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Amazon.co.jp ・本 (304ページ) / ISBN・EAN: 9784150201494
みんなの感想まとめ
女性の視点から描かれるトロイア戦争の物語は、強いフェミニズムのメッセージを持っています。主人公のカッサンドラは、予言の力を持ちながらもその言葉が信じられず、男社会に翻弄される姿が印象的です。物語は、母...
感想・レビュー・書評
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ホメロスのイリアス(トロイア戦争)を素材にしたファンタジーというか神話小説。最大のポイントはフェミニズム的であること。
主人公はトロイアのカッサンドラ。従来の母系社会に基づく権力基盤を有する女性陣(まずはカッサンドラの母親のヘカベー)と、それを乗っ取り男系社会への移行を図ろうとする男性(プリアモス王)の対立から始まる。全編を通して、男女の対立が、前述の社会体制の対立、旧来の大地母神信仰と新規のオリンポスの神々の対立(なお、神々は明確に存在し人間に介入してくる)、ことあるごとにマウントとってくる男に対する女性の反発が描かれる。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
所在:実家
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1996年7月17日初読
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ギリシャ神話のトロイア戦争を、トロイアの王女カッサンドラを主人公にして女性の視点でとらえなおしたもの。
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トロイ戦争をモチーフにしたファンタジー小説。主人公は予言の能力がありながら予言したことを誰にも信じてもらえない・・・というアポロンの呪いを受けた巫女カッサンドラー。
この作者の作品に多い、「男社会」に翻弄される女性のお話です。
トロイ戦争の別の見方ということで、お勧めです。 -
トロイア戦争を背景に、カッサンドラーを主人公に据えた作品。この人のファンタジーにはフェミニズムが色濃く出てます。女達の神から、男達への神への信仰の変遷。それは女達が人格ではなく、財産とされていく過程でもあったのです…。
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