アルテミス(上) (ハヤカワ文庫SF)

制作 : 小野田和子 
  • 早川書房
3.70
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本棚登録 : 279
レビュー : 26
  • Amazon.co.jp ・本 (288ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784150121648

作品紹介・あらすじ

人類初の月面都市アルテミスで暮らす女性ジャズは、謎の仕事のオファーを受ける。それは月の運命を左右する陰謀へと繋がっていく

感想・レビュー・書評

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  • #日本SF読者クラブ 「火星の人」が傑作だっただけに惜しい。まず、導入部がかったるい。ミッションが明らかになってからは、テンポよく進むのだが。あと、主人公の一人称で、ストーリーが語られるのだが、26才の女性の語り口とは思えない。ハイティーンの口調だ。訳文に問題があるのかもしれないが、気になるところ。

  • 大いなる期待とともに下巻に突入

  • 今世紀末ごろ?月面に半径500mアルミニウム・ドームに酸素を満たしてつなげたほぼ自給自足の居住施設ができて、観光収入を主な収入源としている。創業者にして“統治官”のフィデリス・グギの偉業。人口は約8000人、出産は地球でないとできない、以前12歳、現在16歳以上でないと移住できない。主人公ジャスミン(ジャズ)はイスラム教徒にして(非ギルド)溶接工の父と、信仰を継がないことと全財産をふっとばしたことで仲違いして家出、今はケチな宅配業をしている。膨大な報酬でデッカイ破壊工作を依頼され/電子マネー社会が目新しい

  • 面白いねぇ。ジャズの軽い語り口が楽しいけど、抱えているものは重たそうで気になる。下巻へGo!

  •  火星の人に続く第二弾。こんどは月面都市アルテミスの物語。宇宙空間仕様のローバーや、エアロック、EVAスーツなどおなじみのギアがまた出てきて今度はわかりやすい。こちらはサバイバルものではなく、月育ちの女の子ジャズが主人公の活劇。かなりぶっ飛んでいながらその実ナイーブなジャズが結局は協力してしまう仲間たちを巻き込んで、いろんな利権や思惑がらみのストーリーがスピーディに展開し、ハラハラドキドキの意外性もまずまず。化学的にはちょっとどうなのという点に目をつぶればエンタメとして楽しめる。

  • 著者は「火星の人」(映画「オデッセイ」の原作と言った方がいいか)を書いた人で、その長編第2弾ということで期待が高かった。

    今回は月面都市が舞台で、そこでポーター(荷物を運ぶ職業)をしている女性が主人公。非合法な仕事もしている。
    舞い込んだ裏の大仕事に失敗し、さらに殺人事件で上巻終了。さて、謎が深まってどうなることやら。

    火星の人より、エンタメ性が膨らんだ内容だが、最初の期待はそこではなく、科学に裏打ちされてありそうでなさそうな物語性だと思う。

    さて、下巻はどうなるかに期待しよう。

  • 8:00

  • SF。サスペンス。月。
    最後にようやくテンション上がってきた印象。
    感想は下巻でまとめて。

  • (上下巻あわせての感想)
    今度の主人公は月育ちの少女。でも生業は密輸業だって。

    月面という閉鎖空間(限界状況)の中で、
    その類まれな技術力、思考力と度胸、ユーモアでもって
    遂行不可能にみえる非合法ミッションをアノ手コノ手ですすめていきます。

    自分の努力と才能でもって、
    ラッキーを偶然ではなくて必然として手繰り寄せていくのがすばらしい。
    20180630

  •  『火星の人』で一世を風靡した作者による、月面基地を舞台にした第二作。上巻。
     月面基地アルテミスの運び屋として生計を立てている女性ジャズは、大物実業家からある破壊工作を依頼される。金欲しさに危険な仕事を引き受けてしまったジャズは、あと一歩のところで失敗し、殺人者から命を狙われる羽目になる。

     そもそも、なぜ一介のポーターにそんな大仕事を任せたのか理由が不明であり、話になかなか入り込めなかった。
     それと、『火星の人』のようなサバイバルストーリーでは科学的根拠に基づいた緻密な描写がストーリーの屋台骨になっていて、主人公ワトニーのアメリカ人的性格が逆に活きていたが、本作ではエアロックの仕組みなど何やらが、元気で向こう見ずな主人公ジャズの行動を縛っているようで相性が悪そうな気がした。
     不安を抱えながら下巻へ。

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