  • 大好きなシリーズ。まさか新作が読めるとは!面白かったぁ〜!物語は続くようなので、楽しみ、楽しみ!

  • スコルジーの語り口は楽しい。まじめな中に、ふっと気が抜けるジョークが混じる。そんな間合いが良い。

  • シリーズ前作『ゾーイの物語』ではコロニー開拓の描写が多いだけでなく、主人公が女子で若干ヤワな雰囲気だったが、今回は陰謀や戦闘が多くこのシリーズらしさを取り戻している。13のエピソードが短編となっており、それぞれ結末を迎えつつ、全体として話がどこかでつながっていく構成。話を追うにつれ、お互いにあまり好意的でない仲間たちが、好意を持てないまま何となくチーム風になっていくさまがおもしろい。
    そして最後…終わってないじゃん。最後引っ張って次のシーズンに続くというTVドラマ的展開はよろしくないと訳者もあとがきに書いてる。そして読後、チュロスを食べたくなったのは私だけではないだろう。

  • ジョン・ペリーの活躍により地球への横暴を暴露されたコロニー連合。兵力と植民者の重要な供給元である地球との関係を失い、窮地に立たされた連合は外交により、他星との関係維持、地球との関係回復に努めようとしていた。ランクBの外交団に所属するハリー・ウィルソンもまたそんな任務を命ぜられる。ときにろくでもない任務をこなしつつ、ようやく地球との関係回復に希望が見え始めたところで、予期せぬ勢力が攻撃を仕掛けてき…

    本書はジョン・スコルジーの大人気SFミリタリーシリーズ「老人と宇宙」の第5弾です。技術兵ハリー・ウィルソンを中心に、彼が所属する外交団の活躍を連作短篇集としてまとめたもので、相変わらずジョークの利いた展開で楽しませてくれる一冊です。本書には全13の短編が収録されますが、結局、謎は解決されぬまま。どうやら第2シーズン(既に刊行されている第6弾か?)の構想があるようで、そちらで謎は解決されるかと。うーん、読まねばなりません。

  • 前回は外伝だったけど、今回はTVシリーズ構成を参考にした短篇集。13話なんだけど一つの話になってる。
    コロニー連合のBランク外交チームの活躍シリーズとでも言えばいいのかな?とっても面白かった。
    第2シーズンも書くつもりらしいので気長に待ちたい

  • 13のエピソードが繋がって一つの話になっている。ユーモア溢れる筆致や軽妙な会話が、主人公のハリー始め登場人物たちの活躍をいきいきとさせている。ただこういう書き方のせいか、話に全体的なまとまりがなく、結末も続編ありきの終わり方だ。

  • シュミットが帰郷した際の乾杯の挨拶に感動しました。
    ハート、シュミット、アブムウェ、コロナといった個性的な人類と、ララン族のソルヴォーラが魅力的。
    物語はさらに続きそうなので、本当に楽しみ。

  • 今までは、痛快活劇のようなSFでそれを期待していたが、はじめの方は、退屈であったが、その後は、コロニー連合の沈滞と苦悩が始まり、
    物語に深みが出たと思う。続編が楽しみである。

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