- 早川書房 (2024年4月23日発売)
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Amazon.co.jp ・本 (480ページ) / ISBN・EAN: 9784150124427
作品紹介・あらすじ
【葉文潔/イエ・ウェンジエ】が宇宙に向けたメッセージは、異星文明・三体世界に到達する。新天地を求める三体文明は侵略艦隊を地球へと送り出した。太陽系到達は四百数十年後。しかも人類の活動は三体文明が送り込んだ極微スーパーコンピュータ・【智子/ソフォン】に監視されていた! 人類は前代未聞の「【面壁計画/ウォールフェイサー・プロジェクト】」を発動させる!
感想・レビュー・書評
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劉慈欣『三体 II 黒闇森林 上』ハヤカワ文庫。
華文SF小説『三体』の第2部。
第3部まで文庫本が刊行されたので、寝かせていた第2部を読み始める。
嬉しいことに今回も水色の紙の登場人物表が挟み込まれていた。
人類は何とちっぽけな存在なのだろうと考えさせられるような壮大なスケールで物語は展開する。三体文明による地球侵略が400年後に迫る中、人類がこの危機にどう立ち向かうのか。
天体物理学者の葉文潔が宇宙に向け発信したメッセージは、異星文明の三体世界に到達する。新天地を求める三体文明は侵略艦隊を地球へと送り出した。三体文明の侵略艦隊の太陽系到達は400年以上も後なのだが、三体文明は人類の科学の進歩を止めるために極微スーパーコンピュータ智子を送り込み、同時に人類の監視を行う。
地球侵略を狙う三体文明では思考とコミュニケーションが同義語であり、人類と違って嘘や策略といったものが無いのだと言う。危機に直面した人類は三体文明のこのコミュニケーション力を逆手に前代未聞の面壁計画を発動させ、人類の命運を4人の面壁者に託す。
本体価格1,000円
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プロローグ
漆黒の闇夜を仰ぎ見る
今日は十五夜だが
見えるのは微かな朧月
それがかえって、幻想的でただただ美し
果たして、400年後
未知の“異星人”が降臨するのだろうか
フィクションにのめり込んでいる自分に
陶酔しながら、解決しえないこの難問に
思いを馳せていた
インタールード
『三体Ⅱ 上巻』★4
悠久の時の流れに対峙する人類の絶望と希望
この相対する問いかけに、選ばれし面壁者は
どう立ち向かうのだろうか
その問いへの返答は下巻にて示されるだろう
エピローグ
悠久の時の流れに身を任せていると
LINEにてミッションが降臨した
[人参を買ってこい]と
400年後に“イセイジン”ならぬ
40秒後に“ニンジン”に会う指令がくだるとは!?
そのミッションの行きつくところは、果たして
カレーなのか!?はたまた肉じゃがなのか!?
4分後には、スーパーの野菜売場に佇み
“ニンジン”との邂逅を果たした(¯―¯٥)
下巻へつづく
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あれ。。。
私のタイムラインにこれ出てきていなかったような。。。私が酔っ払ってすっ飛ばしてしまったのかしら。
大葉に人参。
お次は...あれ。。。
私のタイムラインにこれ出てきていなかったような。。。私が酔っ払ってすっ飛ばしてしまったのかしら。
大葉に人参。
お次はきゅうりかなぁ?
私も先日旦那にきゅうり買ってきて!ってお願いしました (๑˃̵ᴗ˂̵)و2025/07/18 -
まきちゃん
買い物依頼、しょっちゅうですよー
食事中だって、わさびがなくなると
一斉に目線が私に飛んできますよ(¯―¯٥)まきちゃん
買い物依頼、しょっちゅうですよー
食事中だって、わさびがなくなると
一斉に目線が私に飛んできますよ(¯―¯٥)2025/07/18 -
目線が飛んでくるのは、
出来るパパだからですね (๑˃̵ᴗ˂̵)و
我が家は誰も旦那に期待していませんもん(-。-;目線が飛んでくるのは、
出来るパパだからですね (๑˃̵ᴗ˂̵)و
我が家は誰も旦那に期待していませんもん(-。-;2025/07/18
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三体の二巻目!
