デューン 砂丘の子供たち〔新訳版〕 上 (ハヤカワ文庫SF デューン・シリーズ)
- 早川書房 (2024年3月6日発売)
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感想 : 12件
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Amazon.co.jp ・本 (528ページ) / ISBN・EAN: 9784150124373
作品紹介・あらすじ
緑化が進むアラキスで、アトレイデス家の双
子レトとガニーマは黄金の道の幻視を観る。
伝説的傑作《デューン》シリーズ第三部新訳
AIがまとめたこの本の要点
この本を表す言葉
みんなの感想まとめ
重層的なプロットと緊張感あふれる展開が魅力の作品で、前作までのじっくりとした進行から一転して、スリリングな盛り上がりが続きます。登場人物たちの深い描写や、アラキスの独特な文化が丁寧に描かれており、特に...
感想・レビュー・書評
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デューンの三作目となる「砂丘の子供たち」、おもしれえ!一・二作目の抑え込まれたじっとり展開からの一気の盛り上がりも良かったが、今作の重層的なプロットは桁違いにハラハラ感が持続していて、いかに練りに練られたかがよくわかる。早く下巻が読みたい!
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壮大‼︎
ジェシカやベネゲセリット、生物学者のカインズについて等など、映画で捉えきれないところを補ってくれて助かった -
「デューン 砂丘の子供たち〔新訳版〕 上・下」( フランク・ハーバート : 酒井昭伸 訳)を読んだ。 (何度目かわからない)再読。
初期三部作の中では一番奥深い難しさを隠し持つものの、読んでいて一番面白いのもこれかな。
スティルガー、ダンカン・アイダホ、ガーニー・ハレックのそれぞれが渋くて痺れる。
アラキスにおけるフレメンと水との関係を端的に表す印象深い文章を引く。 『ここのフレメンはいまも"天国とは流れる水の音にほかならず"と信じているが、』(本文より)
とりあえず新訳版はここまでなのだが、次の「デューン砂漠の神皇帝」とか出るのかな? -
レビューは下巻にてまとめて。
それにしても、ポールの母にして双子の祖母であるレディ・ジェシカ。ドゥニ・ヴィルヌーヴ版の映画では権謀術数を弄する政治的な女性として描かれていて、鴨が原作で抱いたイメージと全く異なる人物像で驚いたんですが、ジェシカってやっぱりそういう人だったのね、と、原作をここまで読み進めてきてようやく理解いたしました。それでは、下巻レビューをお待ちください。 -
読み始めてから序盤で結構放置してしまった。
個人的なデューンあるあるなんだけど導入〜全員の思惑や伏線を1章ずつ展開していってる段階が一番読むのが大変。
そこから展開が急に動き出して、そこからは転がり落ちるように作品にのめり込んでいく…
今作の上巻ではその急展開がラスト数十ページに詰め込まれていて、スピード感が爆速すぎてマジでびっくりした。ここのワクワク感が半端ない。 -
《登場人物》
レト……先帝ポール・アトレイデスの息子
ガニーマ……レトの双子の妹
ジェシカ……ポールの母
イルーラン……先帝妃
アリア……双子の摂政。ポールの妹
ダンカン・アイダホ……演算能力者[メンタート]。アリアの夫
スティルガー……タブールの群居洞[シエチ]の指導者[ナイーヴ]
ガーニー・ハレック……ジェシカの右腕
ウェンシシア……故シャッダム四世の娘。イルーランの妹
ファラッディーン……コリノ家次期当主。ウェンシシアの息子
ティエカニック……コリノ家当主付き上級大佐[パシャール]
ジャヴィード……アリア配下の司祭
ムリーズ……フレメンの〈棄民〉
アサーン・タリーク……〈伝道者〉の道導者[どうどうしゃ]。ムリーズの息子
〈伝道者〉……謎の辻説法者 -
デューン第三部。一、二部の主人公ポールは、未来視の果ての罠と、個人の神格化に対する危惧から、表舞台から身を引いたあとの話。
ポールの母のジェシカと妹のアリアが権力欲に堕しているが、Disられているわけではない。彼女らの豹変ぷりが受け入れられやすいのは、第二部でのポールの苦悩があったのと、人は堕落しやすいとの認識があることと、両キャラとも登場時から権力欲の萌芽が描かれていたからだと思う。
権力争いの宮廷劇と、運命論、生活の改善と環境の変化と伝統との関連性の問題など、幅広いテーマがきっちりまとまっている。 -
「砂の惑星」の第三部。一番最初の物語の主人公はすでにいなくなってしまっていて、その子供たちが主人公。第二部に比べるとまだ展開に動きがあってやや話を理解しやすいが、それも第二部と比べたらのこと。第一部を読んだ時のようなワクワクする感じはなくて、理解が難しい展開が地味に続く。
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ついにデューンシリーズの第3部まで来てしまった。前作に比べるとまたファンタジーの世界に戻って展開するストーリーに没入できる感じで面白かった。しかし用語や難しい描写?の部分もあった。
登場人物の会話が多いこと、スティルガーやダンカンなどのキャラクターと皇帝ポールの血を引くアリアや双子などそれぞれが帝国を統治する上で担う役割や、価値観の違いなどによって、結局帝国は誰の手に収まることになるのか気になりながら読める。
”上”ではジェシカやアリアが関わるシーンが特に見どころ。
初めて読んだデューンを読んだ時のワクワクをもう一度味わえるような感じ。 -
1作目とも2作目ともまた違う物語スタイルで、群像劇寄りになっているのが面白い。世界設定の精緻さが一段上がった印象で、社会情勢も前作から様変わりしている。
著者プロフィール
フランク・ハーバートの作品
