SFマガジン700 国内篇 創刊700号記念アンソロジー (ハヤカワ文庫SF)
- 早川書房 (2014年5月23日発売)


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本 ・本 (455ページ) / ISBN・EAN: 9784150119614
作品紹介・あらすじ
黎明期から新たなSFブームの現在まで、各年代の短篇を単行本未収録を中心に精選する
感想・レビュー・書評
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秋山瑞人はやっぱり泣かせにくる。
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平井和正「虎は暗闇より」かっこイイ。秋山瑞人「海原の用心棒」待ってました。「オレはミサイル」を読んだ時から、ずっと読みたかったので。何か最近寄りなチョイスではあるけど、日本SFの魅力がギュッと詰まったお得な一冊です。
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SFマガジン創刊700号記念ですから、それなりのラインナップ。
ページの使い方がおもしろい『上下左右/筒井康隆』と、ざっぱざっぱと切り裂き続ける『さいたまチェーンソー少女/桜坂洋』がお気に入り。 -
SFマガジン700【国内篇】 (創刊700号記念アンソロジー)
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創刊700号記念で編まれたSFアンソロジー。
なんと、短編小説だけでなく漫画やドキュメンタリー的な作品まで掲載されていて良い意味で節操がない。
複数の作家が登場するメリットとして最大の部分は、このジャンルと読者としての自分との距離感がより分かりやすくなるということ。
好き嫌いもそうだし、何を求めてSFを読むかがよりハッキリする。
読んでみて、これから読んでみたい作家、きっと読まないだろうという作家など様々な印象を受け、良質なブックガイドとしても有用さがある。
単純に面白かったのは、16個のマスをマンションに見立て、1マス1マスが部屋となり各部屋で会話が繰り広げられる筒井康隆「上下左右」。
ヤリ始めたらマスが真っ黒に塗り潰される、そんな演出に思わず吹くw
フロイト理論を『ミステリーゾーン』タッチに仕上げた平井和正「虎は暗闇より」も読みだしたら止まらない。 -
日本SF界の礎にして最先端であり続けた専門誌〈SFマガジン〉の
創刊700号を記念したアンソロジー【国内篇】。
1959年の総監当時から現在までの掲載作品から、
平井和正、筒井康隆、鈴木いづみの傑作短篇、
貴志祐介、神林長平、野尻抱介、秋山瑞人、
桜坂洋、円城塔の書籍未収録短篇の小説計9篇のほか、
手塚治虫、松本零士、吾妻ひでおのコミック3篇、
伊藤典夫のエッセイ1篇を収録。
編者・大森望による「編集後記」も併録 -
SFのジャンルの広さにびっくり。
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よもや“海原の用心棒”が文庫に収録されて読むことができる日が来ようとは(あれ目から汗が…).10年,10年だよ…(正確には11年か).さて,これで陸海空3部作の空(おれはミサイル)と海が揃った.後は陸が出れば文庫になるはず.20年後に出ていると良いな…(すみません,他の作品群も粒揃いですが,何せ秋山瑞人作品が掲載されていることに比べれば瑣事なのです).
アンソロジーの作品