上下巻になっているとは思わず上巻のみ購入してました。→これから下巻を買って来ます
今回は三体艦隊に対抗すべく面壁者なる者達が指名されます。
一人は国防長官、一人は元大統領、一人は科学者にして政治家、そして最後の一人はしがない学者!?
今回の主人公は羅輯、元天文学者にして今は社会学の大学教授!?
羅輯には特技があり、想像の中の彼女を動かせる事?
それが、三体世界にどのような影響を及ぼすのかはさておき、前作の登場人物達はと思っていた矢先に頼りになる漢 史強が登場して来ます
そのほかにも、史強の息子や老後を送る人達、そして中国宇宙軍の人達など、複数のパートに別れて物語は進んでいきます。
着々と人類は三体艦隊を迎え撃つ準備を進めているのですが、間に合うのか?
あと三体艦隊到着まで400年!!!
不遇の人生を送っていた天体物理学者の宇宙に向けたメッセージは、異星文明 三体世界に到達する!
厳しい自然環境の三体文明は新天地を求め侵略艦隊を派遣する!!
そして、三体世界のスーパーコンピュータ智子により、地球は監視され、ある方向の科学の発展にブレーキをかけられていた!!!
三体艦隊の到着は400年後・・・
将来の危機に備えるため人類は面壁計画を作動させる!?
人類の勝利は四人の面壁者に託された!
それと、作中で日本の防衛大臣が銀河英雄伝説のヤン・ウェンリーの言葉を引き合いに出していたのに嬉しくなりました。 -
こんなに集中する読書は初めて!相変わらず難しいが、難しいと面白いのバランスが本当に天才的なんだよな。いくら難しくても、面白さが目の前にぶら下げられた人参のごとく押し寄せてきて自然と走り続けてしまう。それにしても物凄いスケールの話で頭を全部フル稼働させて読書している気分になる。気がつくと息を止めていることもしばしば。
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何度も置いていかれそうになったけど、なんとか耐えた。登場人物表がいいお仕事をしてくれている。難しいけど、やはり続きが気になる!
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待ちに待った続編。
三体艦隊が地球を侵略するために自惑星を出発したあとから始まる。
主人公は前回のナノマテリアル科学者汪淼(ワンミャオ)から社会学者の羅輯(ルオジー)に代わる。
迫り来る危機に対応できる唯一の作戦「面壁作戦」が打ち立てられ、その作戦の実行者として4名の「面壁者」が選ばれる。
それぞれの面壁者が立てた作戦はどのようなものなのか。
果たしてその作戦で本当に三体艦隊と渡り合えるのか。
そして面壁者を事前に打ち破るべく忍び寄るテロ組織からの「破壁者」たち。
彼らは面壁者を止め、三体側に与することができるのか。
一方で地球全体が緊迫した空気の中、一切やる気にならず面壁者になった特権でやりたい放題のルオジー。
前作とは異なり、エリートでもなんでもない、普通の学者の彼は、果たしてなんなのか。
そもそもなぜ面壁者などに選ばれてしまったのか。
前作とはまた違った緊張感の中、話は着々と進んでいく。
上巻ということで、話の決着もまだぜんぜんついていないのだけれども、
・異星からの攻撃を受けるまでに400年時間がある
・時間はあるものの、異星からの妨害により、今後基礎物理学を発展させることができない
・地球人のすべての表だっての行動は、すべて監視されている
という制約を設定に盛り込むと、SF的な部分が俄然地に足の着いたリアリティを持ち出すのだなあと感心した。
400年猶予があるということは、少なくともいま生きている世代の人たちには何の影響もない。
「私たちが死んだ後の話なんてどうでもいい」という意見が出てくるのは当然。為政者達はそういう意見を受け止めた上で、未来を救わなくてはならない。
そんな社会的シミュレーションも含んでいて大変に興味深い。
また、物理学の発展が阻まれるということで、未来のソリューションも、既知の今の科学の延長で対策する必要がある。
なので様々な解決策も、突飛な感じがしない。我々が容易に想像でき、「おお、それならいけるのでは!」と思わせてくれる。
ワンミャオにだいぶイライラさせられたが、前作からの面白さは変わらず。
どう着地するのか、下巻に期待。 -
中盤までは話のペースがゆっくりで読むのが少し辛かったが、後半は面壁者計画の内容に踏み込んでくれるのでサクサクと読み進めることができた。まだ、具体的な計画の内容などは明かされていないので、下巻が楽しみ
ただ、やっぱり読むのにかなり時間がかかるので少し時間を空けて続きを読みたい -
ワンミャオは?ワンミャオどこ行ったの!?
