第八艦隊ネスト (ハヤカワ文庫SF 宇宙英雄ローダン・シリーズ 502)

  • 早川書房 (2015年8月7日発売)
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Amazon.co.jp ・本 (256ページ) / ISBN・EAN: 9784150120221

作品紹介・あらすじ

マラガンらベッチデ人のもと狩人三名は、クラン艦《アルサロム》の新乗員になったが!?

感想・レビュー・書評

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  • ・1,003話「第八艦隊ネスト」ペーター・テリド著
     Neulinge an Bord
     Peter Terrid
     Dienstag, 11. November 1980
    ”あとがきにかえて”によると西暦4,011年あたりだそうだが、本文には一切出てこない。
    クランドホル公国艦隊のクラン艦《アルサロム》に乗せられた、惑星キルクールのベッチデ人サーフォ・マラガン/ブレザー・ファンドン/スカウティの活躍がしばらく続くのか。新入り乗員3人は《アルサロム》で起こる、アイチャルタン宙賊ロボットのテロに立ち向かい撃退する。

    《アルサロム》が到着した第八艦隊ネストは、惑星クランから23,000光年離れたジュウマルク宙域(クランドホル公国の周辺領域、ヴェイクオスト銀河の側枝の付け根)にある。

    さらに3人はネストで戦闘ロボットとの訓練中にロボットに暴走され、一体を破壊したことで、ネストの第一指揮官カルザにお目見えできた。テロやロボットとの戦いの様子はさすが3人と言えるが、《アルサロム》の第十艦長ツィクの妨害工作であり、しかも原因が頭に埋め込まれた偽スプーディだと見極めてしまうのは出来過ぎだと思う。頭に埋め込まれたスプーディのおかげで、それほど知性が進化したのだろうか。その見極めの報告内容はあまりよく分からなかった。
    ツィクの頭に埋め込まれていた偽スプーディは、ヒュプノ放射機能を持つロボットだった。

    3人は巨大船《ソル》の乗員の末裔と認識されており、将来が楽しみだとカルザに思われており、今後ますます展開があるということだろう。
    《ソル》の行方を知りたい3人だから、やがてペリー・ローダンとの絡みも登場するに違いない。
    (2025.4読了、2025.12.17再読)

    ・1,004話「理解レベルの段階」クルト・マール著
     Die Stufen der Erkenntnis
     Kurt Mahr
     Dienstag, 18. November 1980
    冒頭、マラガン/ファンドン/スカウティの容姿が初めて詳しく描写されており、4話目でやっと、というのが面白い。サーフォ・マラガンは21歳で、グレイの目、額から頭頂部まで“バーロ痣”がある(ベッチデ人に付いていると1,001, 1,002話で説明あり)。ブレザー・ファンドンは20歳でマラガンより若干背が高く、黒目、黒髪。スカウティは18歳(1,002話)で、両目の幅が少し狭く、顎がとがっていて、美しい女性。二人から気持ちを寄せられていることを理解している。
    クラン人の高位の階級、公爵の直近の者が3人に特別の関心を寄せているとあり、今後活躍させるのだなと分かる。

    巨大戦艦基地ネストから《サントンマール》を含め18隻で出発したが、《サントンマール》以外の船が目的地に到着しないことに対し、艦長クルミツァーがあまり慌てていなかった。クルミツァーは、3人を惑星(試験地1)へ、アイチャルタン宙賊の拠点と嘘をつき訓練に向かわせたかったのが目的だったから?
    3人は期待通りに試練を突破し、その活躍が読みどころだ。搭載艇の故障、襲ってくる球体、建造物の内部の解明などに対し、本話タイトルにある“理解レベルの第6段階”を克服することができた。マラガンの判断力・行動力が素晴らしくて、リーダーとして解決した。

    スカウティが名付けた惑星セント・ヴェイン(1,001, 1,002話に登場した、惑星キルクールが宇宙船内だとベッチデ人に信じ込ませようとする住人の代表者)には、本当にアイチャルタン人の宇宙船《従順の力》が隠れていた。“第7段階のしるし”とメッセージを出して、3人を誘導して捕えてしまった。
    アイチャルタン人の姿や心理描写は想像しにくかった。魚型で小さく、半球形の頭、大きな目、喉の環状の隆起、うなじの血管が浮き出た大きな二つの袋、4本の腕がある。

    なお、他の方のレビューにあるが、「・・・なこと。」「・・・なもの。」という表現が多くて気になった。
    (2017.5.3読了、2025.12.20再読)

    ※2017.4.23購入@ジュンク堂那覇店
     2017.5.3読了
     2025.12.16再読開始、12.20読了

  • ソルの子孫の3人の冒険談。
    それとローダンたちとどう関わるか。
    まだ序章。

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