風の竪琴弾き イルスの竪琴 (3) (ハヤカワ文庫FT)

  • 早川書房 (1981年10月28日発売)
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Amazon.co.jp ・本 / ISBN・EAN: 9784150200343

感想・レビュー・書評

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  • 謎解きの物語である。

    一つはもちろん登場人物たちが心に思う謎だ。星を帯びし者
    とは?偉大なる者とは?変身術者とは?大地のあるじたち
    とは?⋯etc.主人公モルゴンのみならず、登場するほぼ全て
    の人間が何かしらの問いを心に持ち、謎を解こうとしている
    ように思える。三巻をかけてちりばめられた謎が次第に解け
    劇的な結末になだれ込む様子は素晴らしいの一言。その
    類い希なる残酷なほど美しい風景描写と相まってこの作品を
    見事なものにしている。

    ただやっかいなのはもう一つの謎。それは、読者が心に描く
    「このイルスの竪琴の物語世界はどのような場所なのだろう
    か」という謎である。こちらの謎も前の謎と同様、最初から
    あからさまにされることなく、登場人物の旅程とともに少し
    ずつわかってくるという構造になっているのだ。そのため、
    気が短い人だと1巻の途中辺りで「わけがわからない」と
    放り出しかねないと思われる。3巻全てで一冊の書物と考え
    ぜひ覚悟を持って読み通して欲しい。

    まぁ何よりもその美しい物語世界を堪能して欲しい。しかし
    当初読み始めた時は「ペヴンの謎」があんなだとは思いも
    しなかったな(苦笑)。

  • イルスの竪琴も大詰め。

  • 2009年9月4日読了♪

  • イルスの竪琴(3)

  • 3部作のうちの完結編です。これは、やはり3冊とも読まないと面白くないのですが、今はこれしか販売していないようです。

    ファンタジーで、魔法使いが出てきますが、話の芯がしっかりしていて、読み返しに耐える作品です。

    ※2012年に3部作が再販されました。

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