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Amazon.co.jp ・本 (400ページ) / ISBN・EAN: 9784150123161
作品紹介・あらすじ
いじめられっ子の少女にある日突然、絵文字だけの謎のメールが届く表題作など8篇を収録する単行本『生まれ変わり』二分冊第二巻
感想・レビュー・書評
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ケン・リュウ「神々は繋がれてはいない」読了。SF短篇集。タイトル作を含む3連作がとても印象的だった。一見ランダムな絵文字の連なりがアップロードされた父からのメッセージというアイディアは面白い。ポストヒューマンの行く末から人類は宇宙の中での1つの通過点に過ぎないかもと空想に耽った。
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2019年2月新☆ハヤカワ・SFシリーズ刊の生まれ変わりを2分冊した2冊目として、2021年2月ハヤカワSF文庫刊。1冊目より楽しめた。カルタゴの薔薇と神々シリーズ3編が良い。電脳空間に存在する人と現実世界の話は出尽くした感があったが、ケン・リュウにかかると全く異なった驚きを伝えてくれる。隠娘は、スーパーヒロイン的な要素があり楽しい。映像化の話があるそうだが楽しみ。ビザンチン・エンパシーは過剰な説明で世界構築に挑戦していて、興味深く面白い。【収録作】カルタゴの薔薇、神々は繫がれてはいない、神々は殺されはしない、神々は犬死にはしない、闇に響くこだま、ゴースト・デイズ 、隠娘、ビザンチン・エンパシー
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難しかった。
しかし、最後の短編で挙げられた理性と感情の問題は私自身の社会問題に対する視点が問われているように思えた。 -
短編集6冊目。レコードのA面とB面のように前半と後半で色が違う。
前半4編はひと繋がりのお話。これまで何回か出てきた、ヒトの頭脳・意識・心が
シリコン・クラウド上に載せられてしまう設定。高速演算と稠密なネットワークによってクラウド上のヒトは人智を超えた「神々」となる。
そして、テーマは家族愛。どこまで行っても、世紀末的世界でも、守るべきは家族みたいだ。
後半は、作者のルーツである中国・漢民族が題材の4編。
理不尽な世の中に、立ち向かう個人の強さは、漢民族の文化や考え方が背景にあるんだろうか?
最後の、仮想通貨による反権威主義的リソース配分の話は、先に読んだ『差別の教室』と関連して、色々考えさせられた。全てを知ってるわけじゃないから断定的に言いたくないけれど、ODAなんかも、既存権益化してて予算に群がってる人たちの
ためのものになっちゃてるものな…
民族自決権、分離独立、力による現状変更・・・正義なのか、悪なのか、なんて議論よりも、地政学的なパワーバランスに翻弄されないよう、この仮想通貨システムのような仕組みで立ち向かっていけるようにならないだろうか? -
表題作の3部作がおもしろい。
ほかのものもなかなか。 -
タイトルと表紙のイメージは完全にミスリード。ゴリゴリのSFから中国幻想譚のSF再解釈もの、胃が痛くなるポリティカルな暗号通貨ネタまで傑作ぞろい。神々3部作も「ビザンチン・エンバシー」もすごいが、「隠娘」に大興奮。元ネタはなんと映画「黒衣の刺客」だったのもびっくりだが、映画化権も売れてるらしく、これを映像化できるのはヴィルヌーヴかノーランしか思いつかない。あ!ブランドン・クローネンバーグでもいいかも!!
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「中国系SF」や「SF」というジャンルの括りでなく、現代の作家の中で自分が一番好きなのがこのケン・リュウかもしれない。
現代に根付いた社会的問題を多方面から捉え、説教臭さを感じさせない絶妙なメタファーやSF設定で問題提起させるのが得意で、特に中国・アジア人固有の西欧コンプレックスを感じさせる繊細な描写は一読しただけで印象に残る。
本書は元々1冊で刊行された本が2冊に分割されたうちの片方だが、個人的には過去に読んだどの短編集よりも、クオリティが低いと感じた。
惹きつけられるような設定や思想、台詞は少なからず見られたけれど、どの話も絶妙に嚙み合っていないというか、消化不良というか…。
同じ本から選出されたはずなのに、明らかに兄弟作の短編集とは見劣りしてしまっている。 -
SFはコンピューターネットワークが舞台になりつつあるな
宇宙ではなく、より現実的な舞台だと言える。でも、面白くないな。デビュー作品の紙の動物園に対して感じた緩やかさというかじれったさが作風なのかも。今回も感じたから。
でも、表題作関連の3短編は力作だと思う。映画で言えばマトリクス的かな。よくある設定のよくある展開なんだけど、読ませる。
本作で感じたことは時間外ループするのではないかということ。未来を突き詰めるとビッグバンに戻り、ビッグバンを研究するとその先には未来が見える感じ。神はネットワーク上の仮想人格だって想定から思いついたことね。 -
神々シリーズが特に好きです。
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