この巻から新しい主人公に切り替わる。
この主人公の妄想やらデート描写がやたら長く、「いったい何を見せられているのか」という感じ。
また、急に世界の命運を背負わされた主人公にまず訪れる「イヤイヤ期」の描写もあり、さっさと話を進めてくれよ…という気持ちになった。
きっとキャラクターの深掘りとして、必要だったとおもえる日が来ることを願う。
二部の上巻の時点で、1000ページを超える文量を読んでるわけで、それだけ読ませるということは面白くないわけではない。でも、これを知り合いにおすすめ出来るかというと、話が長すぎ&一向に進まない点から躊躇してしまう。 -
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あまりにも羅輯がカッコ良すぎる!
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Ⅰ同様に読み難い箇所も多少あるものの、中盤あたりから一気に面白くなる。息もつかせぬ展開。未来世界の描写やプロジェクトにはリアリティ(理屈)があり、下巻での最終的な姿にも納得。精緻さの加減は浅学の身には分かりかねるが、存分にSF世界に浸れる。
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とにかく頑張って読んだ。所々眠くなると言う現象と戦いながら読了!今回は自分が三体になれてきたのかそれとも前巻よりは優しかったのか読みやすく内容も入ってきた感じがした!でも所々記憶がどんどん薄れていく感覚で気づいたら作品に置いてかれていた。それでもとにかく頑張って読んだ。
頑張って読めたのはやっぱり作品が面白いからでしょう。次は下巻そろそろ折り返し楽しむぞー! -
ついに始まった三体人に対抗するための地球側の計画。それはあまりに予想外の方法だった。面壁計画、面壁人、破面人、智子、、、SFは概念や未来を描くわけだが、凝り固まった頭をブチ抜くような設定を持ってくる『三体』という作品に脱帽した。遥か先の将来にやってくる三体人に人類の立ち向かい方が問われるわけだが、そんな先のことをどうやって備えるの?という読者の素直な疑問に、作者は斜め上から人類のムーブを示してくる。難しい学問はさておき、物語としてとても練られていて面白い。
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三体世界の存在が世界に公になり、400年後に地球に攻めてくる三体人との戦争に向けて、地球宇宙軍を組織したり、個人の頭の中に全ての作戦を委ねる面壁計画が始まる…!というところまでのお話。
個人的には、三体Iよりもずっと読みやすく、難しい内容も少なかったように感じたが、その分物語が少し平坦になって、Iのように読者を圧倒するような展開は少なかったように感じた。
でもやっぱりとても面白かった。
主人公のルオ・ジーが面壁者になり、現実社会から目を逸らして自らの責任を放棄して、夢に描いた最愛の女性を探し出し、妻と子供と愛に満ちた生活を送り始めた、、というところからの後半の急展開にはすごくぞくぞくして物語に一気に惹きつけられた。
ただ、章北海の人物像にはあまり魅力を感じなくて、北海が出てくると物語が少し退屈になるなあ、、という感じはした。 -
三体文明の世界では、言葉によるコミュニケーションでなく思考が直接伝わるという効率的なコミュニケーションによって、地球人類より遥かに進化した文明を実現できているという反面、騙したり嘘をついたりすることもできない。そういう三体人と地球人の戦いを見据えての、「面壁計画」ということなんだが、1/3ほど読んでやっとその意味がわかるまでの展開が、なんともまだるっこしいというか先の見えない内容が多すぎて、何度も寝落ちしてしまった。
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人類は全てを監視されてしまう三体文明の微細な量子コンピューターに察知されることなく、三体文明からの攻撃を防ぐ方法を模索している。そして人類は面壁計画を発動することになる。どんな展開になるのか、凡人の私には全く先の読めない物語に引き込まれる。下巻ではどんな展開となっていくのか楽しみ。
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今回はルオジー視点でのお話。現実から目を背けていた彼がやっと覚醒した様子。史強は冬眠に入っちゃいました。
面白いです。
著者プロフィール
劉慈欣の作品
