白い鹿

  • 早川書房 (1984年10月23日発売)
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Amazon.co.jp ・本 / ISBN・EAN: 9784150200688

みんなの感想まとめ

物語は古代アイルランドを舞台に、ケルト神話の影響を受けた叙事詩的な作品です。神々の時代への憧れや神秘的な美しさ、過ぎ去る時代への悲哀が全体に漂い、幻想的な雰囲気が心に残ります。エルフと人間の娘の恋、友...

感想・レビュー・書評

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  • 古代アイルランド島をモチーフに、ケルト神話の影響を受けて、叙事詩的な趣向で書かれた美しい物語。

    全体に漂う神々の時代への憧憬、神秘的な美しさ、過ぎ去る時代への悲哀がとても印象的だった。

    井辻朱美の翻訳の文体も雰囲気があってよき。

  • アイルの書シリーズ「白い鹿」「銀の陽」「闇の月」「黒い獣」「金の鳥」の5巻。
    ケルト神話を基にしたハイファンタジーで、エルフ(神?)と人間の娘の恋、男同士の友情と三角関係、戦いなどが描かれた物語。
    印象的だったのは全体を通して、とても美しかったこと。邦訳の力も大きいのかもしれませんが、物語世界の何とも言えない幻想的な雰囲気が心に強く残っています。
    私のファンタジーの原点とも言うべき本です。

  • 最初の数ページで「好きなやつ!」とわかった。

    人々の神々への信仰が薄れ、しかしまだ魔法が残っている時代の話。
    残された数少ない神の息子べヴァンは、誘拐された大領主の娘エリドを助け、父のもとに送り届ける。
    女系社会から男系社会に移り変わるころのこと。
    エリドは父方のいとこであるクインと結婚することになっていたが、べヴァンと恋に落ちる。

    クインはエリドのことを愛していたので、最初のうちはべヴァンに反発していたが、一見ひ弱に見える彼が、剣の腕はないのに芯の強い誠実な男であることを知り、エリドをあきらめべヴァンに仕えることを決める。

    この話は、べヴァンとエリドとクインの愛と友情と冒険の物語である。
    が、少年ジャンプと違ってケルトの神話はスカッと爽やかにはならない。
    3人それぞれの愛と友情は真実のものだが、敵にも味方である者の中にも卑怯な手段を是とするものがいて、3人の関係はそのたびに傷を受ける。

    で、その結果、誰が姿を消すのかというと…。
    私はてっきり「白い鹿」が、逆境を跳ね返す切り札なのかと思ったら、途中で死んじゃうし。
    アイルランド、只者じゃないな。

    さて、この続きはいったい誰が主人公になるのだろう。
    東からくる、彼らにとって代わろうとするものとはキリスト教だから、もしかすると主人公はアイルランドそのものなのかもしれないな。

  • う、ううーん…なんだかよくわからなかった…
    ハイファンタジーってこういうもんだろうなとは思うんだけど、なんか最後の方のべヴァンの行動がわけわからん…
    きっと、日本ではあまり馴染みのない文化とか決まり事みたいなのがあるんだろうなとは思う。
    クイン好きだわー。
    知らない言葉がたくさんあって勉強になりました。

  • 昔、読んで興味深かったのだが、
    詳細を覚えていないので★はつけない。

    アイルの書・全5作の1作目。
    (続いて「銀の陽」「闇の月」「黒い獣」「金の鳥」)

    漫画家・中山星香の表紙だけでもファンタジー。

  • 昔友人に借りてハマった本。
    久々に読みたくなって、オークションで入手しました。
    翻訳ものの運命か微妙に文が読みにくいけれど、この世界観はやっぱり好きです。

  • <アイルの書?>
    数多いファンタジーのシリーズの中ではこの<アイルの書>のシリーズが一番好きです。

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