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Amazon.co.jp ・本 (464ページ) / ISBN・EAN: 9784150123550
みんなの感想まとめ
テーマは、メタヴァースとウイルスの関係性を探求することで、現代社会における情報とコミュニケーションの本質を問いかけます。疾走感溢れるストーリー展開は、読者を引き込み、サイバーパンクの枠を超えた深い内容...
感想・レビュー・書評
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物語後半は、Y・Tを人質に取り、バイナリ・メタウイルス「スノークラッシュ」を使って世界支配を目論む巨大資本家・ライフ&アレウト族の巨漢・レイヴンらと、マフィア〈ノブァ・シチリア〉&天才ハッカー・ヒロの派手な抗争劇。現実世界とメタヴァース空間の錯綜。
「データを収めた言語を用いて、他人の心をプログラミングすることができた」太古のメタウイルス "ナム・シュプ"。このウイルスの謎解きにかなりのページを割いてるけど、結末に活かされてないよなあ。なんだかオチのない終わり方だった。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
上下巻読み終えました。
メタヴァースという言葉を生み出したという、すごい
影響力のある本という認識で興味が湧いて。
まず、全体の疾走感はすごいです。
ビュンビュン走る感じ。
メタヴァースがほんとに今ほど認知されてなかったの?
って思うくらい、今としてはリアリティありです
逆に、SFの世界に現実が
近づいていることに驚きます。
次に、言葉、ウイルス
その捉え方に
メタヴァースより、それのほうが衝撃というか。
そうかもな、いやきっとそうかもと思わせられる。
ただし、、、
その部分に関しては、結構理解しづらく、
正直100%わかってません。
が、だいたいの流れがわかる、
(新訳で読み、旧訳は読んでませんが、)
訳や、ところどころの注釈は
まだ読みやすくしてもらいました。
そして、つまり、っとまとめてくれる
一文がところどころはいることで、
なんとか最後まで手放すことなく
乗り切れたところもあります。
疾走感は、上下巻通しても充分味わえたので
とりあえず、もはやSFなら読んでおきたい
みたいな本を楽しんでよめてよかったー!
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メタバースとかアバターといった言葉を生んだ小説だということで近年再注目された本で、読んでみたいが長いし難しそうだなと思っていた。今回思い切ってオーディオブックで聴くという方法をとってみた。上下巻合わせて二十四時間ほど。良い点は、よくわからなくてもとりあえず進んでくれるところ。悪い点は、よくわからないままとりあえず進むとついていけなくなるところ。笑
このたびは、そんなときにはネット上の解説や感想などを合間合間に参照して情報を補充しながら、なんとなくでいいから聞き通すことを目的とし、聴取を完了した。そのため、ちゃんと味わったとはとても言えないが、本で読んでいたとしてもだいぶ飛ばし読みしたか、挫折したかもしれないと思うと、とりあえず触れてみるには良い手段だったかもしれない。
ここまでまるで苦行に耐えて聞き切ったかのように書いてしまったが、面白かったのだ。興味深い要素がたくさんあった。ただ、なんとなくしか聴いていないので、全体としてどういう話だったかが私の中で曖昧過ぎる…。そんなわけなので、関係各位(?)にはかえって申し訳ないと思いながらも、心に残った曖昧な断片をメモしておくに留めます。いつか本で読むときのために…。
・メインディッシュがメタバースかと思いきや、それはあくまでこの世界の背景であり、他にも面白いテーマがたくさん。
・近未来アメリカ。マフィア企業が取り仕切るフランチャイズ国家(あまり意味わかってない)。主人公ヒロはピザ配達人。ピザを三十分以内に届けることに命がかかっている。なんとなく、現実世界の、Amazonプライムのヤマトさんのことを思わずにはいられない。他にも、ヒロが臨時でする「誰かにとって役立ちそうな情報をアップロードする仕事」、つまり誰かがその情報に価値ありと思うと良い収入につながるし、見向きもされなければつながらないという仕事も、今の動画投稿サイトのようだ。
