- 早川書房 (2024年4月23日発売)
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Amazon.co.jp ・本 (512ページ) / ISBN・EAN: 9784150124434
作品紹介・あらすじ
太陽系に迫る三体世界の巨大艦隊に対抗する最後の希望は、四人の面壁者。人類を救う秘策は智子も覗き見ることができない、彼らの頭の中だけにある。面壁者のひとり、羅輯が考え出した起死回生の“呪文”とは? 一方、かつて宇宙軍創設に関わった章北海もある決意を胸に三体世界に立ち向かう最新鋭の宇宙戦艦に乗り組んでいた。全世界でシリーズ累計2900万部を売り上げたベストセラー『三体』衝撃の第二部。
みんなの感想まとめ
壮大なスケールで描かれる人類と三体世界との対立が、緊迫感と興奮を生み出しています。物語は、四人の面壁者がそれぞれの頭の中で秘策を練り、宇宙軍が最新鋭の艦隊を編成する中で進展していきます。登場人物たちの...
感想・レビュー・書評
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劉慈欣『三体 II 黒闇森林 下』ハヤカワ文庫。
華文SF小説『三体』の第2部。
下巻の登場人物表は上巻と大きく異なり、4人の面壁者とその関係者、宇宙軍が記載されている。
地球の未来はバラ色なのか、それとも世界戦争や自然災害、宇宙からの侵略により滅びてしまうのか。
兎に角、圧倒的なスケールでストーリーは展開するが、問題の三体人はなかなか姿を見せない。もしかしたら、第3部でも三体人は姿を見せぬまま物語は完結してしまうのだろうか。
作中にアーサー・C・クラークの『2001年宇宙の旅』や映画の『CUBE』に言及する場面があり、興味深い。中国にもやっとこうしたエンタメを楽しめる時代が来たのだろうか。
三体世界が送り込んだ極微スーパーコンピュータ智子に悟られぬよう4人の面壁者たちはそれぞれの頭の中で、三体世界に対抗する策を練る。
面壁者の1人で、185年の冬眠から目覚めた羅輯は人類の科学技術の飛躍的な進歩に驚愕する。人類は地下に住み、様々な物が外部からの補給無しで、エネルギーを消費出来るようになり、あらゆる物がネットに繋がるという未来の光景。そして、章北海が創設に関わった宇宙軍も三体世界に立ち向かう最新鋭の宇宙戦艦を建造し、大艦隊を構えていた。
三体世界が太陽系に大艦隊も宇宙塵との接触で大きな被害を被っていたことが解かる。
だが、三体世界が大艦隊に先駆けて放った偵察衛星・水滴により宇宙軍の大艦隊を壊滅してしまう。
本体価格1,000円
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前巻で面壁者のタイラーは計画半ばで倒れる。
ハインズやレインディアスは其々計画を進めるが・・・
もちろん、主人公の羅輯の謎の呪文も・・・
前巻の終盤でコールドスリープについた、メインキャスト達は続々と目覚める!!
時代は進み、人類は試練を乗り越えて、いくつかのブレイクスルーを掴み取り、三体世界の文明を凌ぐテクノロジーを掴み取っていた!?
章北海の目覚めた世界は宇宙航空技術の粋を集めた艦隊が築かれていた。それは章北海の目指す未来であった!!!
一方で、羅輯の目覚めた世界では面壁者の存在意義が失われつつあった・・・
三体世界に人類は対抗できるのか?
読むのに時間は掛かりましたが300ページを超えるくらいから読むスピードに大きなブレイクスルーがありました!
相手が何を考えているか分からない。距離が近くてコミュニケーションが取れていても相手へのイメージとは自分がそうあって欲しいという願いだけなのかもしれない。
疑いなく相手を見れる事が愛なのかもしれないと思った!
