- 本 ・本 (432ページ)
- / ISBN・EAN: 9784150201142
感想・レビュー・書評
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挫折
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王妃に子供できないというアーサー王伝説での設定が主要な問題として正面に出るのは、さすが女主人公。伝説を背面から見るような感じだ。王妃に同情の余地はあるが、新興宗教にはまりこみそうな感じだなあ。
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アーサーは、キリスト教修道院で育ったギウィネヴィア(グウェンフィファル)と結婚。グウィネヴィアは、ことあるごとに、ドルイド教の慣習を守るアーサーを、キリスト教徒に改宗させようとします。アーサー・ペンドラゴンに従うケルトの民が承知するわけがないのに…「女が政治に口を出すと…」な展開です。
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メロドラマだ。ドロッとしたメロドラマ。読んでてしんどい。
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所在:実家
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アーサー王物語をモチーフにした作品。
アーサーを憎む妖姫モーガン・ル・フェイというアヴァロンの女王を、アーサーの異父姉にし、その視点から、物語を構成。
いろいろな女性と、その生き方が、生き生きと描かれる作品。
この巻ではアーサー王の妃、グウェンウィファルが登場。
高校生の頃(20年ぐらい前?)、この女性のことが理解できず、彼女の心情を語る部分はすべて飛ばしていた。
月日を重ねることは、理解力の幅が広がることなのだと実感。
マリオン・ジマー・ブラッドリーの作品





