終わりなき戦火 老人と宇宙6 (ハヤカワ文庫SF)

制作 : 内田 昌之 
  • 早川書房
3.69
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本棚登録 : 44
レビュー : 6
  • Amazon.co.jp ・本 (560ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784150121181

作品紹介・あらすじ

脳だけが船に接続され、兵器にされた男の決死の反撃! コロニー連合と地球、異星人の間に争乱を企む謎の一派との最終対決を描く

感想・レビュー・書評

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  • 老人と宇宙シリーズの第6巻。本書は4部構成となっている。最もインパクトがあるのは、最初の「精神の営み」だ。脳だけ摘出された貨物船の操縦士の話である。第5巻(戦いの虚空)でも登場していたが、その時も印象に残っていて、本書でも登場して嬉しくなった。

    本書はコンクラーベとコロニー連合が睨み合う状態の中、新たな敵が現れる。そこを武力ではなく政治と外交で乗り切るのかが本作品の面白いところ。CDF兵士のウィルスンが、まさに宇宙を駆け巡るのだが、ページを捲ったら別の場所にいるなど、結構忙しい。途中でウィルスンとダニエルのロマンスがあるのかと期待させるところもあり、いろいろ楽しめる。

  • 老人と宇宙の続編ですが、今回は、派手な展開はなく、政治的な展開が主ですが、それは、それで、楽しめました。

  • 面白かった。楽しみにしていた「老人と宇宙」六作目。4篇からなる中篇で、主人公がバトンタッチしながら語られる物語はシリーズ一作目のミリタリーSFからずいぶんと深みのあるエンターテイメントになったなぁと。。シリーズも続くとのことで、今度は誰を主人公としてどんな物語を読ませてくれるのか、とても楽しみ。

  • 前作最後に<均衡>という名の勢力が真の黒幕だと判明した。敵対関係寸前のコロニー連合、地球、コンクラーベは<均衡>の正体を突き止め、策略を阻止するべく奔走する。
    4章仕立てでそれぞれ主人公が代わりながら話が進むのは前作と似ている。<均衡>の企みをいかに利用し裏をかくかの筋書きを追うことに力が入っていて、シリーズ中もっとも話がハードではないかと。
    箱に脳をつめて宇宙船と一体化させるテクノロジーに関してはもう少し追求して欲しかったですね。黒幕の正体もそれだとすっきりしない。そのあたりは伏線ではないのかもしれないが、消化しきれてないと思うので☆ひとつ減。
    1章はボツバージョンが収録されているが、比較するとやはり正式採用のバージョンがいい。個人的には、鍵となる人物の名前を変えたのは大きなポイントだと思う。名前の語感は大事。

  • シリーズ6作目。ペリー一家ではなく、ハリーウィルソン側の話。宇宙全体としての緊張状態は続いていて、コロニー連合は相変わらず難しい立場にある。新しく登場する中で好きなのは、脳を宇宙船に接続されてしまった操縦士のレイフ。困難な状況の中にもかかわらず前向きで、彼が活躍する場面では読んでいるほうもテンションがあがる。

  • 予想の斜め上をいった感じの面白さだった。

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