・ヒロは、メタバースを作った天才ハッカーでもあり、日本刀を操る剣士でもある。彼と出会う十五歳の少女Y・Tは、向こう見ずな特急便屋。この二人の活劇映画的なシーンはこの本の魅力のひとつ。
・人間の脳をハックできるのか。みたいなことが主たるテーマ。シュメール文明とか、宗教とウイルスとか、人類共通の母語があるとか、様々なそれっぽい蘊蓄が語られる。難しいがワクワクする。ライブラリアンという司書?AI?みたいな人格のひと(アレクサ的なやつ)が色々教えてくれるが、意見を聞かれたり、メタファーでコメントしたりすると「私はそういうことは理解できません」と返すやりとりもくどくて笑える。
・ヒロの母は在日韓国人、父はアフリカ系アメリカ人で第二次世界大戦で戦った軍人。ヒロの日本刀はそれと関係がある。
・核弾頭?をサイドカーに乗せて常に携行する男というのも出てくる。アメリカ、ロシア、みたいなことも関係ある。
・Y・Tのお母さんがアメリカ合衆国連邦府(すっかり無力化している)で働くエンジニア(プログラマー?何ていう言葉を使っていたっけ…)なのだがこのお仕事シーンが皮肉混じりで面白い。超管理社会とそれに適合した人々というかなんというか。柞刈湯葉「たのしい超監視社会」を思い出した。スノウクラッシュは三十年前の小説だけど。
思い出せるのはこんなところか。 -
今をときめく「メタヴァース」の語源となっている概念が登場した作品。
宗教とプログラミング、物理的なウイルスとコンピュータウイルス、自然言語とプログラミング言語の関連とサイバーパンクをかけ合わせて、単なるサイバーパンクでは終わらない作品だった。
「俺たちだけが世界を変えられる/正しく認識できるんだ」というギークの選民思想的なところを刺激してくれる感覚はありそう。
めっちゃつよい兵器に普通の家電っぽいドキュメントが付いてるのが好き。 -
上巻の最後の方から、話題が古代文明(シュメール)に及びます(ネタバレになりますので深くは書きません)。そして世界を揺るがす大きな謀略が進みつつあることを主人公が知り、他の登場人物と助け合いながらエンディングを迎える、というあらすじですが、実は本書のキートピックの一つが「ウイルス」であるということに深い感銘を受けました。
本書は「メタヴァース」ばかりが脚光を浴びますが、実はウイルスには生物学的なもの(新型コロナなど)、コンピュータプログラムに影響を及ぼすもの、そして言語的・思想的なものがある、ということが語られているわけです。その意味ではコロナ禍の今、カミュの「ペスト」に並ぶウイルス本という位置づけが本書に与えられてもよいのではないかと思いました。本書を読んで「ウイルスとは何か」を深く考えさせられました。 -
まさに今話題になっているテックが満載。
GPT3もいるじゃない!!
この想像力。
それに増して、クライマックスの大活劇!
そりゃみんな読むよね。 -
1992年に書かれたにもかかわらず、今読んでも色褪せないSF。メタバースと現実世界の行き来や、国家ではなくフランチャイズが影響を持つ世界観、コードで動く世界、ウイルスとそれらがコントロールするレイヤーの設計などが秀逸。
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太古の昔にあった祖語を使って人々の脳内を直接ハッキングするというアイデアは面白かったのですが、映画のようなアクションシーンを描いていると思われる数々の場面で何が起きているのかイマイチわからず消化不良でした(^_^;)
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5/11読売新聞
摂南大学図書館OPACへ⇒
https://opac.lib.setsunan.ac.jp/iwjs0021op2/BB50279720 -
本書では言語がそのツールとして重きを置かれておりましたが、世界はいかにしてハック可能か、またいかにしてハックされていくのか、ということを四六時中考えさせられるようになる作品でした。
そして今現在覇権を握っているテック企業のリーダーたちの多くが本書や著者からの影響を公言しているのを見るに、SF小説というものも言語として世界をハックするに足る情報を内包していることの証明でもあるかと思います。
ストーリーがカタルシスに欠ける感が否めなかったため、星5ならず。 -
辛かった。。。ギャングと登場人物と殺戮で何が何だかちんぷんかんに。。。万人に名作なのか?
