レッドスーツ (ハヤカワ文庫SF)

制作 : 工藤 稜  内田 昌之 
  • 早川書房
3.65
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本棚登録 : 60
レビュー : 10
  • Amazon.co.jp ・本 (462ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784150121341

作品紹介・あらすじ

憧れの宇宙艦隊旗艦に配属された男の周囲で頻発する奇妙な事象。自分たちは何かに操られているのか……? 宇宙冒険ユーモアSF

感想・レビュー・書評

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  • やー、久々のバリバリSF。
    しかもベースにスタートレックが。

    現実とTV番組がクロスするメタな作品、
    TV番組はもちろんスタートレック、のようなもの、
    しかも冒険しちゃ危機一髪で帰還、のオリジナル(宇宙大作戦)、のようなもの。

    まぁトレッカー(トレッキー?)のほうが楽しめるだろう、
    ただTOSやTNGが楽しめない冒険NGトレッカーには、本作品もややダレて感じるだろう。

    いやトレッカーじゃなくてもまったく大丈夫、
    終章なんてちょっと感激したりして。

    ちなみにわたしはDS9の大ファンだす。

  • スタートレックのオリジナルシリーズ(トレッキーはTOSと呼ぶ)に
    愛のある人なら爆笑間違いなし。
    いやーねえ、主人公は絶対死なないし、モブ(=レッドスーツ、平たく言うと雑魚)は
    異常な高率で死ぬのよ。まるで人生吸い取られているように。

    でもねえ、レッドスーツにこそ愛があるのよね~。

    20170831

  • ジョン・スコルジーのヒューゴー賞、ローカス賞受賞の本書は、奇抜な設定で楽しませてくれる異質のスペース・オペラ。

    銀河連邦の新任少尉ダールは、旗艦イントレピッド号に配属される。憧れの宇宙艦隊に勤しむダールは配属されて間もなく、奇妙なことに気付く。彼の上司や先輩は、艦長アバナーシーをはじめとする上級仕官に会おうとせず、彼らから常に身を隠すのだ。次第に明らかになるクルーの死亡率の高さと絶対に死なない上級士官…ダールとその新人仲間は得体の知れないミステリーを解き明かそうとするが…

    ということで、本書は「スター・トレック」を題材とした作品のようで、物語の様々な箇所でネタが散りばめられているとか。そもそも題名自体にスター・トレックがっつり絡んでいる模様。とはいうものの、スター・トレック自体観たこともない読者からすると、そういう通だけが楽しめるところはまったく楽しめず。。笑
    奇抜な展開で中盤以降を盛り上げてくれた本書ですが、最後にもうひとひねり欲しかったというのが正直なところ(ハンスンの件はちょっと肩透かしでした)。

  • もし、自分がSFアクション大作の脇役だったら?
    主人公たちが巻き込まれる危機的状況で、何のドラマもなく場面に刺激を与えるためだけにその身を散らすなんて、脚本家に文句の一つも言いたくなるのも納得です。
    スター・トレックを彷彿させる世界で、無駄死にすることを避けるために脇役たちが奮闘する姿は、抱腹絶倒でした。
    個人的には、最終章なくあの結末でもよかったかな。

  • スタートレック、特にTOSへのオマージュ満載。
    当初は『宇宙大作戦(笑)』を揶揄する不条理劇かと思ったが、
    終章では涙がこみ上げた。

  • 表紙から見ての通りTOSへのオマージュ満載です。最初から大爆笑が止まりません。でも概ねテレビドラマで起こってる出来事なんですよねぇこれ(笑)このカオスをどう解決していくのかと思いきや「うわそう来たか!?」という、特にぶっ飛んだ部類に入るのではないかと思います。そして終章は素晴らしいです。まさかここに触れられるとは思いませんでしたが、SFはこうでなくちゃ!最初の謝辞にウィル・ウィートン(TNGのウェスリー・クラッシャー役)のお名前があるのも感慨深いです。
    スター・トレックを愛するすべてのトレッキーに是非読んでほしい1冊です。

  • 新ハヤカワSFシリーズで読了済みなので本棚に移動。

  • 2017/08読了。娘がスター・トレック風の表紙に惹かれて購入。現実とドラマがリンクして、現実に乗り込んで行って、というドタバタSF的な展開と思いきや、最後は見事にきれいな終わり方。だけど、エピローグの二人称を語ってるのは誰だ?

  • スコルジーさんの代表作「老人と宇宙」で見せる ちょっとしたユーモアセンスを全開にした感じ
    落語のように笑わせて、最後にホロリと感動させるあたりが 流石!
    「スター・トレック」そして
    「ギャラクシークエスト」ファンなら読むべし

  • 新☆ハヤカワ・SF・シリーズで刊行された単行本の文庫化。
    コメディタッチでラストは感動的な、徹頭徹尾、エンタテインメントに徹した長編。抑えるところはきっちり抑えている。ちょっとブラックなジョークを最後の最後でぶち込んで来るところもツボだった。
    『スター・トレック』を意識したカバーも良い。

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