読み終わった時にこの題名の素晴らしさに気がつく。 -
プロローグ
映画『2001年宇宙の旅』が好きだ
鬼才スタンリー・キューブリックの作品だ
原作は、SF小説の巨匠アーサー・C・クラーク
勿論、原作も後世に語り継がれる名作だが
映画は、飛び抜けている
自身のオールタイムベストのTOP3に入る
SF映画の金字塔である
人類が1969年に初の月面着陸を行うが
この映画は、その1年前の1968年上映という点も
驚きである
そして、この映画の圧巻は冒頭15分
約400万年前の類人猿が宇宙人が残したと
される黒い石板“モノリス”に触れることによって
武器などを使い始め、目覚ましい進化を
遂げるのである
また、この15分間は、無声で効果音と音楽のみで
進行していくのもなんとも斬新だ
冒頭だけでも観る価値はあるが、
宇宙ステーションのデザインや宇宙服は
スタイリッシュこの上ない
そして、胎児に変貌するボーマン船長の
ラストは、神々しくもあり難解で
ミステリー考察ポイントが多数ある点も
見逃せない
個人的には、これを観ずしてSF映画は語れないと
思うのだが皆様は如何であろうか
さて、ようやく本題だ
本章
『三体Ⅱ 下巻』黒暗森林★5
誤解を恐れずに言うならば、三体人の出現は
“モノリス”のそれに酷似している
三体人の出現、認知によって人類は、
未曾有の進化を遂げるからである
遂げてもなお、三体人のそれとは
比べ物にならなかった悲しい現実も
本作の見どころだ(読みどころ)
そして、shinさんも仰られていたが、
“黒暗森林”という副題が秀逸すぎて鳥肌が立つ
人類と三体人、生き抜くという命題に
どう立ち向かうのか!?
未だ見ぬ三体人とは、一体何者なのか!?
三体Ⅲでは、邂逅を果たすのか!?
更に200年後が楽しみでならない
エンドロール(映画か!?)
そうだ!京都に行こう!
ということで、本日は京都にいる(仕事ですが)
悠久の時を超えて織りなされる古都、京都
街を散策すると長方形の石畳がなんとも
時空を超えたロマンを感じる
そして、あの“モノリス”にも見えてくる
ひょっとして、京都のこの素晴らしくも
複雑な街並みは、古の人が“モノリス”を
触れたからできたのではないか!?
三体人は、この美しい古都を破壊できるのか!?
空を見上げると、曇天
更に遥か上空には広大な宇宙が
昨日は雨が降ったのか
紫陽花の葉の雨露がなんとも美しい
キラキラと星のように煌めく雨露と
どこからか聞こえてくる古寺の鐘の音が
そっと心に響いた
完
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三体読んだのねーすごーい(-´∀`-)
まだまだ私には無理かも。。
でもいつか!
阿闍梨餅!!食べてみたーい。
スピノザの診察室で出て来て...三体読んだのねーすごーい(-´∀`-)
まだまだ私には無理かも。。
でもいつか!
阿闍梨餅!!食べてみたーい。
スピノザの診察室で出て来てファンに。
食べてないのに。(*´艸`)2025/07/19 -
ぴこさん
京都は、阿闍梨餅と
ことの葉の抹茶ラングドシャ❢
どちらも絶品ですヽ(^。^)ノ
三体は、心技体の三体が整ってる時に
お読みく...ぴこさん
京都は、阿闍梨餅と
ことの葉の抹茶ラングドシャ❢
どちらも絶品ですヽ(^。^)ノ
三体は、心技体の三体が整ってる時に
お読みください(^_-)2025/07/19 -
2025/07/19
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訳者のあとがきから引用。前作を読んで高まりきった読者の期待を裏切らないどころか、予想を遥かに超えるスリルと興奮、恐怖と絶望、換気とカタルシス、ロマンスとアクションを満喫させてくれる。まさに現代エンターテイメントの金字塔。
…まさにその通り!
