- 早川書房 (2015年9月8日発売)
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感想 : 12件
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Amazon.co.jp ・本 (512ページ) / ISBN・EAN: 9784150120283
作品紹介・あらすじ
核戦争後の地球、一組の双子──アルファの少年と超能力者オメガの少女の数奇な運命!
みんなの感想まとめ
核戦争後の地球を舞台に、双子のアルファとオメガが織り成す数奇な運命が描かれています。アルファは健常者、オメガは超能力者であり、彼らの絆は過酷な環境の中で試されます。オメガは差別され、隔離された存在であ...
感想・レビュー・書評
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面白かったです。でも1冊で終わらなかった。三部作なのかー。健常者(アルファ)と障害者(オメガ)のペアが双子で産まれる世界。オメガは差別され隔離されているが、双子のどちらかが死ねば片割れも同時に死んでしまうため、オメガはアルファによって迫害はされても殺されることはなかった。しかし…という展開。「爆発」によって文明が一度途切れているため、テクノロジーの未発達な世界。人々の暮らしは原始的で、なおかつ追われるオメガが主人公なので、サバイバル描写が多い。SFでありつつ冒険もの的な要素もあり。
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オーストラリアの作家フランチェスカ・ヘイグの長篇SF作品『アルファ/オメガ(原題:The Fire Sermon)』を読みました。
アーサー・C・クラークの『都市と星〔新訳版〕』に続きSF作品です。
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核戦争から四百年後の荒廃した地球。
〈爆発〉の影響で、人類は必ず男女の双子で生まれ、片方が死ぬともう片方も死ぬよう運命づけられていた。
一人は正常だが、ひとりはなんらかの異常を持つ。
正常児であるアルファは支配階級を構成し、異常児であるオメガは、額に焼き印を押されて隔離されるのだ。
しかし、外見は正常だが、未来を予知する異常能力を持ったオメガの少女の誕生が、やがてこの世界に驚くべき変革をもたらすことに!?
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2015年(平成27年)に発表された作品……フランチェスカ・ヘイグのデビュー作です。
核戦争で荒廃した400年後の地球、そこでは核戦争の後遺症によって人類が必ず男女の双子で生まれ、片方が死ぬともう片方が死んでしまう……さらには双子で生まれた男女の片割れには必ず何らかの異常──腕が欠けていたり、足が欠けていたり、もしくは多かったりと何らかのハンディがある、、、
その為社会は必然的に両者を最初から区別し、正常児のほうを「アルファ」、異常を持つ児童を「オメガ」として、オメガは額に焼き印を押されて隔離される……そんな世界に生まれたひと組の双子──アルファの少年ザックと超能力者オメガの少女キャスの数奇な運命!
必ず男女双子が生まれ、片方が死ぬともう片方が死ぬ……何がどうなったら、そうなっちゃうの!? という荒唐無稽な設定で、ちょーっと無茶な印象が強かったですね、、、
それならもっとお互いのことを大切にして共存する方向になるんじゃないの! という思いを強く感じ、作品の世界観に入り込めなかったですね。
アルファ側の重大権力者として成長したザックにより囚われていたキャスが逃亡……カプセルに閉じ込められていたキップとともに、アルファの追っ手を逃れながらユートピアであるはずの島に向かう、、、
しかし、そこに待っていたのは……という冒険譚の部分は、そこそこ愉しめたんですけどね。 -
だまされたー。3部作その1と知ってたら買わなかったのに…。
とっても『ハンガーゲーム』。ユートピア/ディストピア、運命の乙女、レジスタンス…よくできたジュブナイルではある。
人類すべてが、完璧な側と欠損した側の双子で生まれてくる設定は面白いけど、陰惨な社会や闘いの痛みが伝わらないところも『ハンガーゲーム』ふう。
まあ、主人公の運命は気になるので、続きも読むようにするけどねー。映画の題材としてはいいかな。 -
あっという間に読了。面白かった~。
核で世界が崩壊後の世界っていうのはいかにもだけど、人間の進化的には珍しいので新しさもあり、楽しく読めました。
後書き読まずに読んじゃうので、最後のあたりでもしや??と思ったらやはり3部作。
ここ最近翻訳もの読むと必ず3部作にぶちあたり、しかも最後のあたりで気づくので身もだえしながら読み終わるを繰り返してます・・。忘れないうちに続編を・・そして翻訳を・・。 -
設定が斬新。
続編があるのかしら? -
ディストピア小説。
「爆発」のあと人類は必ず双子でうまれ、片方は
「正常」、もう一人は「異常」、そして片方が死ねばもう片方も死ぬという世界。「異常」である片方には時に未来予知能力を持つ場合もある。
「正常」な片方が「きょうだい」に煩わされず生活できる施策を取り始める中、「異常」なきょうだいは追い詰められていく。
全3部作の1話目。
ラストの展開は少し予想ついたけど、このあとどうなるの感がハンパない。続編の翻訳お願いします、早川書房様! -
物語の世界観はかなり強引な設定だ。ありえない世界の話であり、それ自体はファンタジーだと思えば何ら問題はない。だけど、身体に欠損があるとか魔法のような特殊な能力を持って生まれたことで徹底的に差別される世界はどうしても自分は受け入れられなかった。身体的特徴で差別するのは現実世界ではやってはいけないことだし、特殊能力を持った人を差別するのは魔女狩りにつながる。現代社会ではあってはならないことだ。本書で語られる物語では虐げられる者と支配するものがはっきりと分かれていることでエンターテインメント作品として成らしめているわけで、共感はできないがタブーじみた世界観であるからこそ、人々を引き付けるのだと思う。個人的には、キャスとキップの冒険にハラハラドキドキしたものの、心から面白いとは思わなかった。物語に没入できなかったからだと思う。映画化を予定されているようだが、私は見に行かないと思う。きっと映像で見るのは堪えられないだろうから。
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2015年9月刊。3部作の1作めだそうで、映画化の話もあるとか。大味な話で、あまり興味は惹かれませんでした。
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すみません、思いっきり、オメガバースを想像してました。
全然、違うじゃん!!!!!!
シビアだなーこわいなー。
よく、主人公たち飢え死にしないな――。
や、面白いです。
一気読みしました。
最後、え、ここで終わるの、ねえちょっと!!!!って思ったら、三部作だったんですねえ。
続きが気になります。
だって、アオリには彼女が何かとんでもない事を成し遂げる的に書いてあるけど、まだ成し遂げとらん。 -
三部作の第一部。刊行前から映画化権が売れたというのでも話題になったらしい(権利を買ったのはドリームワークスだとか)。
確かに映像化すると映えそうな内容で、非常にエンタテイメント性が高い仕上がり。リーダビリティも高く、続きが気になる構成になっている。
支配階級であるアルファと、被支配階級であるオメガ、しかし片方が死ぬともう一方も一蓮托生……という設定はユニークで、尚且つ、このせいで一概に支配・被支配の関係が一方的にならず、複雑化している。
いずれにしても続きが楽しみなので、第二部以降もちゃんと邦訳されますように……。
