- Amazon.co.jp ・本 (351ページ)
- / ISBN・EAN: 9784150202347
感想・レビュー・書評
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見習魔術師の主人公が、ひょんな事から召喚された魔物を師匠にするハメになるユーモア・ファンタジーもの。
シリーズ物で結構長めですが、これに出てくる「呪力」の概念や使い方がかなり気功のそれみたいで面白いです。
特に一巻目は主人公が見習いなので事細かに力を使うコツが出てきて、意外と参考になったりして。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
読み直しマジカルランド。
これは凄くはまったシリーズです。懐かしい。
世界観を掴むのに苦労しましたが、絶妙な掛け合いや言葉遊び、そうだったのか!と謎が解けるのが面白いです。
この頃の主人公のダメさ加減が好き。
挿絵の遊び心が大好きです。 -
ライトファンタジー。こんなどたばたコメディファンタジー大好きです。
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ドタバタなファンタジー小説。
最初は少し読みにくかったけど、中盤からどんどん面白くなっていった。
語りのテンポが良く、軽やか。
特に師匠と弟子のやりとりがすごく可愛らしい。
結構長いシリーズのようなので、続きも読んでみたい。 -
ドタバタ漫才ユーモアファンタジー。
挿し絵がえらい!
(1998年08月12日読了) -
「マジカルランド」シリーズ第1巻。
召喚した魔物は邪悪な魔界の生物…ではなくて、異次元世界で普通に暮らしてる魔術師だった。
こういう、王道ファンタジーを茶化した設定は大歓迎。
冒頭のエピグラフからして人を食った作品である。解説を読んだ時「やられた!」と思った。
オゥズ(表紙左)とスキーヴ(右)が師弟となって、魔術修業をしながら旅をする、そして敵の野望を挫くまでが1巻の内容。
二人の漫才さながらの遣り取りや、素っ気無いようでいて互いを気に入っているところにニヤニヤしたが、一番のミソは魔術師のくせに魔法を使えないことだと思う。
ピンチに陥っても、オゥズは手八丁口八丁で切り抜けてしまう。自分に都合のいいように人を動かす、口先の
鮮やかさといったらない。
だからこそ、ここぞと言う時にスキーヴの魔法が活きるんだな。
話の運び方が上手いなあ、と始終感心した。
魔法を乱用しないこと、「魔術の威力よりも、魔術を制御する方が大切」という考え方。ここらへんゲド戦記と
通じるものがあって好きだ。
コメディタッチなので、難しく考えないで楽しめた。 -
訳が天才。
何か久々に挿絵のある本を読んだ。 -
見習い魔術師のスキーヴと、その師匠の魔物・オゥズのコンビでお送りするドタバタファンタジー。世界観はちょいとSF寄りですが。本作では2人の出会いと、次元制覇をもくろむ悪の魔術師、イッシュトヴァーンの対決が……と書くと大スペクタクルっぽいんですが、実のところ(以下略)
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このシリーズは、洋物ながら結構好きでした。