決して読みやすくはない。しかしSF初心者の私でものめり込んでしまうほどのとにかくの面白さで読ませてくる作品。食わず嫌いはもったいない。しかし気軽に人に勧められない難しさかも。 -
下巻を読むのはもう少し先の予定だったが、本屋で1ページ目を読んで買うことを決断
一部と二部の上巻は面白いところがポツポツと散りばめられている分読むのに時間がかかったが、二部の下巻はここまでの伏線を回収するような圧倒的な展開の速さですぐに読み終わってしまった
話がどんどん壮大になっていくけど、ちゃんとまとまるの⁉︎って思ってたけど、全部回収してくれてスッキリ
正直二部が面白すぎて、三部がこれを超えられるのか不安であり楽しみでもある -
SF初心者の私。ワケわからん!と思いつつも、この物語の世界にどっぷり浸かっていた。
上巻を読むのになぜだかすごく時間がかかってしまったけれど、下巻は面白くて一気読みでした。
第3部も楽しみに待ちます。
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現代を舞台に、三体艦隊が地球に侵略するまであと400年とした上巻から、羅輯(ルオジー)がコールドスリープに入って目覚めた200年後が舞台となる。
基本物理学の発展は阻害されているものの、驚くほどの技術発展を遂げた地球人たちは、自らの居場所を地下に宇宙にと発展させている。
三体艦隊との戦闘に関する研究も進み、勝利の可能性、勝利への自信で地球があふれかえっている。
そんな中、三体艦隊から放たれたほんのトラック一台ほどの大きさの探査機と思われる物体が一足早く地球に近づくのだが・・・というところから物語がスタートする。
物語前半における勝利への過剰なまでの自信がものの見事に瞬壊するのはお約束もお約束。機関車トーマスしか観たことない幼児ですら予測できる展開。
地球は絶望、宇宙艦隊は半壊、愉快痛快三体艦隊。
この物語の面白さはその後にある。
まず、上巻と同じように、社会シミュレーションが緻密に記述される。
宇宙艦隊に取り残された人類が体験する感情。そして社会的な反応。
同じように希望を打ち砕かれた地球上の人類に生じるであろう当然の反応。
「しかし地球人は決して希望を捨てなかった」的なご都合主義に依らないことで、物語にリアリティと厚みが出る。
そして本作品の核をなす、SF的ギミック。
想像力の限りを尽くした突飛とも思えるようなSF的問題解決案を、「あー、それならありえそうだよね」って思える科学的な論理で記述し
「そうか。すげえ、その手があったか。」と読者に膝を打たせる。
この納得感がただの「エンターテインメント」ではなく骨太の「SFエンターテインメント」に仕上げてくれている。
あとはもう、話自体の面白さ。これはもう間違いない。
上巻含め、前半にちりばめられた伏線はほぼすべて回収される。それもびっくりするくらいわかりやすく、そして笑っちゃうくらい意外な方向で。
あと、前作にも感じたことであるが、作者自身がこの物語を書くことを心から楽しんでいるのが伝わってくる。
SFが大好きなのだろう。とりわけ舞台が宇宙になってから、様々なSF作品へのオマージュがみてとれる。
クラークはもちろん、銀英伝っぽさが入ったり、宇宙艦隊の艦長達が目線だけで会話するくだりはアルフレッド・ベスターの「虎よ、虎よ」へのオマージュっぽい。
(三体艦隊が宇宙艦隊に与して「ヤック・デカルチャー」とか言い出すかと思ったけどさすがにそれはなかった。)
ともあれそんなSF愛が随所にちりばめられ、それが意識的にしろ無意識的にしろ私たちにも伝わるのでこちらも楽しくなってくる。
ながながと述べたけど、要するにものすごく面白い。めちゃくちゃ面白い。
読みやすさと読み応えが同居した結果、猛烈な満足感を与えてくれる。
上下合わせて1000ページ弱。あっという間に読めるけど、ものすごい満足感よ。
みなさんにも是非この「うわー、そうなったかー」を感じて欲しい。 -
なかなかの大どんでん返し。
やってくれたねって感じで、とても面白かったです。
ただコンパクトにはできないだろうから、映画には向かないですね。 -
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やっと読了!
