竜との舞踏 下 (ハヤカワ文庫SF 氷と炎の歌 5)

  • 早川書房 (2016年11月9日発売)
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Amazon.co.jp ・本 (880ページ) / ISBN・EAN: 9784150121037

作品紹介・あらすじ

総帥スノウは北で野人と激突しミーリーン
では女王デナーリスが闘技場がを再会する

みんなの感想まとめ

物語のクライマックスが迫る中、数々の緊迫した展開やドラマティックな瞬間が読者を引きつけます。特にドラゴンの登場は衝撃的で、思わず声を上げてしまうほどの迫力があります。読者は次巻への期待を抱きつつ、物語...

感想・レビュー・書評

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  • 面白い物語、強い感動を与えてくれた物語、どびきりの興奮をくれる物語。そんな、希有な体験をさせてくれたフィクションに触れたとき、ありがとうと言いたくなる。とりわけ、様々な小説や映画から物語を享受してきた後でも新鮮な驚きをくれる物語には。そのジャンルに対する概念を大きく更新、あるいは覆してくれるような凄まじい物語には。
    氷と炎の歌。アメリカ発の大河ファンタジー。数々の登場人物がおりなす七王国を舞台とした架空戦記。小説の、フィクションの、人間の面白さを存分にぶち込み、作者の類い希なる想像力でもって、読み手のイマジネーションさえも拡張していくような劇薬。この長大な小説はいわばそんな代物だ。いや、これくらい書いても作品の一部しか魅力を伝え切れていない気もする。本作の面白さ、凄さを知るには、何はともあれ読むしかない。そうしないことにはこの素晴らしい体験を共有することは出来そうにない。なんならまだ「氷と炎の歌」を読んだことが無い人のことをうらやましくすら思う。今からまだ、あなたの人生において重要な一冊(シリーズなので何冊もあるけど)が新たに加わるかもしれないのだから。少なくとも、私にとって「氷と炎の歌」はそれほどの小説だった。それほど価値ある読書の時間となった。読んでも読んでも読んでも読んでも終わりが見えず、ドラマと並走していたこともあって大体1月半ほどかかってしまったけれど、むしろいつまでも終わらないでほしいと思っていた。読み続けられることが幸せだった。長さが苦になることは無かった。七王国でおきる出来事を知るのが楽しくてしょうがなかった。

    と、勢い込んで絶賛レビューとなってしまったが問題もある。何故ならこのシリーズ、まだ完結していないから。そして面白いことは間違いないのだけど、「これ本当に話たためるの?たたむ気ある?」と感じてしまうほど、広げた風呂敷が大きいから。登場人物の行く末も気になるし、全体の物語がどう収束するのかも先が見通せない。そんな状態で幕を閉じ、2011年に発売した5巻以降、続刊は出ていない状態。うむむむむ。ゲームでも漫画でも待つのはある程度慣れてるけど、もはや続刊の望みが薄くなってる感じがして悲しいなあ。作者のマーティン結構いい年だし、ほんとに続きが読めるのか心配。

    ただしそれは読み始める前からある程度わかっていたことでもある。巻の途中で止まっているということは最初からわかっていた。なのでここから先は補完として、ドラマの続きを観ていこうと思う。原作小説とドラマ版は途中から違った路線をたどっていくので別物として捉えた方がいいとは感じているけれど、こんな中途半端な状態でお預けを食らうくらいなら、とりあえずドラマ版の最後まで見て「補完」というかたちにしようと思う。それは本シリーズを読み始める前からある程度決めていたことなので無問題。むしろ予定通り。
    でもやっぱりティリオンとかブライエニーとかジェイミーとか、私が好きな人物ほど、何故かドラマと違う方向に話が進んでいくので、原作の続きは気になる。ここまで読んで気にならないと言ったらそりゃ嘘だ。だからお願い作者様。ジョージ・R・R・マーティン様。続きを書いてくださいませ。ファンタジー小説を読んでこんなに夢中になったのって初めてなんです。小学生の頃ハリポタ読んだときでさえここまでには至らなかったもの。
    ともかく、「氷と炎の歌」を読んでいる時間はとてもとても幸せな時間でした。作者に心からありがとうと言いたい気分。でもまだ言わない。続きを書いてほしいから。どうしてもマーティンの書いた続編が読みたいから。そういう願いを込めてこの感想を書きました。頼むぜマーティン。私のファンタジー観を変えた責任取ってくれよ!

