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Amazon.co.jp ・本 (416ページ) / ISBN・EAN: 9784150120542
作品紹介・あらすじ
輸送用宇宙機をめぐって地球軌道上で繰り広げられる攻防戦! 近未来テクノ・スリラー
みんなの感想まとめ
宇宙海賊と米空軍の攻防が繰り広げられる本作は、近未来のテクノ・スリラーとしての魅力を存分に発揮しています。主人公のデビッドは無人宇宙機をハックして輸送機を狙う一方、エリザベスは彼を阻止しようと奮闘しま...
感想・レビュー・書評
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7:月で採掘されたヘリウム3を狙う宇宙海賊デビッドと、それを阻止しようとする米空軍のエリザベス。宇宙海賊といっても、ハーロックのように宇宙船であっちこっち、というのではなく、無人宇宙機をハックして……というのが今風。
デビッド、エリザベスともに得意分野では凄腕なのに、それ以外ではダメな部分も多くて可愛い。訳も良くてすらすら読めました。お気軽SFばんざい!(?) -
宇宙海賊という存在自体にわくわくする。地球上のホテルの一室から、宇宙にある輸送機を強奪する海賊デビッドは、倫理的には大いに問題はあるけど痛快だ。対する軍に所属するエリザベスが、やたら強引すぎて初めは鼻白む。だが自分の恋人の危機を救うために、他人の命さえ軽んじる位になりふり構わず突っ走る所が、突き抜けていて好感度アップ。面白かったー。
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なんというストレートな宇宙海賊冒険小説小説なのだろうか。古典SFを読んでいるかのようだ。今、本作品を面白く読めるのは、今だからこそ素直に楽しめる作品が求められているからかもしれない。少なくとも自分は求めていたのだろう。SFの入門にはもってこいだ。
本作品の面白さは、主人公が海賊だということ。犯罪者である主人公を応援したくなるのは、ルパン三世が人を惹き付けるように、強烈で魅力的なキャラがあってこそである。本作品のデビッドは、ハッキングで衛星を乗っ取ったり、コンピュータネットワークで痕跡を残さずに行動するなど、頭が良さそうである一方、行動の大胆さはマッチョを想像させる。海賊なので犯罪者ではあるが、スーパーマンのような存在だ。そして最終的なミッションは、復讐劇でありながら、昔の知り合いの彼氏の命を助けるために骨をおる。なかなかいいやつじゃないか。こんな感じで魅力的なキャラが暴れるのは爽快だ。
そういえば、何となく宇宙を舞台にした作品のように思うが、主人公はずっと地球にいるんだよなあ。それでも宇宙を感じさせるのは、作者の筆力によるものだろう。テンポよくすらすらと読めてしまうのは、訳者が素晴らしい仕事をしたのだと思う。
欠点を挙げるなら、巻末の解説かな。本編が軽いノリなので合わせたのかもしれないが、小飼弾氏の解説は正直なところ何も解説していない。解説がない方が、楽しい冒険を体験した爽快な読後感を素直に味わえたと思う。 -
難しかったけど、人生初めてのSFでした。読み終えることができて良かった。次は『火星の人』かな(笑)
科学的な言葉が次から次へと出てくるので、僕のような理系がとてつもなく苦手な人間には、いい経験になる(笑) -
ちょっと未来。月からヘリウム採取して地球に運ぶことが産業となる時代。
ヘリウム強奪を行う宇宙海賊のキャプテン・ブラッグことデビット。
そして迎え撃つは米国空軍のエリザベス。正確には迎え撃ちたいというアグレッシブなヒロインである。
この物語は何がすごいって、ヒーローもヒロインも大概駄目だということ。能力は高いのだけれどもアレだこの人たち。近くにいたら迷惑なタイプだ。
ジャンルとしてSFっていうよりはスリラーやスパイものに近い気がする。
ジャンル関係なく面白いけどね!
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