神々は繋がれてはいない (ケン・リュウ短篇傑作集6)

  • 早川書房
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本棚登録 : 136
感想 : 5
  • Amazon.co.jp ・本 (400ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784150123161

作品紹介・あらすじ

いじめられっ子の少女にある日突然、絵文字だけの謎のメールが届く表題作など8篇を収録する単行本『生まれ変わり』二分冊第二巻

感想・レビュー・書評

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  • 『神々は繋がれてはいない』の連作は凄かったですね。

    もしかしたら、世界はいつかこんな風になるのかもと考えると怖いな。

    『隠女』は原典が『唐代伝奇集』なんですね、確認してみよう。女任侠のような姉弟子達との剣戟シーン、好みです(//∇//)

    まだ『生まれ変わり』を読んでいないので、それを先に読むか、時代小説が読みたいので、そちらを先に読むか検討中(^◇^;)

  • 2019年2月新☆ハヤカワ・SFシリーズ刊の生まれ変わりを2分冊した2冊目として、2021年2月ハヤカワSF文庫刊。1冊目より楽しめた。カルタゴの薔薇と神々シリーズ3編が良い。電脳空間に存在する人と現実世界の話は出尽くした感があったが、ケン・リュウにかかると全く異なった驚きを伝えてくれる。隠娘は、スーパーヒロイン的な要素があり楽しい。映像化の話があるそうだが楽しみ。ビザンチン・エンパシーは過剰な説明で世界構築に挑戦していて、興味深く面白い。【収録作】カルタゴの薔薇、神々は繫がれてはいない、神々は殺されはしない、神々は犬死にはしない、闇に響くこだま、ゴースト・デイズ 、隠娘、ビザンチン・エンパシー

  • 「中国系SF」や「SF」というジャンルの括りでなく、現代の作家の中で自分が一番好きなのがこのケン・リュウかもしれない。

    現代に根付いた社会的問題を多方面から捉え、説教臭さを感じさせない絶妙なメタファーやSF設定で問題提起させるのが得意で、特に中国・アジア人固有の西欧コンプレックスを感じさせる繊細な描写は一読しただけで印象に残る。

    本書は元々1冊で刊行された本が2冊に分割されたうちの片方だが、個人的には過去に読んだどの短編集よりも、クオリティが低いと感じた。
    惹きつけられるような設定や思想、台詞は少なからず見られたけれど、どの話も絶妙に嚙み合っていないというか、消化不良というか…。

    同じ本から選出されたはずなのに、明らかに兄弟作の短編集とは見劣りしてしまっている。

  • SFはコンピューターネットワークが舞台になりつつあるな

     宇宙ではなく、より現実的な舞台だと言える。でも、面白くないな。デビュー作品の紙の動物園に対して感じた緩やかさというかじれったさが作風なのかも。今回も感じたから。

     でも、表題作関連の3短編は力作だと思う。映画で言えばマトリクス的かな。よくある設定のよくある展開なんだけど、読ませる。

     本作で感じたことは時間外ループするのではないかということ。未来を突き詰めるとビッグバンに戻り、ビッグバンを研究するとその先には未来が見える感じ。神はネットワーク上の仮想人格だって想定から思いついたことね。

  • 神々シリーズが特に好きです。

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