    まあ、とりあえず次はスピンオフ読むかな。

  • 第5部がついに終わってしまった。
    いくつものワクワクするクリフハンガーを残して。

    ドラゴンの登場には思わず声が出てしまった。
    しかし第6部を読むことは出来るのだろうか。
    そしてこの歌は本当に終わるのだろうか。
    大菩薩峠みたいにならない事を祈りたい。

  • 2年ほど積んでおいた「七王国の玉座」(上下)を読み始めたのが10月のこと。読み始めたら止まらない。1冊あたり700ページを下らない分厚い文庫本12冊を、今日、クリスマスイブに読み終えた。
    面白かったなあ。こんなに長い物語を読み通したのは、アシモフのファウンデーション以来40年ぶりかも。

  • Game of Thrones原作の第5部の下巻。ファンタジー戦記。
    戦争やら内乱やら奴隷解放やら難民やら食糧難やら極寒やらで、どこもかしこも大混乱なまま、第6部へ。
    デナーリスとティリオンは展望が開けてきたかな。

    ドラゴンとデナーリスがようやくまた共にあるのが嬉しい(ただし一頭だけ)。
    ジョンは大丈夫だったと信じておく。生存難しそうだけど前例あるし。
    読み違ってなければジョンの真の血統ってだいぶ前から二説あるけど、竜の方でいいんだよね?炎と氷だしね?
    サーセイはこのままざまあでいてほしい。
    完結まであと一部、らしいけど、第6部も長そう…。

  • とうとう読み終わってしまった。2ヶ月どっぷりこの世界に浸って幸せだった。いつか続きが読める日が来るのかなあ。

  • ジョン…!まさか…?!そんな!

    デナーリス、頑張って生き延びて!

    ティリオンがついに這い上がってくるか…??

    次巻早く書き上げて欲しい!
    内容覚えているうちに。

  • 主要人物が消えていくのは寂しい。
    だけど、デナーリスは取り敢えず何とかなるのか?怪しい終わり方だったが。

  • 巻末の訳者の解説に追いつけないくらい、全編読むのに時間かかってしまった。第1部から読み直すべきか、外伝に行くべきか。

  • ネタバレは避けたいので、一言。ただ一言。
    いや~、随分と死にました!
    主要なキャラのうちあの人この人その人が死にました。
    うわ~。
    全6巻になったという事なので、最終巻がいったいどうなるのか全く予測がつきません。
    あの人を殺しちゃっていいのか? というようなキャラまで殺されております。うわ~。
    一方、デナーリスは大草原からなんとか帰還しようと苦闘し、サーセイはサーセイで実にしたたか。彼女が選んだ新しいキングスガード(応の楯)とは一体何者なのか!
    謎も多く残ります。
    生存しているキャラのそれぞれがどうなるのかも見当がつかず、最終巻の翻訳が待たれます。

    しかし。第五部で頻出する距離の単位ですが、やはり、メートル法は違和感ありすぎるよ。原文がマイル表記であることは、前の巻のペーパーバックで確認しております。
    なんでメートル法にするんだよー。(理由はわかりますがそれでも吼える)。

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著者プロフィール

1956年生まれ。早稲田大学政経学部卒。英米文学翻訳家。訳書にクライトン『ジュラシック・パーク』、シモンズ〈ハイペリオン〉四部作、ブリン〈知性化〉シリーズ、マーティン〈一千世界〉〈氷と炎の歌〉シリーズ(以上早川書房)、シェフィールド『マッカンドルー航宙記』(東京創元社)などがある。

「2016年 『宇宙探偵マグナス・リドルフ』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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