惑乱の公子 (ハヤカワ文庫FT)

  • 早川書房 (1986年7月5日発売)
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Amazon.co.jp ・本 (288ページ) / ISBN・EAN: 9784150200893

みんなの感想まとめ

狂気の王と妖魔の王の対決が描かれた本作は、妖魔の王が人間の侮辱に対抗し、威信を取り戻すために奮闘する姿が魅力的です。物語の中で、血の宝石による皮肉な展開や、聖なる乙女に恋する闇の公子の可愛らしい様子が...

感想・レビュー・書評

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  • 今回は狂気の王が妖魔の王に挑む。ナメた伝承が広まり人間に侮られ傷心した妖魔の王が、威信を取り戻すべくやりたい放題するのが微笑ましい。狂気の王は最後まで強者だったなぁ。クライマックスの美しさは1巻並みだ。装飾過多気味の格調高い文章が咀嚼しにくいけどクセになる。

  • ぶん投げたのは人間とはいえ公子の流した血の宝石でドゥニゼルが殺されてしまうの皮肉でめちゃくちゃよい…(よくないよ?!!)

  • 古書購入

  • かなり昔に完読。
    アズュラーンのファン。

  • 前作のような衝撃はなかったかなー。
    アズュリアズがどうなるか楽しみ。

  • ついに、ついに。
    人間達を弄び、死の王さえ手玉にとっていたアデュラーン自身がじわりじわりと追い詰められていく。
    遥か昔から紡がれた蜘蛛の糸にではなく、己の恋心ゆえに…
    恋とは心を狂わせるものだから、恋をしてしまったらチャズに有利なのは致し方ないことなのかな。
    一応、ここでシリーズの区切り。(第一部完、的な?)但し、続刊あり。

  • 『平たい地球』シリーズ第3作。
    今作は『闇の公子』に近い構成になっている。
    翻訳はやっぱり浅羽莢子の方が好みだなぁ。

  • 1から買い始めたハヤカワFTでやがて夢中になったのが、タニス・リーとディ・キャンプ&プラット。どうも当時から耽美と笑いは同時に欲しいタイプだったらしい。なかでも大好きだったのが「闇の公子」から始まる平たい地球シリーズで、「死」や「狂気」といった概念が公子という象(かたち)となって紡ぐ物語が、浅羽莢子さんの豪華絢爛な訳で、えんえんと綴られます。過剰で長尺、耽るにはこうでなくっちゃ。
    半美半醜の狂気の君、チャズをタイトルに据えた「惑乱の公子」は、チャズの物語であると同時に、闇の公子アズュラーンの恋の物語であり、恋の狂気、愛の成就は端緒となって、つぎの物語へと繰り延べられていきます。「熱夢の女王」「妖魔の戯れ」と続刊。表紙は萩尾望都に戻して欲しいなあ。

  • タニス・リーの文体は本当に癖になる。しかも、翻訳も浅羽莢子さんなんだぜ!

    たぶん一番有名なのは「死の王」だと思うが、シリーズの中ではこれが群を抜いて好き。最後は本当に壮大で壮絶で、読み終わってしばらく呆けた。
    アズュラーンは実はそんなに好きじゃないんだけど、この巻でだけはちょっと応援してしまった。

  • 平たい地球シリーズ:3

  • 平たい地球シリーズ3

  • これももっと★あげたい。アズュラーンだけでも十分に闇の君の魅力は発揮されているのに、今度は狂気を司るチャズが登場。チャズがアズュラーンにちょっかいを出してくれるので、ますます話は混線しつつおもしろくなります。混ざり合えない白の中の白と黒の中の黒の結果的純愛は、ぼうっとするほどの美しさ。

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