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2025年2月2日、メルカリから「めいちゃん」や「ファスト&スロー」の新着通知の期限切れの通知が来て設定を見直してたら、「世の初めから隠されていること」が6600円で出ており、その出品者がこの本を出してた。上下セットで2000円。帯に「メタヴァースの語を生んだ傑作」
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自然言語と人工言語、宗教に関する部分が特に好きだった。
VR空間と現実世界の描写がいったりきたりするので、集中して読まないとすぐ置いていかれそうになるのが大変だった。
物語全体の構成としてはそこまで難しくはないけども、1つ1つを構成するパーツが難解であり読み応えがある。いろんな作品に影響は与えてるだろうなぁとは感じた。 -
この小説が発売されたのが、1992年というのを考えると、すごい小説だと思います。想像された未来に、かなり現実が近づいてます。Da5idとBIOSの下りは読んでいて思った感想が訳者の方も思っていたようで、後書きに書かれていました。
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古代シュメール人は、ミーと呼ばれる神経言語学的なプログラムによってパンを焼き家を建てていた。それは、脳のうち現在の言語を理解する部分のさらに深層の基盤に作用する人間の脳のためのプログラムであり、要するにそれがスノウクラッシュであった。
古代に、エンキという初めて意識を持つ人間が現れ、ミーではなく自由意思と理性を実装させる新たな神経言語を開発し、人間達は共通のプログラムではなく意思を持った宗教をいただくようになった。
しかし、人間の脳の構造が変わったわけではなく、古代のミーは密かに語り継がれ、そしてヒロの時代に、これを拡散させて人類を支配しようと考えた者が現れた。L•ボブ•ライフである。その一味にはアウレト人のレイヴンもいた。彼らはストリートとリアル世界の両方で、ミーを拡散しようとした。リアル世界では薬物に混ぜて、ストリートではバイナリ言語を理解するハッカー達に向けてバイナリ記号を読ませる形で、これを成し遂げようとするが、ヒロとY•Tとジャニータの連携によって、リアル世界ではミーに犯された者達にエンキの言語を聞かせることによって、ストリートではバイナリ言語の爆発寸前にバーチャル爆弾のコードを書き換えることによってこれを阻止する。
インターネットの本格普及前にここまでメタヴァースの概念とモデルをリアルに描けたことに素直に驚いた。
もっというと、メタヴァースは2023年の人間は実現イメージができているが、この物語のもう一つの(メタヴァースよりもメインの)テーマであるウイルスについて、脳の基盤に影響する神経言語学的ウイルスという発想は、まさにSFならではの発想で、これまで考えたこともなかった発想であった。エンキ以前の社会を共通言語による人格のない社会として描き、ここから多様な言語と自由意思を持つ社会へと移行した様を、バベルの物語として描くあたり、秀逸であった。 -
上巻に続いてなんとか読み終わりました。読んだというよりはもう流し見みたいになっちゃって、話の流れや今起きていることをしっかり理解することを放棄して、ひたすら文字の上に目を滑らせるだけみたいになってしまった…。
もっと若い頃に出会ってたら、ひとつひとつの単語の意味にしがみついてでも「読んでやる!」って意地になれたのかもしれないけど、その根気を出せなくて申し訳ない気持ちもありつつ。やっぱりSF小説を楽しむ素養が決定的に欠けてるなと
ニール・スティーヴンスンの作品
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