魔法の通廊 (ハヤカワ文庫FT)

  • 早川書房 (1985年8月30日発売)
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Amazon.co.jp ・本 (448ページ) / ISBN・EAN: 9784150200787

みんなの感想まとめ

物語は、ザンスとマンダニアの関係を中心に展開し、独特な設定が魅力を引き立てています。特に、友情の描写が心に響き、異なる生命を持つ者同士の絆が切なくも美しい印象を与えます。物語が進むにつれて、ザンスワー...

感想・レビュー・書評

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  • ビンクの章より面白さは落ちるけど、巻を追うごとにザンスワールドを見ていたくなる。ので次も楽しみ(´∀`)

  • アンソニイさんは幸せな結婚生活を送られてる模様。

    ザンスとマンダニアの関係はずいぶん面白設定ですね。先が楽しみ。
    あとジャンパーがでてきて嬉しかった。生命の違う者の友情はせつない。

  • 失踪したトレント王を捜す旅にでたドオアの冒険。

     1997年3月3日購入

     1997年4月21日初読

  • ザンスシリーズ 4冊目

  • 前作から主人公が世代交代してはいたけれど、ドオアはまだ十六歳。
    なのに、王の代理を仰せつかったドオアの傍に両親の姿が見えない。
    ビングとカメレオンはいったいどこで何をしているのか。
    結局最後まで出てこなかった。
    こうなってくるとトレント王の方がドオアの親に見えてくる。

    トレント王とアイリス女王が魔法の聞かない国、マンダニアで行方不明になる。
    トレント王がどこにいるかを知っているのはドオアのみという状況で、ドオアは二人を捜しにマンダニア国に行くことにする。

    王と女王の娘であるイレーヌ、ドオアの家庭教師であるセントールのチェリーの息子チェット、菜食主義の人喰い鬼のバリバリの息子メリメリ、そしてどんな言葉でも通訳できるゴーレムのグランディという、若者たちで構成された探索隊は、手持ちの知識と知恵と勇気で困難を乗り越え…チェットがけがのため退場。
    代わりにセントールの魔法使いアーノルドが加わり、マンダニア国へと向かう。

    セントールは自分たちの種族が魔法を使えることを認めない。
    アーノルドは追放の刑を受けたのだが、彼の魔法というのは、彼の傍にいる人の魔法の力を増幅させることができるというもの。
    単独では役に立たない魔法だから、今まで見つからなかったのだ。
    しかし魔法の使えない国・マンダニアでは、彼の魔法は必要なものだった。
    範囲はごく狭いものだとしても。

    トレント王たちを幽閉しているのは、真の王を拉致監禁して王となった、奸智にたけたオーリィ王。
    ドオアたちは知恵と魔法を駆使してオーリィ王に対峙するが、彼の方が一枚上手で、トレント王たちを解放してもなお、オーリィ王の悪事を証明することができない。

    しかしトレント王は、真の王であるオーメン王の実在を民たちに納得させ、オーリィ王の処分をドオアたちに託したのだった。
    ここが大人としてすごいと思うのね。

    子どもに判断を任せるということは間違える可能性もあるわけだけど、間違えたら全力で軌道修正するとしても、善悪の判断とそれに対する処置をいったんすべて預けてしまう勇気。
    それは、王の後継者としての心構えを教えることであり、王の判断は感情に支配されてはいけないということを実践を通して考えさせること。

    かわいい子に旅をさせることは必要だと思うけれど、失敗の内容におぜん立てしてあげたくなるのが親というもの。
    しかしここで、「任せたぞ」と潔く言えるトレント王は、後継者育ての達人だろう。

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