めっちゃくちゃ面白い!!!
I巻が本当にプロローグで終わってるから、Ⅱから本番。
なにせ構図がわかりやすい!面壁者vs壊壁人・地球文明vs三体文明。読者の熱を覚さないまま、読み切らせてくれるSF最高です。三体からSF入門してもいいのではと思っています。。。!! -
三体Iよりエンタメ性が強くなり、物語の構成や展開が分かりやすいので、難しい表現は多いもののIよりもすごく読みやすかったと感じた。
(でも私はやっぱりIの文化大革命やVRゲーム三体の描写、カオスで何が起きているが分からない展開がかなり好きだった)
主人公のルオジーが200年の冬眠から目覚めた後の世界では、ほとんどの人類が「今の地球軍は三体軍よりも圧倒的に強い」と根拠レスに思いこんでいて、「いやいやそんなはずないだろう。なんでこんなに三体文明を下に見ているのか全くわからないぞ。」と思いながら読んでいたのだが、やっぱり三体文明は最強だった。
黒暗森林の理論もわかりやすくて興味深かった。
宇宙は暗黒の森で、文明を持つ星達は真っ暗な森に姿を潜める狩人である。地球外文明は存在するが、宇宙から見つからないように姿を隠しているので、私達地球人に発見することは出来ない。
地球外文明の存在を発見できたとしても、彼らとは絶対に手を取り合えないし、相互に潰し合う以外の選択肢はない。
主人公のルオジーが、Iの主人公の汪淼よりも人間らしくて好きだった。史強をとても好きになった。
章北海を上巻であまり好きになれなかった理由が下巻で分かった。彼の本当の思想が判明したときは鳥肌がたった。
この本で、物語が割と綺麗に完結したと思ったのだが、Ⅲ巻では何が起こるのだろう。。ちょっとこわいけど楽しみである。 -
下巻の中盤から後半にかけて、ほんの少しだけ面白くなってきた?という片鱗現る。
が、まだ確証は持てない… -
超SFだった!水滴による暗黒の戦いは凄まじくて「怖っ!」って何回も声が出た。毎ページ名前にふりがなをふってくれているので、物語に集中できるところも良い。「死神永生」も楽しみ!
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うーん、全く想定外の展開で、確かに面白かったのだが、就寝前の読書ですぐに寝落ちしてしまい、読了するのに1ヶ月近くもかかってしまった。
次の第三部も読むしかなさそうなんだが、ちょっと覚悟が要るので、いつのことになるやら。 -
本書で提起される命題の一つ、この宇宙で知的生命体が他の知的生命体と遭遇した場合、どんな行動を取るのだろう?というもの。善と悪という概念は我々だけに持ち得る考え方なのかもしれない。宇宙全体で倫理という概念が存在するのだろうか?
人類が蟻をなんの感情も交えず踏み殺すがごとく、虫ケラのように人類を絶滅させることになんの躊躇もない知的生命体がいるかもしれない。言語的コミュニケーションが成立するような地球外生命体がいた場合、私たち人類はどんな行動をとるのだろう?どちらが、先に発見するかにより対応も変わるのだろうか?
人類が虫ケラと扱われるほどの、圧倒的な進化を遂げている地球外生命体と、どう対峙すれば人類は生き延びることができるのか?
圧倒的に不利な環境で人類は活路を見出せるのか?
下巻後半から読むスピードが早まり、時の経つのを忘れて読了。この三部作の第二部で物語が終わっても良いような読後感があるが、第三部へと続きが用意されている。さぁ、冒険の続きに繰り出そう。 -
上下をほぼ1か月かかって読了。なかなか手強いけど、面壁者のこと、200年経つこと、水滴、フェルミのパラドックスのこと、色々と斬新な設定とSF的創造に恐れ入る。この結末に、Ⅲをどう続けていくのか、いったん休憩して挑むことにしよう。
著者プロフィール
劉慈欣の作品
